オムツメーカーのCMが日本と海外の子育てへの考え方を反映する

オムツメーカーのmoony(ムーニー)が子育ての奮闘するママの日常を描いた動画を展開している。

植村花菜の歌が映像にシンクロした歌詞で展開する動画は、母であることのよろこびと子育ての葛藤、そして孤独感を描いている。


【2016年】【賛否両論】「はじめて子育てするママへ贈る歌。 」【炎上】

 

ただ、これは映像の雰囲気、挿入の歌と映像のシンクロ、アコースティックな歌の雰囲気といい完全に2016年のパンパースの動画を意識(パクリ?)したものだと思う。

同じ業界なのでオマージュではなく、私はパクりだと思う。

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内容を見てみると決定的に違うところは、パンパースのCMは葛藤や苦しみがテーマでないのと、子育てに色んな人が関わってくる。街の男性が助けるシーンなども描かれている。

それに対して日本のムーニーのCMは、ほぼ母ひとりが子供と1対1で向き合う日々が綴られる。

 

 

 

日本の子育てにつていて母だけに背負わせすぎで、もっと社会がサポートしないとダメだというのを端的にイメージでも表してしまったCMですね。

ただ社会が全部問題かというと、両親などとの同居をきらう個人主義なんだから当然大変さも自分で全部向き合う部分も出てくるのも事実です。

余計な干渉がイヤで同居をきらうなら、助けて欲しいときだけ助けて欲しいというのは都合のいい話で、そんなにしんどければ同居もひとつの方法ですよね。

ただ、ベビーカーを押している人への目や、泣いている子供への反応はもっと暖かくなって欲しいですね。自分だって子供の時はギャーギャー泣いてたんだから。

 

このCMの視点で違和感を感じるのは、作り手のオヤジの目線です。

メーカーの偉い人、CM制作、代理店の偉い人、広告を作る世界はオヤジのオンパレードで、これで女性の共感をねらって作ってるけど。ここに出てるのは男性いやオヤジが思うえらいお母さんであって、女性が思うリアルな幸せ像からずれてるように気がします。

これ見て女性が思うのは「イヤ、だんなちょっと助けろよ!」って思う人が多いらしく。お母さんえらいよね!のメッセージが完全にオヤジ目線な気がするらしいんです。

なに1人で頑張るの偉い風にしてるわけ?っという。

この感性の欠如が2つの動画の違いにすごく現れている気がします。

 

これはおそらく意識なく、自然とそうなったんだと思うので、余計問題が根深い気がするんですよね。

もう植村花菜のセレクトなんて、ある意味ドンピシャだよね。