抗酸化作用を期待するならへっぽこサプリじゃなくてキウイだよ!
活性酸素は体内で細菌などをやっつけて体を守ってくれる重要な役割を担います。しかし多すぎると遺伝子を傷つけて癌の原因になったり、脂質と反応して変化し血管に詰まって動脈硬化を引き起こしたりします。
人間は体が十分機能していれば、増えた活性酸素は酵素が勝手に分解して解毒されます。
しかし、様々な原因(疲労、加齢など)で衰えたりして活性酸素を増やしたりしてしまいます。
それには個人差がありますが、ストレスや喫煙、紫外線が原因だったりするかもしれません。
この酵素が大事というのは本当なのですが、サプリや自然商品などが酵素の名のもとにたくさん販売され、もっともらしい理屈が述べられています。しかし酵素直接は経口投与つまり消化器官からは、ほとんど吸収できないと言われています。
つまりちまたに発売されている飲むサプリや食品などは、あまり効果が期待できないと言うことですね。
そのかわりに抗酸化物質を含んだ食物などを摂取し、抗酸化作用で活性酸素の発生そのものを抑える事が良いとされている。
そこでキウイです!
バナナが免疫活性にいい事は、代替治療の人たちは儲からないので言わないんです
でも少し触れた帝京大学薬学部の岩澤 晴代先生が発表した論文で、キウイは抗酸化作用にすぐれ、特に脂質酸化抑制作用において、強い効果が確認されたとの事です。
これはすでに動物実験ではなく、人間で1日1個のキウイを2週間摂取し、採尿を行い実験した結果として示された値だそうです。
またバナナの時と同様ここでも品種の違いで効果が出ました。
食べるならゴールドキウイ(ゼスプリ)!
グリーンキウイとゴールドキウイを分け、同時に結果を比べたところ、明らかにゴールドキウイのほうが脂質酸化抑制作用が強く効果が確認されたようです。
キウイは免疫賦活作用もありますしポリフェノールも多く含んでいるスーパーフルーツなんです。
「ポリフェノールがいいの!」と言いながらワインやチョコレートを食べてぶくぶく太っているそこのあなた。明日からキウイを1日1つ食べてみてはどうですか?
あとキウイを買って来て、食べたら固くてすっぱ〜、これ“はずれ”かも〜と思ったら皮を剝いて切った状態でラップして冷蔵庫で1日寝かしましょう。やわらか〜く甘くなります。
キウイはのどが痒くなるけど、なんとかなる?
私もそうですが、もともとアレルギーがあるらしく桃やキウイは喉がかゆくなります。少しましになるかな?と思いスムージーにしたりピューレにしたりしてみましたがこれは逆効果だったようです。
この痒くなる原因はシュウ酸カルシウムというもので、細かく切ったり、砕いたりするほど高まると言われています。
なので、ジュースやスムージーにするんじゃなくて大きく切ってそのまま食べる方がましだそうです。目からウロコでした。
あとキウイって日がもたないので、安売りしてる時はむいちゃって冷凍するのがいいっすね。そのままフローズンで大人はラム酒なんかをかけても美味しいです。子供ははちみつを少しかけてデザートに。
この食べ方だと痒いのもましでした、冷たいからかな?