小泉進次郎の揚げ足取りに必至だけど、逆にわかっていない事を露呈するマスコミの皆様
小泉進次郎氏のニューヨークでの共同会見での「気候変動のような大きな規模の問題に取り組むことは、楽しく、クールで、セクシーに違いない」と英語で述べた事について、嘲笑されたとか、バカにされているという切り取り記事が見られ。
特にリベラル系の新聞は、ここぞとばかりに揚げ足取りに必至ですね。
そもそも、このsexy発言は、空気を読めてない発言なんだろうか?まして、リベラルフェミニストなんかは女性がまわりにいるのに下品な表現だとか言っている。
ところが情報を追いかけると少し違う背景が見えてくる。
この発言をした時に、同席していた女性議員の1人が。
彼女の以前の発言が動画に残っている。
Rio+20: Christiana Figueres, UNFCCC Executive Secretary
今こそ、グリーンセクシー(環境セクシー)に取り組む時であり。という表現を意図的にセクシーを入れてスピーチしている。
また2017年のThe Gryphonの記事でもLet’s make sustainability sexyというタイトルに使われるように頻繁に使われている表現だと言える。
つまり、彼女の以前の発言などのリテラシーを取り込む、ウィットにその表現を取り入れた発言だったと言えるでしょう。
ロイターの指摘のように、これからちゃんとやります。って宣言したけど、中身は何もないじゃん!という指摘も当たってるけど。sexyにフォーカスするのは違う気がする。
ま、具体的なのは、この前就任したばかりだから、これから真価が問われるだろうね。
いい加減、言葉尻で追い落とすだけの報道はやめたらどうだろう。
以前にも書いた、情報のトリミングで恥をかかないように、いろいろな情報を英語でいろいろなメディアで取得できるように教育することは、この時代とても大事な事ですね。
マスコミという出島で情報は加工されて出てきたものを世界の評価としていたら、黒船が来るまで取り残されてしまう。
また、これだけ表現豊かな日本語で原文の本意は伝えられないはずはなく、真摯な姿勢のメディアの登場を願うばかりですね。