ヤマザキパンがカビない話をいまだに「これ知ってる?」って書くの恥ずかしくない?
渡辺雄二という「買ってはいけない」シリーズをたくさん執筆しているジャーナリスト(?)がいる。肩書きは科学ジャーナリストらしい。
千葉大工学部合成化学科を出たらしいが、理系ではあるが食品についての研究を専門にやったわけではない、消費生活問題紙に入社してからいきなり、このような記事や出版をはじめた。
調査したと言っているが、彼は特に研究や実験をしたわけではなく全て情報源は他人の取材である。
言っている事の全てがデタラメではないが、彼の極論やミスリーディングを意図して誘う文章、間違った認識がかなりのナチュラリストなどに浸透し、ノイジーマイノリティとして世論をゆがめていると思う。
やりだまにあげられたヤマザキパンの臭素酸カリウム
もっとも最初に流布された話が、この「ヤマザキパンはカビない」の話で臭素酸カリウムというヨーロッパでは禁止されている発がん性の物質をいれているのでヤマザキパンは不自然にかびないのだという話。
まず一つ目の誘導的理論展開は、名言こそ避けているが臭素酸カリウムがとても特別な物質であるように書かれています。例えばヤマザキパンのせいで、人が口にするはずのなかった発がん性物質を体内に入れてしまっている、というニュアンスです。
しかし、この臭素酸カリウムは実は普通の水道水にも含まれます。魚肉練り製品などにも入っています。ちなみに水道水の臭素酸カリウムは浄水器では除去できないです。除去の対象になっていません。
パンに入る臭素酸カリウムは非常に微量で、ましてや高熱で焼き上がったあとはほぼ残っていないと思われます。化学物質の有害無害の話をする時に「量」の話を無視して話しするのが、こういうトンデモ科学の人たちの常套手段です。この程度デトックスできなかったら、人はとっくに死んでます。
例えば和歌山カレー事件で猛毒のイメージがあるヒ素ですが、米や海産物にも含有されますが食品安全委員会でも健康被害は報告されていません。
私たちは一生のうち、どれだけ米を食べているでしょうか?
一度に接種する「量」の問題なんです。一度に多く接種すれば塩でも醤油でも命の危険はあります。
そして臭素酸カリウムのパンへの使用は2014年以降は行われていません。アメリカではまだ一部使われているようですね。
国産小麦神話とカビ
二つ目は、臭素酸カリウムは防カビに使うものではないということです。
小麦を扱うメーカーの人に聞けばわかりますが、よく最近のパンなどで国産小麦使用を売りにしたりしていますが、国産小麦はパンに使うにはオーストラリア産などと比べて優れた小麦ではありません。
ランクとしてはオーストラリアやアメリカ、カナダの小麦に遠く及びません。海外の小麦のほうがグルテン含有量が多いためパンが膨らみやすくパンに使うのに向いています。この臭素酸カリウムはパンに向かない国産小麦をふっくら焼くために使っていたそうです。
この時点で完全に科学的視点は抜けている論だと言えます。食べる食べないを置いておいて臭素酸カリウムを大量に入れればカビないかというと、そんな事はありません。その程度の実験もせずに、こう言うのは最初から結論がありきだからです。
そしてカビるカビないの話は簡単で、家で焼いたパンのほうが早くカビて、ヤマザキパンがかびないのは衛生管理された工場でつくっていないからです。
カビはいたるところにありますが、家でパンを焼くときにエアーダスターで全身のほこりを取り、1日ごとに消毒される服に着替え髪の毛も完全に帽子で覆い焼く人はいません。もしも同じ食材で焼いても大手メーカーの工場内で焼けばカビの発生は遅くなるでしょう。ただ、それだけの事です。
家で焼いたパンは作った時点で、すでにカビの菌がたくさん入っているだけです。
もちろん先ほどの量の概念で、その程度口に入れても健康に害はありません。
画像のイメージで洗脳されるショートシンキング層
