食べログやくざ問題に見る、インフルエンサーの総会屋化
話題になった、食べログ掲載お断りの店。
店主の主張はこうだ、食べかけの写真やメニューを取り違えた間違った写真が掲載され困惑していたところ、食べログに削除依頼をしてめでたく削除された。
だが、今度は削除されたユーザーがそれに立腹し評価を極端に下げたり。あることないこと評価に書き込んだためだそうだ。
口コミ恐喝・・・
最近では、自分が納得いかないサービス(無理筋)の事を言い、拒否したら「評価を悪くしますよ」という半ば脅迫めいた事を言う客もいるようだ。
まるで、企業に巣くう総会屋のようだ。
総会屋は端株を所有し、わざと株主層かで騒動を起こし。裏でもし騒動をおこされたくなかったらと言って金を背せびる手法だ。
もちろん株主が端株とはいえ、意見を言うことは合法だ。しかもそういう会社がコンサルティング業として、脅迫された報酬もコンサルティング費用としてば表向き何のイリーガルな手続きが無い事になる。
つまり評価もある程度の組織で行えば、そういう事が可能だ。
さくらも問題なったよね?
少し前に問題なり、今での問題なっている評価のさくら問題。個人でも企業でも評価をさくらで書き込む事で店舗の評価をあげて報酬を受け取ろうと目論む輩がいる。
ひどいところでは、オープンから2日しか立っていないキャパが20人の店舗なのに口コミが1000件で上位に来たりするものもあった。さすがに最近はそこまで露骨な事もしないようだが。
クラウドでフリーランスに仕事をマッチングするサービスを見てると、そういう依頼が散見するのは否めない。
これを防ぐには相互評価システムが必要。
では食べログの口コミはあてにならないのか?それはあてになるものもあるし、ならないものもある。
少なくとも口コミでもなく、特定の地域の新店舗情報や禁煙の店舗を調べられるのにはすごく重宝している。
口コミの評価の信用度あげるには、日本では浸透していないタクシーのUberなどが使う相互評価システムしかないだろう。客も評価すれば、運転手側も評価する。
評価のランクは、ユーザーの信用度X口コミ評価です。
これは、現金商売の日本の飲食では不可能だったが、これから電子マネー決済が進んでくれば可能ではないか?
Airbnbとかも同じシステムを取っている。泊めたほうも泊まった人を評価するし、逆もある。スーパーホストと言われるとこに泊まると、ほぼはずれがない。
アマゾンや楽天の口コミでも
アマゾンや楽天でも悪い評価が気になった時に、そのユーザーの評価の一覧を見るといい。何でにも文句ばっかり言ってる奴がいる。そういう奴の評価ははなから無視していいものだ。そいつは、商品に文句があるんじゃなくて自分の日常に文句があるだけだ。
中国の個人評価システムは、これからの必須なのか?
中国の個人評価はアリペイなどの電子マネー決済と、顔認証などと組み合わされて無人のコンビニやスーパーに評価が低い人は入れないところまで割り切っている。
お店の特定のメニューは、その決済ランクが高くない人は頼めないなどと、社会の平等を目指した社会主義から逆の方向に走っている。
人権を無視できる国だからできる所行だが、多かれ少なかれそういうセグメントは社会の中で進んでいくように思う。
評価ランクの低い人間や、決済能力に低い人間の発する情報をフィルタリングする方向に向かうだろう。モラルがどうこう言っても、それが資本主義の効率を考えた場合効率がいいのだからしょうが無い、人は利に動かされるのだ。