シルバーの有権者がシルバーの政治家へ投票して国が変わるわけがないんじゃね?
また新しいニュースが飛びこんできた、ニュージーランド新首相で37才のジャシンダ・アーダーンが任命され。 女性で30代に首相が誕生した。 オーストリアのセバスティアン・クルツが31才で任命されたニュースが飛び込んで来たばかりである。
なにも私は海外がすべてよくて日本がすべてダメなんて言うつもりはない。
まして、たかだか数年海外行ったくらいで「あ〜俺日本俯瞰で見えちゃってるかも〜」なんていう勘違いのブログを上げるつもりもない。
ただ、この現実はなかなかキツい
2017年10月時点で
- オーストリア首相31才
セバスティアン・クルツ (Sebastian Kurz) - ニュージーランド新首相 37才
ジャシンダ・アーダーン(Jacinda Kate Laurell Ardern) - アイルランド首相 38才
レオ・バラッカー(Leo Varadkar) - カナダ首相 45才
ジャスティン・トルドー(Justin Pierre James Trudeau) - フランス首相 39才 エマニュエル・ジャン=ミシェル・フレデリック・マクロン(Emmanuel Jean-Michel Frédéric Macron)
世界は若いリーダーを求めている
日本の現状はどうかと言うと
投票率が高いのは60代、70代で、衆議院議員の平均年齢が55.2才でなんと65才以上が22%もいるんです。
これならシルバーデモクラシーになるのは自明の理だよね。
シルバーの有権者がシルバーの政治家へ投票して国が変わるわけがないよね
政党とかいう問題じゃない。
全体が若返らないと政治が変わらない。
派閥政治は仕組みだけが問題じゃなく、今の企業経営ではほとんどなくなった年功序列が脈々と続いている事である。
とにかく各党に入ったら能力や人気ではなく、党に尽力してポジションを上にあげていってやっと役職につくことができる。自然と自民党のようにたくさん人がいると役員になるには、そこそこの年齢になる。
ましては首相になるには、各党の長にならないとチャンスがない。
国会でいねむりしてる映像もよく見るけど、そりゃ僕らだって昼眠くなるのに65才過ぎてたら、そりゃそうさ。
タフな仕事なんだから、お年寄りばかりなんておかしいのよ元々。
今の自分の生活への影響を考えて、自分に不利な政策に反対する有権者はほんとうに品がないと思う。
今の国債の発行で借金を増やし続ける日本は、いわば自営業者が店を継ぐ息子に借金が残るとわかってて、店の改装や飲み屋のツケをどんどん借金していくようなものだ。
自分の子供をそんな目に合わせてまで、今幸せに暮らしたいのか?
国会議員に定年を作るべきだと思う。
そして今回の選挙では、団塊の世代に引導を渡すべきだ
とくにどこの党でもかまわない、自分のイデオロギーに合った党にすればいいと思う。
でも若い議員にしてくれ
従来の組織が制度疲労を起こしている
ここ数年、高度成長期に出来た組織の存在意義が薄らいでいる、連合や農協などの本来、労働者や農業従事者のための組織が本来の目的を逸脱し、首をかしげるような行動や決定を行い存続の意義を問われている。
これも唯々諾々と引き継いで来た役員達が、誇大した組織と立場の安寧で存在目的を見失ったしっぺ返しだろう。
もちろん、旧来の仕組みを変えるには痛みを伴うこともあるが、成長が止まっている現在無駄な仕組みを維持する体力は日本にはないはずだ。
社会の運営の仕組みを見直す時期に、議員の平均年齢が高くてできるわけがない。
世界ではそこに対してアクションを起こし始めている。
もちろん若い議員がいろいろな問題を起こしていることもあるだろう。
ただ、はじめていないよりマシではないか?
もし年配の議員の役割があるとすれば、チャレンジする若い議員をサポートしていざとなったら責任を肩代わりするくらいの度量があれば尊敬できるけどね。