これは温暖化の時の南極の氷がバーッと割れる映像と同じです。なにか、とてつもなく氷が溶けているイメージは言葉だけで聞かされるよりも温暖化を強く印象づけられます。
このアメリカの元副大統領アル・ゴアが行ったメディア戦略はアメリカの高度な広告映像などをつくる手法で作られています。
実際には南極の氷は、夏になれば昔からあのように溶ける時期があります。最近は冬の寒冷期が長く全体的に南極の氷が増えている事が報告されています。物事を熟慮しない層は思想を誘導されているわけです。
それは映像もふくめて「雰囲気」で、善し悪しの判断をゆがめられているのです。
もちろん、そこには大きな作為が感じられます。
大手メーカー=悪という構図で、機械的な工場は添加物を多く使用しているという安直なイメージを、事実の断片をつなぎあわせて補完していきストーリーを作ります。
映像の時代になった今は、ヤマザキパンと家で焼いたパンに日ごとの変貌の仕方を画像で見て強烈なイメージとして焼き付けます。
アメリカは移民や貧困層なども多く、実は文字を読めない層(英語)が多くいます。映像による扇動は選挙でも見られるように大変よく使われています。
ほとんどの人が大学を卒業もしくは最低でも高校を出ている日本で、なぜこんな非化学的な事が雰囲気だけでまかりとおるのか?広告で作られたメディアのマナーが悪いように思います。
ある意味炎上芸人
ひとつの本を見るのでなく、これまでどのような本を出しているか見るとわかってきます。
この本の一覧を見てると、たとえて言うならこの人は何を芸にしているのがよくわかる。30年近く科学ジャーナリストだと言うが、ラボで研究したことも実験を繰り返したこともネイチャーに論文を書いたこともない。
この人の言うことと食品衛生学の教授との言葉のどっちを信用するかを、記事を見た人は、よく考えたほうがいい。大学の教授がすべて正しいとは言わない。ただ、この並びを見ていると反響があり売れるから続編を出しているようにしか思えない。
先にバズりそうな議題を見つけてから、それを補てんする噂や風評、都市伝説を集めて断片をつなぎ合わせる。
自分の身体に入れるものの事を真剣に考えようと言う、それなら自分の脳に入れる文章も真剣に考えよう。
すくなくても、読んだ本が訴える説の反証くらいは探してみよう。
何をもって高潔とするのか、自慰行為よりも深きカトリック教会の罪
カトリックの神父は貞潔の徳を極めて重要と考え性行為や自慰行為さえも禁じたストイックな生活を営んでいる。
貞潔とは、性欲のみごとな人格的統合であって、それによってもたらされる肉体と精神を併せ持つ人間の内面的な統一を意味する。人間が肉体的かつ生物学的世界に属することを示す性欲は、人格と人格とのかかわりの中で、男性と女性とが時間に捕われることなく互いに全てを贈り物とする時、人格的かつ真に人間的なものとなる。したがって、貞潔の徳は人格の統合と全面的な自己贈与を含んでいる
それは情欲を抑制し高潔な人格を得るためであるそうだ。細かい宗派により差はあるが、現ローマ法王も「独身制は永遠です」と語っている。
高潔という言葉に反して最初にTIMEに掲載された、この記事はショッキングな内容だ。
ペンシルバニアの司教は7歳の女の子を強姦し、別の聖職者は9歳の男の子にオーラルセックスをさせ、その口を聖水で洗ったなどショッキングな内容で、1940年代から延べ1000人の子供達がペンシルバニアの約300人のローマカトリック聖職者の犠牲になったというものだ。
聖職者に固く口止めされた表立たない例を含めると、犠牲者はもっと多いのだろうろ予測されている。
政治や法曹界が、このタブーを避けてきたことが被害者を増やし、すでに加害者の多くが亡くなっていると告げている。
大陪審は再三この事実から目をそらし告発された聖職者達を警察に突き出さず被害者に秘密保持協定を結ばさせ、聖職者達を治療施設に送り事実上法の裁きを受けずに終わらせた例も多く報告され。事態の抑制にならなかったと述べている。
これだけの問題がおきていても貞潔の徳は必要なのか?
