「なつぞら」でフューチャーされたモデルの人たちの買える作品や見れるところ
先日放送が終了したNHK連続テレビ小説「なつぞら」。この話は今までの朝ドラと同様にモデルとなる人物を元にオリジナルの脚本を描いている。史実にあっているところもあるが、オリジナルにしているところもある。
広瀬すずが演じた「なつ」のモデルは、日本のアニメ創世記に東映動画で活躍した奥山玲子をオマージュしている。長編第1作目となる『白蛇伝』に動画として参加など、同じ部分もあるが当人は孤児ではなく良家の子女で東北大学まで通っている。
彼女や日本のアニメ創世記の人たちのインタビューをまとめたのがこちらの書籍
また「なつぞら」の注目で廃刊だった奥山玲子の絵本「おかしえんのごろんたん」も再刊された。
全てはなく「おばあさんとあひるたち」のように中古市場でレアになっている絵本もある。そのうち再刊されるかもしれませんね。
また一休さんのモデルとなった、小田部羊一とのストーリー。まさに『なつぞら』の元となったストーリーが実際の話で刊行されている。
晩年にもっとも力を注いだ奥山玲子銅版画集も刊行された
朝ドラを見る多くの女性をノックアウトした吉沢亮が演じた「天陽くん」のモデルとされる。神田日勝の本も売れているそうです。
北海道にある神田日勝記念館も入場者が増えているそうです。
北海道に行けば、ストーリーでも出てくる馬の絵の本物の作品が見れますね。
最後に中で出てくるアニメの資料集も出ています。
「なつぞら」のアニメーション資料集[オープニングタイトル編](小冊子)
- 作者: アニメスタイル編集部
- 出版社/メーカー: スタイル
- 発売日: 2019/09/01
- メディア: ムック
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この朝ドラを見た後の、なんか広瀬すずに対するおばちゃん、おじちゃんが甥っ子や姪っ子を見る感覚不思議です。
白砂糖が体を冷やす!骨を溶かすと言い、黒糖やハチミツを売りつけるナチュハラの皆様
ナチュラリストの皆様にとって白砂糖は、毒に等しいもののようです。
なので、自然派指向の店に行くと黒糖やハチミツで作ったクッキー、色が濁った精製の甘い黒糖などが売られています。白砂糖食べるなんて、とんでもないと目を剝いて怒られてしまいます。
では、その考えの元になっている話についてつらつら眺めてみます。
白砂糖は体を冷やして冷え性になる、女性は御法度
この話の元となるもっともらしい理屈で多いのは、白砂糖を接種した場合血糖値が上昇する。そうするとインスリンが分泌され、血糖値が下る。血糖値と共に体温が下がり冷え性に繋がる
というものです。
これには、いくつも間違いがあります。まず、最近の炭水化物カットのダイエットしている人はどっかで聞いた理屈かもしれません。これは炭水化物の糖質でも同じで、これがダメなら米もパンも、クッキーもだめです。
自然派指向の店で売ってる黒糖クッキーなんて、まったく意味がない事になります。
また、血糖値が下がり体温も下がるというのは量の概念が間違っています。
健康な人なら人の体は均衡を保つため体温は下がっても元に戻ります。低血糖によって冷感、悪寒が出たらそれはもう糖尿病なので、いますぐ入院すべきです。
黒砂糖は精製された白砂糖より体によい
これも量の概念が抜けています。たしかに黒糖にはミネラルがはいっていますが、砂糖に入っているミネラル成分は非常に微量なのでほとんど吸収されません。ましてや、大さじ一杯とか調味料として溶かしたりしたらほとんど残っていません。
そして主成分のショ糖は同じですから、体に良い悪いはショ糖の取る量の問題で黒か白の問題はないですね。
黒砂糖でも白砂糖と同じくらい甘く感じるまで量を使えば同じです。
ミネラルで、接種した糖が帳消しになるわけではありません。沖縄のおばあが長生きしてるのは健康的な生活してるだけです。
白砂糖は骨を溶かしてボロボロにする
これも、雰囲気科学でいくつかの説が出ています。
これも、副甲状腺ホルモンが分泌され血液中のカルシウムを補うために、骨粗しょう症がおきる理由はいろいろな理由があり、単純なカルシウム不足、ビタミンD不足、日光浴不足、加齢、運動不足などです。
食塩や糖分を摂りすぎるも一つの理由ですが、これはもちろん黒白の話と同じで、白砂糖だけの話ではなく他の砂糖でも同じです。接種したショ糖の量の問題です。
白砂糖は薬品で漂白している
これもよくある噂で、砂糖も塩も不純物を凝集・沈殿させ濾過したり、活性炭などに吸着させ取り除いたりするもので漂白など化学的な処理は行っていません。天然塩も白いでしょ?
