郵便局員の待遇の待遇が悪くなるので、ヤバイというフェイクニュース。郵便局ってフランチャイズって知ってた?
「風が吹けば桶屋が儲かる」というのをご存じだろうか?
意外なところに影響が出ること、また、あてにならない期待をすることのたとえです。
- 風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える。
- 盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。
- 猫が減るとねずみが増える。
- ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶということ。
- 大風が吹けば桶屋が喜ぶ。
という、話。
そんな事当てにしてられない、という例え話だが
日本郵政の待遇が悪くなるニュースを見て
これから郵便局を使うのはまずいんじゃね?という情弱どもの噂が広まっています。
その理屈はおおまかにこう。
- 銀行は取扱のものに手をつけないように高い給与に設定している
- 書留や証券を扱う
- 待遇がさがると、従業員のモラルが下がるかも
- これから郵便でパクられたりすること多いかも
- 郵便局でよくお金なくなるらしいよ、1年で2億ぐらいなくなっているらしい。
と最後までいくと、もう都市伝説です。
もうそのあとは切ってマニアの配達員が届けず持っていったとか、相変わらずの作り話のオンパレードです。
もちろん、たまにはあるでしょうけどね。あれだけ従業員がいるんだから。
しかし!これぞまさにイメージ操作。
まず一番最初の前提が少し間違ってますね、銀行の給料は盗まないために高いわけではありません。身内に銀行員がいるのでよくわかります。
銀行の給料が高いのはその責任のためだと思います。
「あなたの会社にはもう融資はできません」
「ご自宅を手放してください」
と言う役目を、安い給料でやりますか?という事だと思います。
人の会社・個人の終焉を宣言する役目を、ときにはするわけです。逆恨みされる事もあるようです。全員ではありませんが、お金を扱うということは、そういう事だと思います。
書留や証券などは、扱うごとにIDカード認証をするはずなので、よほど頭の悪いやつでないかぎりリスクが高すぎてやりません。
見つかりやすすぎます。それなら、知らない家に押し込み強盗したほうがまだましなくらいです。
配達してる人は全部日本郵政の社員じゃないよ!
そして郵便局ですが、たしかに郵便物の紛失などはまれにあるようですが、これもどこを経由してどこで紛失したか足が付きやすすぎるので、まず日本では難しいでしょう。たまに、頭の悪いやつがやってしまうのは違う理由があります。
意外と知らない人が多いですが、町の郵便局は全て日本郵政の直営ではありません。フランチャイズがあるのです。
ですので、そこの従業員は日本郵政の社員じゃなくて、そこの郵便局を運営する株式会社の社員です。
ですので、今回の待遇変更とは関係ありません。
また、そのためほんとうにモラルのレベルがいろいろな人が採用されてるのも事実です。もちろん速攻で見つかるので、すぐ首になりますけどね。
だって、こんなに見つけやすい犯罪ないですからね。
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