この問題はアメリカで起きた問題だが、アイルランド、メキシコ、オーストリアといった国々でも訴訟が起き、イギリス、オーストラリア、オランダ、スイス、ドイツ、ノルウェーにおいても行われてきた性的虐待が問題となっている。
どう考えても、性欲の問題を自身で律する事ができていないわけである。
日本のお坊さんでも宗派により自由度が違い密教などでないかぎり、自由な宗派もある。
たしかに、普通に結婚して、近所のスナックにも飲みに行っておねえちゃんと肩組んで歌っているような坊さんに「人間の徳とは」とは語られても値打ちがない。
ストイックで高邁な精神はけっこうだが、それで犯罪者が増えたらなんのこっちゃわからない。なんなら、この人たちは自分の犯した子供達の親の懺悔とか聞いてて「悔い改めよ」とか言っちゃてるわけです。
盗人猛々しいとかこの事です。お前が「悔い改めよ」って感じです。
もちろん、きちっと守っておられる神父様のおられるのですが、この問題を真摯に改善しないとカトリック教会の信者は減るように思います。
ローマ法王が異例の全信者宛て書簡
8月20日のローマ法王フランシスコから全カトリック信者宛に異例の書簡が発表された。
全世界の当てて書簡を発表するのは、歴史上はじめての例でそれだけ今回の問題の表面化が深刻な問題であることがわかる。
杉田水脈の『新潮45』のLGBTに関する記事は、言いたい事はわかるが国語力がない事が悲劇
杉田水脈が『新潮45』に寄稿した記事に関して野党も批判し、なんでも政権批判に結びつけたい人も乗っかって話題になっている。
最近よくある記事の部分的な「物言い」が抽出(トリミング)され、どんどん一人歩きし様々なイデオロギー主張に利用されていく。
ましてや文中で批判された朝日新聞、それに連なるリベラルメディアのアレルギー反応は相当なものだ。
原文読んでみた
やはり原文の全部を読まないで批判するのは良くないと思い、新潮45の寄稿を読んでみた。ま、元々なんでも乗っかれる材料を探してイデオロギー主張に利用する人たちは文章の本意なんでどうでもいいんだろうけど。
まず、もちろん突っ込みどころを与えたのは国語力の問題だ、すでにメディアで取りざたされているが「子供を産めない事を生産性がない」というところと「LGBT」でない事を「常識」、「普通であること」と言ってるとこだと思います
たしかに、この文言は当時者でない私でもあまりいい印象は持たない表現です。
ですが、文全体で言っていることは最近の欧米のメディアでも、よく言われている事でめずらしい話ではありません。
しかもLGBTの中でTを別に扱うべきだとか、当時者へのヒアリングなどむしろ、そのあたりのオッサン議員よりもきちんと対応している感があります。その中で、税配分のプライオリティとしては母数から考えて優先事項が他にあるんじゃないの?という意見です。
以前にも感動ポルノについて書いた事があります。
個人的には、既視感がある話です。人の注目を集めるのは感動的でないとダメなんですという考え方です。感動も求める人は、自分の思っている悲劇や感動も対象者に期待するという話です。それはソーシャルグッドにも繋がる話だと思っています。
ソーシャルグッドへの批判
数年前から企業が広告に社会的貢献の取り組みを加味することがトレンドとされ、様々な広告に取り入れられてきた。
難民支援、エイズ、シングルマザー支援、環境、LGBTなどCSRなどとして行ってきた活動にストーリテリングを持たせて広告に利用し認知や社会的インパクトを印象づける戦略としてソーシャルデザインされてきました。
もちろんNPOやNGOも、多額の予算を得るために広告プランナーと一緒にキャンペーンなどの企画デザインに参加します。
ただ、世間がそういうものをたくさん見かけるようになってくると、あざとい狙いだけが見え透いて来るものも多く出てきます。
その中で使いやすいもの、目立つものを使用し安直なものには「なんだ、いい事してるって言ってるけど金儲けのために利用しているだけじゃん」という事を多く聞かれます。事実そうなのだから、しょうがない。