みんな、小学校の理科で結晶とか顕微鏡でみなかった?純粋な砂糖の結晶は無色透明です。透過度と反射の問題で白く見えます。氷が白く見えるのと同じです。
甜菜糖は?
甜菜糖は体に良いのは、ここでも書きましたがオリゴ糖もしょ糖の分類ですが、腸への効果で砂糖より良いとされています。
三温糖に関しては加熱の色で、成分ほとんど白糖と同じ。
健康志向の意識が高まると、その商売にオリジナリティある理屈が必要になります。
現代の科学・医学がすべて正しいとは言いませんが、バランスの取れた情報取得ができるようにしないと、いろいろな嘘にだまされますね。
いろいろ調べると、結局いろいろなものも食べ過ぎ、摂り過ぎ、不規則が問題のようです。
『抗がん剤は癌を何倍にも増やす増ガン剤でしかない』という、またアホなまとめがあるので反論まとめ
またまた、自分が癌でもないくせに、こういうデマをバカみたいに拡散する恥さらしがいるので紹介しておく。
1985年:米国の国立ガン研究所(NCI)所長が「抗がん剤は全く効果がなく、無力である」と上院議会で証言
1980年から1988年まで所長をつとめたヴィンセント・デヴィータは、「複数の抗がん剤を組み合わせる」治療法の基礎を築いた方なので、こういう事を言うのはありえない。
ヴィンセント・デヴィータは、抗がん剤の4剤併用化学療法で当時ほぼ0%であった進行期ホジキンリンパ腫の治癒率を70%にまで上昇させた。その後も乳がんの術後化学療法で再発率を下げる手法を確立したり化学療法に尽力した医師です。
上院議会の発言は全て議事録に残りますが、そういうデータもありませんし、きちんとソースを指摘した発言もありません。この嘘はなかなかひどいです。
しかもけっこう拡散されていて、だいたい見ると自分のとこのワクチン売ってたり、サプリを売ってたり、鍼治療で癌が治るとか言ってる恥知らずばかりです。
そういうなら、NCIを見習って自分達を治験データを公表すればいい。
しかも抗がん剤ってどれよ?すごくいろいろあるし、血液系の癌と大腸癌と脳腫瘍とかで全然違うんですけど?
しかもしれっと言ってるけど1980年ってモスクワオリンピックの年で昭和55年っすよ?その時の情報で今の医療を判断するの?
じゃあ、その時に新発売されたゲームウォッチで、今のスイッチとプレステの評価をしてみてよ?
1988年:NCI自体が「抗がん剤はガンを何倍にも増やす増ガン剤でしかない」と公式に断定
これも、まったくソースがない。NCIのレポートでそんな単純な結論になるはずもないし。それ移行も抗がん剤の治療を薦めています。公式に断定したら、なぜNCIはまだ抗がん剤治療の研究を続けているの?得意の製薬会社の陰謀かい?そんな開発に手間のかかる薬売るより、対象が広くて作るの簡単な風邪薬売ってるほうが儲かります。
1993年に代替医療費が西洋医療費を上回って以降、アメリカ人のガン死亡率は毎年減少している(逆に日本人のガン死亡率はここ30年激増している)
日本人のガン死亡率が上がっているのは、高齢化のためです。むしろ保健状況の良い証明です。 また、93年はすでに28年前で、この頃の癌治療においては効果は期待できないものも多く代替医療に走った人がいたのは事実ですが、ガン死亡率が毎年減少とは関係ありません。
むしろNCIからは、抗がん剤の真価と喫煙率の減少の効果を予測するレポートが出されています。また、被保険者や移民が多く統計に出ない事もあります。被保険では、抗がん剤は“使わない”のではなく、“使えない”のが現実です。
今の日本のネットが恐ろしいのは、この情報はいろんなところに拡散されているのですが、誰も英語の元ソースや、公式なレポートを読まずに人の勝手な解釈を拡散している事ですね。もう口裂け女の話のようですが、実際の医療への無為な逆風になることもあるので、バカの中でも達が悪いです。
1988年国立ガン研究所(NCI)が「抗がん剤は癌を何倍にも増やす増ガン剤でしかない」という公式発表をした後、1992年アメリカでは国立衛生研究所(NIH)に「代替医療部」が発足した。そして1993年に代替医療費が西洋医療費を上回って以降、米国のガン死亡率は、毎年減少している。
ちゃんと、その後の話が出ているのに言わないのは、なぜでしょう?
