抗がん剤治療は、命を賭けたギャンブルだ!(NAVERまとめ)に見る情報の悪意のある意図的な固め方(2)

抗がん剤治療は、命を賭けたギャンブルだ!(NAVERまとめ)に見る情報の悪意のある意図的な固め方2

抗がん剤で検索すると、けっこう上位に来るこのまとめに突っ込んでみるページの第2弾です。
第1弾はこちら、

http://jinkosky.hatenablog.jp/entry/2016/10/17/135353

※赤字が私の挿入コメントです。

元記事がこちら

http://matome.naver.jp/odai/2137580227606955301?page=2


米国の全がん死亡率
1993年頃から、なだらかに減っているのが見て取れる。
男性と女性別
出典 www.cancerit.jp(出展先なし)


日本のガン死亡率
アメリカに比べて、日本のガン死亡率は上昇し続けている。
アメリカではがんでなくなる人は減少に転じてきていますが、それはがん患者さんに対して統合医療(食事療法・メンタル療法・自然療法など)を行っているからではないかという意見があります。
ただし、日本の場合には急激な高齢化が原因となっているということも言われています。
出典 plaza.rakuten.co.jp(出展先なし)

うん、高齢化とアメリカで無保険で医者に行けない人が多い事での数字で、さらっとまぜてるけど「統合医療(食事療法・メンタル療法・自然療法など)を行っているからではないか」の資料はどこよ?

 

私の答えは、「抗がん剤は、抗がん剤である一方で、増がん剤になることもある」というのが結論です。
出典 抗がん剤治療の基礎知識|現役医師による!抗がん剤治療相談室

そこだけ、言葉で抜き出すてどうする?出典の加藤隆佑医師は抗がん剤を実際に処方している医師です。文節の一部を都合良く切り取った典型ですね


アメリカでは、教育のある人ほど代替医療を行っている。
教育のある人ほど、収入のある人ほど、代替医療に行っています。これらのデータは米国民が代替医療を選んだことを意味しています。このアイゼンバーグレポートは全米に衝撃を与えました。
出典 斉藤英治・講演東京・健康能率研究所

なんだ、この超絶怪しい出展先は?このおっさんと医者とどっちを信用するんだ?


アメリカでは前述のHIH-CAMという国家研究機関を中心に、今、代替医療について、徹底的に科学的研究を進めています。たとえば、ハーバード大学スタンフォード大学テキサス大学カルフォルニア大学等の主要大学で、代替医療の研究を進めており、次々と良い結果を出しています。
出典 斉藤英治・講演東京・健康能率研究所

たこのおっさんか?こういう時にすごく気をつけて欲しい事。実は医師免許をもってなくても博士号はとれるんです。こいつは医師免許を持っていません。
しかも日本綜合医学会っつうのは勝手に作ってNPOで、全然医師がかかわってる門じゃないので!


なぜ“寿命を縮める場合でも、日本では”抗がん剤は使われるのか?
日本の医師は、ガイドラインに決められた通りに行うしかない
ほとんどのがんは、各専門学会が治療ガイドラインを作成しており、例えば「ステージ2でリンパ節転移がなければ、抗がん剤治療。使う薬剤は○○」と定められています。ガイドラインから大きく外れた治療は公的保険が利かなかったり、何か問題が起きたときは、医師個人の責任が問われかねません。
出典
医療タブー!なぜ“寿命を縮める”抗がん剤は使われるのか?(2/3) | ビジネスジャーナル

なんか策謀みたいな書き方してるけど、ガイドラインなかった恐いでしょ。んで、この記事は匿名のA氏の証明できない治療法で治したとかいう見えない実績をもとに書かれていて、ここの書かれているビタミンC治療は効果がないとエビデンスが出ています。

英語の原文もあるので、この先生の記事を見てください。

http://cancer2ndopinion.blog.fc2.com/blog-entry-4.html

 

 


厚生労働省や医局、製薬会社はお金が儲かる
一番喜ぶのは製薬会社です。会社の利益のために、高価な抗がん剤をどんどん使ってほしい。また、厚労省天下り先として製薬会社が潤っていないと困りますから、抗がん剤を公的保険で認める。
出典
医療タブー!なぜ“寿命を縮める”抗がん剤は使われるのか?(ビジネスジャーナル) - 経済 - livedoor ニュース
現在日本の医療費の40兆円のうち、10兆円が抗がん剤の売上でなり立っているそうです。

先にあげたようにビタミンC治療をあげている時点で、この記事は被保険治療への誘導です。記事に一切の信憑性がありません。


選ぶのは、がん患者となった人
選ぶのは、患者自身
選ぶのは、患者自身
お医者様には、副作用のリスクや直る確率も含めた選択肢を患者さんに話して頂きたいです。そして、抗がん剤を使うことを最終的に決めるのは、がん患者となる人たちではないでしょうか。
現時点でのデータをもとにまとめてありますが、医療の進歩によってここに書かれていることは、今後変わる可能性があります。誤解されないように書いておきますが、命をのばす可能性があるのならば、抗がん剤の開発は活発に行われるべきです。医療の進歩を止めるべきではありません。また、飲まずに死ぬことを待つだけならば飲んで治ることを期待することも一つの選択肢だと思います。

すごくきちんと説明してくれますよ、残酷ですが確立も説明してくれます。選択もさせてくれます。身近の癌患者の治療に立ち会った事ないでしょ?


ただ、抗がん剤の副作用によって死に近づく場合もあるということを認識した上で飲むべきではないでしょうか。がん患者の皆様、ご家族の方々は主治医の先生とよく相談の上、抗がん剤の使用を考えてください。場合によっては、抗がん剤の使用を含めた積極治療をしないという道が見えてくる場合があると思います。
有用性がある新規開発の医薬品に伴う副作用のリスクを,製薬業界,医療界,ないし社会的により広く分担し,その中で被害者保護,被害者救済を図ることも考えられてよいと思われる。
出典

http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20130412154718.pdf


平成25年4月12日 第三小法廷判決  イレッサ裁判から引用

より多くの人に、抗がん剤の現状を知っていただきたく、このまとめを作成させていただきました。もう一度書きますが、決して抗がん剤を否定するものではありません。また、必要なときに必要な量を処方されるべきだし、効果が大きく使った方がよい抗がん剤もたくさんあります。

イレッサに関して残念な事があったのは事実ですね。この反省は生かされていると思いますし、事実最後の言葉で効果が大きく使った方がよい抗がん剤もたくさんありますと言っておられます。


がん治療に関するおすすめリンク

以下は、ちょいちょいまともなリンクをまぜてますね。

最後の伝家の宝刀、近藤誠のがん放置治療をすすめています。

私はこの金スマに出た近藤誠ととりあげたTVのほうが、イレッサよりも罪が深いと感じています。

先日やっとNHK「がん医療 あふれる情報にどう向き合う」が放送されましたね。彼に対する現役医師の警笛がやっとメディアにとりあげられました。
http://blogos.com/article/107902/

これに対し金スマを放送したTBSは命にかかわる事を話題性だけで取り上げた事を猛省して頂いたいです。