いくつもの大手企業の役員が、本当にLGBTに理解があるわけではありません。ただ広告トレンドだから代理店に言われるがままそういしているだけの場合が多く。ちょっとした言動や他の企業活動との齟齬で突っ込まれたりすることもしばしばです。
もちろん素晴らしい例もあり、すべてを批判するものではありません。作り手が本気でレスペクト持って作れば素晴らしいものができます。ロンドンパラリンピックのCMはもっとも気持ちいいひとつです。
今までのパラリンピックのものが「見に行ってあげよう」というノリのものだったところに、このCMはMeet the Superhumansと「こいつら超人じゃね?ヤバイくね」というノリですごくパラリンピアンをクールだと描いています。最も成功した例ですが、作り手の気持ちが見えます。
ただ残念ながら、利用しているだけ感が見えるものがたくさん広告代理店により生み出されてるのも現状です。
彼女は言ってるのは社会設計がソーシャルグッドでおかしくなってる。という話
彼女の寄稿を全文読んでいると、朝日新聞につならるリベラルの人や議員達がソーシャルグッドの波に乗ってLGBT支援を公的に組み込もうとしてるけど、いやいや社会設計の優先順位として子育て支援のほうが優先しょ?ってしごくまっとうな事を言ってるっわけです。それは、数の分母が違うから。
日本の各自治体がドバイみたいに金持ちならいざ知らず、税金から得られる予算はかぎられるので、予算は優先順位をつけて配布しなければならない。
なのに一部の政治家がLGBTを人たちを思うのではなく、LGBTに理解があるっていいじゃん!って思う人たちの支援を取りたくて自治体の予算に無理矢理組み込もうとしてるということです。
実際のLGBTでもきちんと読んで、別に反論ないと言う人もいる
twitterで数人のゲイの人たちが、ちゃんよ読んだけど私は別におかしな事は言ってないと思うという冷静な意見を表明もしていました。
言葉狩りが先行して、マスコミは「生産性」という言葉遊びに終始し根本的な話にまったく踏み込まず浅い議論で終始する。
ファスト思考の典型ではないでしょうか?日本はマスコミも含めてスロー思考をきちんとしないとまずい事になるような気がする。
なにより、主張するほうも取材するほうも読むほうも国語力である。大学まで母国語で勉強できる国は世界に少なくない。LGBTや安保などセンシティブな話をするときこそ国語力が必要だと思う。
オーストラリアの科学者が、癌細胞を永久的に眠らせる今までとまったくアプローチの違う新薬を開発
オーストラリアのJonathan Baell(ジョナサン・バエル)教授、Tim Thomas(ティム・トーマス)、Anne Voss(アン・ボス)准教授のチームは、マウスのがん細胞を永続的に休眠状態に置くことが可能になる新しいタイプの薬を発見したと2018/8/1Nature Natureに掲載された。
まったく新しいアプローチ
10年の研究を経て実現化されたこの薬は、今までのがん細胞を駆逐する、攻撃するタイプの薬物治療は細胞に不可逆的なDNA損傷を引き起こすリスクも内在し健康な細胞も攻撃してしまう副作用も考えられます。
この新薬は、がんの成長を促進する特定のタンパク質の生産を止めるように設計されています。
"細胞は死んでいないが、もはや分裂し増殖することができない。この能力がなければ、がん細胞は事実上止まってしまう”
という考え方のもとに研究し、癌の進行を停止させるか、またはヒトにおける再発を遅らせるのに有効であると考えました。
次のステップは、この概念が具体的にエビデンスを持ち、これからぞれぞれの癌や人に対して適切に働くたんぱく質と化合物を特定していく事だと述べられています。
また臨床まで行くには少し時間がかかりますが、とにかく副作用なく癌の進行を一次停止できる薬とは非常に希望がもてる話です。
大手製薬メーカーも含めた数々の失敗の果てに
