ブルックリン・ベッカムの差別発言。サッカーを知らない人が話題にするベッカム

 

ベッカムの長男が差別発言が話題だ。

ことの成り行きはこんな感じ。イタリア旅行にいった彼が、ゴンドラに乗る中国人とスーパーで買い物している中国人を写真で撮り、インスタに「なんか、イタリアにいるっぽくなくね?」みたいな感じで、イタリア来たのに中国人ばかりだよー。みたいな発言。

中国人そりゃ怒るわなw

ただでさえプライド高い中国人の人たちは、そりゃ怒るわなーw。
親の金で遊んでて、お前に言われたくないだの。アジア人差別だの、さんざんバッシングされて、当該インスタは今は削除されています。

中国版ツイッターのウェイボーでは、いまだに怒りおさまらずな感じで彼の発言は魚拓されバッシングが続いているようです。

まあ、発言は軽率ですよね。自分のインスタがメディアに取り上げられる事を軽視していた脇の甘さが露呈した感じです。だいぶ甘やかされて育ってるぽいねー。

ワイドショー的に美味しい家族

ベッカムファミリーは、イングランド代表としてプレーし、超メジャークラブのマンチェスターユナイテッドの主力として長年プレーした上に超イケメンのベッカム。ガールズユニットでスーパーヒットを出したスパイスガールズだったヴィクトリア。その2人が結婚したなら、そりゃ日本と同じく島国で下世話なウワサ話やタブロイド大好きなイギリスではマスコミの美味しい題材です。

ただイギリス国内でも彼がイングランドの顔として活動するのに階級社会がはっきりしているイギリスは眉を潜める人もいます。

彼の英語は、いわゆる貴族階級が使うクイーンイングリッシュではなく庶民の英語なのです。それは、貴族階級から言えば下品と言われることもあります。

サッカー関係者にベッカムを悪く言う人は少ない

容姿やプライベートで話題を振りまき、日本の野球界の新城のように思う人も多いかもしれませんが、サッカーをやっていた人や詳しい人にベッカムをそういう目で見る人は少ないと思います。

それはプレーがとても渋いからです。それも、天性の才能で自由奔放にワガママという感じでなく、どちらかというと渋いプレーで玄人好みするプレーなんです。

豊富な運動量で、サイドの上下の移動の労力をいとわず献身的なプレーを見せ、ときおり上げるクロスの正確性は抜群。そして運動量を活かした献身的な守備。よくプレー集に出てくるフリーキックは彼が唯一見せる派手なプレーであったでしょう。キックの正確性とゲームでの体力は、たゆまない努力と研鑽で生まれたものでサッカーが好きな人はそれは見てわかるのです。

才能にまかせてやっているだけでは得れない努力の上に努力を重ねた結晶が見れるのです。

サッカーによって人生を変えれるモデル的なストーリー

彼の人気が、いろいろな年代のファン層にあるのはロナウドのような若い才能を見いだされたサクセスストーリーというよりは、地道に自分の努力で一流選手までに成り上がった経緯もあるでしょう。

 

 

 

たとえて言うなら阪神の掛布のような。

決して裕福ではない、配管工と美容師の元で育った彼は地元のリッジウェイ・ローヴァーズで頭角を現し同時に学校でもサッカーをして地区と州の代表に選出、ボビー・チャールトンが主宰する全国規模のサッカースクールに参加し、そこで注目されマンUの学生会員となる。

下部チームやレンタルを経てトップチームへ昇格。当時も高額で他チームから選手を獲得してチームを構成するビッククラブも多かったが監督となったファーガソン育成選手と獲得選手のバランスを重んじる監督でガリーネビルらと共に若手を積極的に使う1人としてAチームに登用される。

生え抜きの若手を使った最初の頃、チームが負けると「子供ばかりでは勝てない」と酷評されたが、我慢してファーガソン使い続けた。

香川選手もファーガソンファーガソンが我慢して使い続けたらと思うと残念でならない。

徐々にいい戦績を納めだし、マンUの不動のレギュラーへ、そして代表へとつながる。

それもジャンプアップというより、数年をスパンで階段を着実にあがっていった形です。

そういうサッカーに関する真摯な姿勢や彼のプレイを知っているイギリスのサッカーファンは彼をゴシップネタとして見ることはないでしょう。

あのセンタリングの技術や、あの運動量、試合の流れを読む力、献身的な守備は掛け値無しに尊敬できるのです。

1度試合を見て欲しい

現役のプレーを見た事ない人は是非96年〜99年あたりのマンUでの彼のプレーを見て欲しい。彼がリスペクトされる理由がわかります。

ちなみに、日本でも今は解説者の北沢さんはロングヘアーで「なんかちゃらい」感じと言われる事が多いですが、彼のプレーもとても献身的で地味だけどチームの縁の下の力持ち的な素晴らしいプレーです。他のチームの監督が欲しがる選手ですね。

インタービューしたら「あーうん、そうすね」しか言わない坊主でいつもジャージの広島の久保のほうが、プレーはぶっとんでてハデハデです。

見た目とプレー内容は一致しないものです。是非、サッカー少年達もベッカムや北沢のプレーを見て欲しい、サイドやボランチの選手は勉強になると思うよ。

 

ブルックリンも、父ちゃんのプレーを見直して欲しいねー。父ちゃんはイケメンだからリスペクトされてるわけじゃないんだよ。

何年もイングランド代表のキャプテンを務めるのはプレーも人格も優れてないとなれないんだよねー。