1992年にアメリカ国立衛生研究所(NIH)にアメリカ国立補完代替医療センター(NCCAM)が設置されたのは事実です。
ただNCCAMが実施した数々の臨床試験では,病気の予防や治療に対して代替医療アプローチが有効であるという科学的エビデンスの確立には至らず、国民やメディアから税金の無駄遣いとして厳しい批判を受けました。
これによって、NCCAMの現在の研究の主な部門は「代替医療」から通常医療を補う「補完医療」にシフトしている。
そして、2014年「代替」を意味する「Alternative」が名前から取り除かれた。現在はNational Center for Complementary and Integrative Health(NCCIH)。国立補完統合衛生センターもしくは国立補完統合健康センターと訳される。したがって、NCCAMはもう存在しない。ちゃんと資料で出てくるのに出さないのは、意図したミスリーディングですね。
抗がん剤は強い発ガン物質であり、投与すると別の臓器や器官に新たなガンを発生させることが判明、アメリカ政府は「ガン戦争」敗北宣言。しかし日本の製薬メーカー、医学界、厚労省、政治家、マスコミは箝口令を敷いてこの事実を完全に隠蔽した
ノイローゼ?精神科に行きましょう。
そんなにマスコミに袖の下配ってたら会社成り立ちません。
1985年米国の国立ガン研究所(NCI)所長が、議会で「抗がん剤は全く効果がなく、無力である」と証言し、1988年にはNCI自体が公式に「抗がん剤はガンを何倍にも増やす増ガン剤でしかない」と断定しているのに、日本の厚生労働省は、この事実を日本人には公表していない。
ま、言ってないからね。そりゃ伝えんわな。
とにかくゲノム解析がはじまり、IPS細胞が可能なこの時代に、なぜ30年以上前の時代の話で今の医療を否定するのか、まったくわかりません。
時代は進んでいます。テクノロジーを、ちゃんと調べてからでもサプリを飲むのは遅くありません。
スマホはドラエモンの中にしかなかった時代で、自分の治療を見誤らないようにしてください。またこういう事も含めて子供にメディアリテラシーを教えるべきですね。
以前にも書いた、これも参考に
光免疫治療の治験結果が公表されだしました
以前にもとりあげた、癌治療のネクストフェーズである近赤外光を使用してがん細胞を死滅させる光免疫療法。
治験が進んできた結果が、発表されてきています。
この治療法は米国国立がん研究所(NCI)の小林久隆主任研究員が中心となって開発。
楽天メディカルが事業投資し、実用化を目指し臨床試験が始まりました。
発表されたデータでは、約30人のフェーズ2aの頭頸部(けいぶ)がんの患者に治験を行い、4人はがんが消え、9人は縮小したとの事。ただ、治療による重篤な有害事象も3人に確認されている。
これまで抗がん剤などの効果で、縮小や食い止めるなどの結果から少ないとはいえ完全に消えた報告は癌患者へ希望をもたらします。
臨床試験はフェーズⅢで次の段階へ
今、ヨーロッパ、アメリカ、日本などで同時に治験がはじまっています。
日本でも新薬や新たな治療法を短期間で審査するための「先駆け審査指定制度」の対象に指定され、まずは先の結果をあげた頭頸部(けいぶ)がんの治療法での承認を目指す。
これから、重篤な有害事象の原因や把握。他の免疫療法との相乗効果、近赤外線の幹部への治療の精度の向上などが進んでいきます。
すでのマウス実験でチェックポイント阻害剤との組み合わせで効果が向上する報告もあがっているそうです。
現在医療の否定的な人は、重篤な副作用の危険性を訴えるでしょう。でも患者にとってみれば、寛解の望みがある「がんが消えた」という報告の魅力は何者にも変えがたいでしょう。
そして治療コストが重要
光免疫治療がこれだファーカスされるには、やはりそのコストが大きいでしょう。
患者に投与する近赤外光を吸収して化学反応する特殊な色素を組み合わせた治療薬(抗体薬物複合体)も安価に製造することが可能で、近赤外線の照射も今までの機械と同じもので大丈夫です。
内視鏡へ仕込んだ光ファイバーでも照射でき、かなりターゲットを絞った照射が可能です。腎臓や内容の奥や、繊細な臓器を裏側などの手術しにくい場所でも治療できる可能性を残している。
多くの患者に届けるために、このコストの問題は大きいです。
最新の放射線治療のように数億円もする高価な機械でないとできなかったり、治療薬が保険適用してもさらに高価では多くの人が使うには難しいでしょう。
いろいろな治療がゲノム解析から、新しい扉を開くのをこの目で見たいものです。
ヤシノミ洗剤でエコとか地球にやさしいというのはウソだよね?