トーマス博士曰く、この開発は数多くの大手製薬会社が過去に試みながら、ことごとく失敗に終わり。その理論そのものが疑問視されはじめていた概念だったそうです。
これは10年を要しおよそ250万種類の化合物をスクリーニング
化合物を開発するのに数年。実証までにまた数年かかったそうで、延べ52人が関与したそうです。まさに執念ですね。
細胞増殖を阻止するために新しく開発された薬剤(赤色)の参考イラスト
専門家達も評価する、大きな一歩
ニューサウスウェールズ大学の癌生物学者のDarren Saunders(ダレン・サンダース)は、この研究の重要性を説いています。「この研究は、病気の生物学的な基礎を読み解き、化合物を発見し、そのロジックに沿って医薬品を設計、動物モデルでの試験での成功」まで網羅している。
人に対する薬物としての評価はこれからですが、極めて信頼性のおける内容のようです。現在はこの大規模なプロジェクトへのパートナー組織などを探す段階に入ったようですが、是非全世界的に速やかに進めて欲しいですね。
これが実現すれば、とにかくこの薬で一次停止させ外科的手術や光治療、IPS、分子標的薬などの根治の選択肢を選べるかもしれません。
全部有りの子とユーチューバーを目指す子、現代のカースト
夏の甲子園が開幕する
もうすぐ甲子園が開幕する、現代においては野球が出来る子をスカウトして集めた私立強豪校がほとんどになるだろう。 筋肉バカなどと言うように、昔は勉強はできるけどスポーツはダメとか、頭はからっきしだが将来はスポーツで食べていけるだろうという子が多かったように思う。 ところが、これはレガシーな考えなようだ。
今年も甲子園の常連校の大阪桐蔭が出場する。その中の注目選手の1人が根尾 昴(ねおあきら)君だ。 岐阜県出身の彼だが、投手、ショート、センターをすべて高いレベルでこなすセンスの塊だそうだ。すでに少年野球で日本代表に選ばれ世界大会に参加してるかたわら、スキーでも中学スキー大会男子SLで優勝。 そちらでも将来を嘱望されていたようです。 家庭はご両親ともにお医者様で、中学の成績はオール5で生徒会長もやっていたそうです。まさに全部有りの典型。
他の例でも見てみよう。ラグビー日本代表に名をつらねる福岡堅樹選手は、祖父の代から医師の家庭に育ち、3歳から中学生まで習っていたピアノを弾きこなし。福岡県下有数の進学校である福岡高から筑波大情報学群に入る。 大学進学で医学部は失敗したがラグビー引退後に再度チャレンジしたいと言っている。
ロシアワールドカップの出場の記憶に新しい武藤嘉紀は写真の通りのイケメンだが、慶應義塾大学出身、家族がスポーツショップを経営していて30店舗以上を展開しているそうです。お父様も慶応出身。 しかも本人のエピソードが、代表で同じ年齢の宇佐美曰くうそみたいに爽やからしいので、完全無欠です。慶応で同級生だった元CAの奥様と結婚、奥様の父は衆議院議員という鼻血が出そうな構成です。
特例だけでない子供のカースト
これは、うちの子供をいかせている私立学校にもちらほらいまして、結果的に宝塚音楽学校に受かった同級生も
・美人
・良い子(性格)
・成績良し
・バレエは先生並
・英語日常会話は大丈夫
・もちろん裕福
という感じです。
こういった、全部ありの子供がちらほら世間に見受けられるようになったのと同時に、こんな子達が増えています。
・勉強できない
・ヤンチャでもない
・スポーツやらない
・もてない(イケメンでもない)
・性格卑屈
・裕福でない
つまり、不良だから勉強しないとか、スポーツばかりしてるので勉強できないというのは一昔前に話で、とにかくスマホやユーチューブやラインやバズドラだけで青春をつかっちゃう子が増えているのです。で、twitterなんかで相手をみつけてはdisりまくりストレスを晴らします。そりゃ暇だわなクラブも勉強もしてなきゃ。
で、結局ユーチューバーを目指す
ま、個人の自由なので大きなお世話なんですが、彼らがよく目指すのがユーチューバーです。 動画で何かを流して、大金持ちになりたいみたいです。
ま、はじめるのはパソコンとカメラだけあればできるしね。
小学生も出てきています。しかも目立ちたいので住所さらして、むちゃくちゃされて困ってる子もいるみたいですね。
ダンスなんか教えなくていいからメディアリテラシーを授業に入れるべきですよね。手元に24時間検索できるツールを持っているのに、なんで情報商材に騙される奴が多いのか考えないとダメだと思います。国語力とメディアリテラシーが圧倒的に重要ですよね。
もちろん、勝手に出前や通販を頼んだりするやつも悪いですが、この子達や最近のユーチューバーを見てると、日本の教育を考え直す時期に来ているのでは?と思います。 何より日教組がやってきた、平等信仰がとてもダメだと思うんです。 前にも書いた、平等と公平(Equality and Equity)の違いがわかっていないと思います。
先に書いたように世の中に確実に各差はあるわけで、それをないなんて言っちゃダメですよね。それは見てみないフリをしてるだけで、ある子はスイッチ買ってもらえて、ある子は買ってもらえなかったりするわけだから。 いくら運動会で順番つけなくても意味ないよね? こうなると子供の頃からダブルスタンダードを身につけていくわけです。先生に前では、そういう事いっちゃダメだから。当然本当の意見はアンダーグランドに行き、イジメに繋がるわけです。つまり自分よりも何かの条件でカーストが下の人間をみつけて蔑むわけです。
年寄りのお門違いな認識
こういう事を言っていると、一部のお年寄りは貧乏でも努力すれば問題ない。俺たちも貧乏から這い上がった。なんてお門違いな事を言う人がいる。
昔のように日本全体が貧乏でスタートが同じなのではない、類い希なIQでもあれば別だが今の塾やピアノの講師もだてに高い金は取っていない。大人が真剣にどうやったら伸びるかを、能率的なコツを何年も実績を蓄積しているのだ。スポーツにしてもクラブチームに入るのはお金がかかる。もちろんコーチもJリーガーだし、くだらない上下関係で1年間を球拾いに無駄についやしたりしない。先輩に使い走りをしてもサッカーはうまくならない。
今は環境の違いを挽回するにはかなりの努力と運が必要になる。それを把握せずに俺たちの時代は・・なんて言うジジイの意見はまったく参考にならない。残念ながら日本はまだ社会の意思決定機関の多くにその世代が居座っている。
格差があることを認めるところから始まるんでは?
差はあるとして、それを埋める、もしくは違う方法を模索すべき。 みんな平等ですよって言うんじゃなくて、差はあることはふまえて何をしていくか?をそろそろ考えないとカーストは広がるばかりだと思うけどね。
カジノ法案をめぐる、茶番の駆け引き
やっと通ったカジノ法案。与野党での論戦(それほどのものか?)が繰り広げられましたが、民衆の反応は冷めたものだった気がする。
野党が再三訴えたギャンブル依存称のリスクや、それによる多重債務者の増加などのリスクはあまり民意を得なかったようですね。
新聞もなぜかそこはまったく論評にいれないが、それはやはりパチンコや公営ギャンブルをスルーしてそこを訴えるのは無理があるだろうということではないでしょうか?
パチンコ業界からの献金や、関連会社への警察OB、天下りの受入などでちょっとやそっとじゃなくせない構造になっているようです。
世界的に見ても、町中で子供の目に入るところで博打をするのは日本とイギリス、アジアの一部だけです。
カジノは大人の社交場で、リゾートやIRなどのわざわざ出向くところにしかないのが通常です。
本国で禁止されているパチンコ
私は嫌韓ではべつにありませんが、このパチンコ業界に韓国・朝鮮系のルーツを持つ人が多いのは事実です。
ところが韓国本国では国の発展を妨げるということで、パチンコは禁止されています。歩いていける駅前にあって、服装もジャージでもいいところのほうが依存性のリスクはあるんではないでしょうか?