自称エコロジストやナチュラリスト達が、こぞって使うヤシノミ洗剤。川や海の汚染の一つの要因として家庭の洗剤が問題視されていた際に、石油原料でなく植物性洗剤で洗浄力もあるパーム油を使った洗剤が80年代から注目されはじめました。
オーガニックやデトックスなどしている環境に意識高い系の主婦達もこぞって、このヤシノミ洗剤を使いはじめます。石油原料のほうがコストが安いが、排水後の汚染の原因物質を残さないという点で今でも使い続けている人が多いでしょう。
1つめの意図的フェイク
まず、この手のヤシノミ洗剤のロゴやラベルに使われるイラスト、だいたいこういうイラストで南国、ハワイなどにある椰子の実(ココナッツ)がついたパームツリーが使われている。もうハワイ感満載です。
おのずとユーザーは、原料となるパーム油は椰子の実やパームツリーを思い浮かべています。
ところが、この原料となるパーム油は主にアブラヤシという椰子の種類から精製されています。
写真を見ると、パームツリーよりもかなりワイルドで実は毒々しいものだとわかります。海沿いのビーチとかではなく熱帯雨林のジャングルに主に生育し、かなり早い速度で実を実らせます。商業化には、効率のいい植物です。
もちろんパームツリーの椰子油からも作る事ができますが、そんなものであれだけ大量の洗剤を作ればハワイからパームツリーがなくなってしまいます。
巨大なプランテーション(大農園)がないと、世界の消費に耐える量のパーム油は作れません。
このイラストは単なるさわやかなイメージだけを想起させるために使われています。はたして、意識高い系の主婦達はこの毒々しい実の写真でもヤシノミ洗剤を買うのでしょうか?
大規模プランテーションにより森林破壊
食品にも使われるパーム油の需要は世界的に増えています。今までジャングルでしかなかった土地で効率のいい換金作物を育てられるなら、途上国の農民はもちろん飛びつきます。
これに伴い、アブラヤシの主な生産地であるマレーシアとインドネシアではジャングルをどんどん焼いて大農園を作ってしまいます。つまり結局のところ、環境破壊を抑えるために使い続けたヤシノミ洗剤でどんどんジャングルが破壊されていきます。
ジャングルを生息地とした、ゾウ、オランウータン、トラなどの減少がはっきりと報告されています。
2019年未曾有のアマゾン森林火災の原因の一つ
このジャングルの大規模プランテーション化は、ブラジルのアマゾンでも行われています。2019年未曾有のアマゾン森林火災は、この焼き畑がひとつの原因となっています。地球の肺と言われているCO2を酸素に変えるアマゾンのジャングルは、大豆やアブラヤシの畑にするために減り続けています。もちろん、そこに住む動植物達も追いやられます。
先進国から非難の声があがっていますが、自分達がとっとと工業化を終え豊になってから、CO2のために森林を途上国に守れというのは、途上国側からは納得のいかない理屈でしょう。
ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領は、経済活動のためにこれを黙認しG7で他国から指摘されても逆ギレしています。
世界の市場で求められているパーム油を求め続けているのも、その先進国の市場なのです。もちろんそれはエコのためにです。
ガーディアン紙が名指しで中国のプロパガンダに使われていると毎日新聞を指摘しているのに、まったく話題に上らない
イギリスのガーディアン紙はロンドンに本拠を置く大手日刊新聞で、1821年創刊。フィナンシャル・タイムズやインデペンデント、デイリー・テレグラフ、タイムズなどと同列に扱われる大手紙だ。
この中国のロビー活動は、暗黙のうちに認知されていたが大手メディアがしっかりと記事にするのは珍しい。
かなりセンセーショナルな内容なのに、日本のメディアでは取り上げられない。
記事の中でグラフとともに紹介されているのは、中国がロビー活動で各国の新聞に中国に有利は発言を働きかけているためにスポンサードしている度合いをグラフで示していいる。
これを見ると日本の毎日新聞が飛び抜けていて、6.6 million で約7億円あたりも広告売り上げを受けている。アメリカ全土の合計よりも予算が割かれているのがわかる。
なにも、共産主義の政党を支援しなくてもお金でスポンサーとして広告を出せばメディアの主調はコントロールできると言うことだ。資本主義なので、だれに遠慮することもない、合法的にお金を出して広告を出しているのだ。
チベットやウイグルの問題が報道されず、BBCなどでしか取り上げられないのはこのためだ。
ドナルド・トランプ大統領のやることは眉をしかめるような事も多いが、この事実をtwiiterでつぶやいている。彼は問題や片寄った発言も多いが、こういう事を空気読まずにいうのは、ある意味逆側には想定外かもしれない。
China is actually placing propaganda ads in the Des Moines Register and other papers, made to look like news. That’s because we are beating them on Trade, opening markets, and the farmers will make a fortune when this is over! pic.twitter.com/ppdvTX7oz1
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) September 26, 2018
毎日新聞は、この指摘に対してまったくスルーで無反応。
そして国内の他のメディアもこれをローカライズして放送することはない。都合のいい時は、「海外では」なんて、よく使うのに。
日本のメディアが信用に値しない事が、どんどん進んでいる。
アメリカでも新聞は買収されている
アメリカでも2018年9月「ニューヨーク・タイムズ」「ワシントン・ポスト」の両有力新聞が同時に尖閣諸島は魚釣島で、元々中国の領土だという広告を掲載した。
このように数と量で世論を形成しようする動きを「China Watch」という、わざと広告では無く取材記事風に見える広告で展開している。
広告の予算でエビデンスを置いて記事を構成するのであれば、完全なプロパガンダ込みの中国共産党の機関紙だ。
政治に関して語る資格があるのか?
このような姿勢での与党批判や、領土問題への意見は素直に聞くことができない。
残念ながら、世界の各紙で同時にこのような論調は流され次第に信憑性を帯びてくる。タイミングをコントロールして出しているから当然だ。
むしろ、批判するメディアが跳ねっ返りに見えてしまう。
残念ながらグローバル資本と独裁は、とても相性がいいようです。お金でメディアをコントロールできるのであれば採算を考えない独裁国家は最強です。
もちろんアメリカも、同じ事をやった経緯はあります。後から見ればベトナム戦争のどこに妥当性を主調したのか不思議です。
ファクトではなくプロパガンダに左右されるメディアなら、左派系の彼らが一番嫌う独裁や人権蹂躙に加担しているという事ではないのか?
日本が軍国主義に走るときに暴走を止めれずに加担した毎日や朝日は、その反動から全共闘世代が入る左派新聞になったが、はたして右か左かの問題だっただろうか?
独裁に力を貸さないのが先ではなかったのか?
人権がまず先に来るんではないのか?
ウイグルやチベットが、あれだけの情報や証言でフェイクニュースだとは考えにくい。
お金をもらって、その事を黙認するなら、負け戦とわかりつつ大本営の嘘を流し続け多くの若者を死にいたらしめたあの頃とどこが違うのだろう?
小泉進次郎の揚げ足取りに必至だけど、逆にわかっていない事を露呈するマスコミの皆様
小泉進次郎氏のニューヨークでの共同会見での「気候変動のような大きな規模の問題に取り組むことは、楽しく、クールで、セクシーに違いない」と英語で述べた事について、嘲笑されたとか、バカにされているという切り取り記事が見られ。
特にリベラル系の新聞は、ここぞとばかりに揚げ足取りに必至ですね。
そもそも、このsexy発言は、空気を読めてない発言なんだろうか?まして、リベラルフェミニストなんかは女性がまわりにいるのに下品な表現だとか言っている。
ところが情報を追いかけると少し違う背景が見えてくる。
この発言をした時に、同席していた女性議員の1人が。
彼女の以前の発言が動画に残っている。
Rio+20: Christiana Figueres, UNFCCC Executive Secretary
今こそ、グリーンセクシー(環境セクシー)に取り組む時であり。という表現を意図的にセクシーを入れてスピーチしている。
また2017年のThe Gryphonの記事でもLet’s make sustainability sexyというタイトルに使われるように頻繁に使われている表現だと言える。
つまり、彼女の以前の発言などのリテラシーを取り込む、ウィットにその表現を取り入れた発言だったと言えるでしょう。
ロイターの指摘のように、これからちゃんとやります。って宣言したけど、中身は何もないじゃん!という指摘も当たってるけど。sexyにフォーカスするのは違う気がする。
ま、具体的なのは、この前就任したばかりだから、これから真価が問われるだろうね。
いい加減、言葉尻で追い落とすだけの報道はやめたらどうだろう。
以前にも書いた、情報のトリミングで恥をかかないように、いろいろな情報を英語でいろいろなメディアで取得できるように教育することは、この時代とても大事な事ですね。
マスコミという出島で情報は加工されて出てきたものを世界の評価としていたら、黒船が来るまで取り残されてしまう。
また、これだけ表現豊かな日本語で原文の本意は伝えられないはずはなく、真摯な姿勢のメディアの登場を願うばかりですね。