そこを言わずにカジノを批判する茶番に民意は反応しなかっただけですよね。
昔バイトしていた料理人などは、ギャンブル依存の人がちらほらいて給料日に次の日の競馬で全部すって金借りてる人いましたからね。
カジノのあるなしは、別に関係ないのでどちらかというとカジノをオーケーにしてパチンコ屋を町から撲滅して欲しいです。
政治家や警察OBとずぶずぶのパチンコ業界
もちろん今回わざと回避していたのは理由があります。パチンコチェーンストア協会という大手のパチンコ屋がほとんど入っている業界の任意団体にアドバイザーとして与野党含め数十人の政治家が名前を連ねています。
沈黙はロビー活動のたまものと言うことですね。
またパチンコの台をチックする財団法人保安電子通信協会という団体も存在し、これは業界とは別の第三者によってチェックを持たせると言えば聞こえはいいが、警視庁の警視総監が天下りし幹部に数人のOBが入る天下りを作るための組織になっていますね。
賭博を取り締まるための警察も政治家も、がっちり組み込まれているわけです。
直接TVみたいに札束を懐にしのばせなくても色々な方法はあるわけです。もちろん、これは合法ですし、協会もだれでもいいがたまたま歴代警視庁OBがなったわけです。
法案だけでは、まだ準備不足
プライベートジェットを受け入れるところが少ない
日本では、国際空港の数がすくなく滑走路も少なく夜間発着ができるところも少ないので、世界の超VIPは当然のごとく使うプライベートジェットの受け入れる数に限りがあります。
神戸空港が当初のプランで、一部にそういうところを設けようというプランもあったようですが、関西空港、伊丹空港とのごちゃごちゃで立ち消えになったようです。
大阪にIRができるなら、今一度考えてもいいかもしれません。
超VIP向けサービスがない
TVに出てくるセレブなどと言っても所詮は国内だけの話、世界のVIP向けのホテルや移動のヘリ、民間の警護会社、貸し切りできるようなショッピングスペースなど、ちょぅっとヴィトンで顔だとかのレベルではないんです。
毎年中東の石油王の夏休みは、その行き先で町の税収が跳ね上がるくらいの規模です。なにせ全体でベンツ100台以上のチャーターです。
ショッピングなどは、来られる日は貸し切りです。なにせ、この店の半年分の売上げが1日であがるんですから。
特別扱いがない
日本はプライベートバンクがあまり発達していません。例えば超VIP達は各国にそういう付き合いがあり「明日カジノで遊ぼうと思うんだけど、1億くらいキャッシュ持って来てー」なんていうのに即座で対応する人たちがいます。
そういった、数人の顧客で年に何回かの依頼をこなすだけで、1つの会社が成り立つようなビジネスモデルがないため、そういうサービスもありません。
それがなければカジノの打ち上げにもかかわるんですけどね。
社会が大人になれるかの問題
日本は資本主義なので、カジノが面白くなければ衰退するし、事実今の若者は賭け事をしなくなりパチンコは都会では客が減りつつあります。
やるかどうかは大人が自分で判断する問題で、政府が決めるようなものではないように思います。おそらく、すべての賭博を禁止すればエロと同じでアンダーグランド化して暴力団などの資金となるでしょう。それであれば、法の監視化の中でやるほうがいいと思います。
ただギャンブル依存は、国がどうこうできる問題はないように思います。
おそらくカジノがなくても、なにがしかの博打をするし、そもそも済州島やマカオまで数時間でビザなしでいけるのに日本だけで禁止しても意味がないのでは?と思います。
平等(Equality)と公平(Equity)の違い、乱用、誤用が多い平等、公平
最近はすぐネットで炎上するネタとして差別だ、それは平等ではないというくそリプで炎上することがしばしばですね。
その意見の多くや日本の福祉やボランティアで語られる平等と公平(Equality and Equity)の概念の違いをインフォグラフィックでいろいろと作られていますので、見てみましょう。
機会の均等や条件などを同じにすることが、はたして平等なのか?
また公平や平等を声高に叫ぶ人の違和感が、この絵によく表れています。
説明はしません、インフォグラフィックですから百聞は一見にしかずです。
おそらく最初に作られた、Robert Wood Johnson Foundation が作成したインフォグラフィック「平等(Equality)と公平(Equity)」
Angus Maguireのextend
その他のグラフィック