薬だけじゃない、自動運転の進化をはばむ日本の仕組み

世界の中でもかなり早い時期に自動運転の技術を実用化したのは日本のメーカーだそうです。
今においても自動運転の技術では先端をいっているのですが、メーカーの努力を国交省が阻んでいたところがあるという説があります。
赤信号を認識し自動で止める機能は、かなり早い段階から技術的に実現されておりメーカーも実証に取り組みべき申請をしましたが、なぜか国交省が待ったをかけたそうです。最近海外の自動運転の動向を見て、いくつか実装も進んでいるようですがgoogleなんかよりスバルのほうがずっと先に進んでいたらしいのです。

国交省は車が信号機の映像をデータ解析して判断するのではなく、各信号機に付けた機会から電波を受け取るという方式を積極的に採用するよう働きかけているようです。
世界ではそんな方式は、はなから考えていません。アメリカなんで広すぎてハードウェアで解決しようとしたら天文学的な予算がいるから当然ですね。ヨーロッパやロシアでもしかり。
これは関するデメリットははかりしれません。

  1. メーカーは世界標準でなく、国内向けだけに機能を開発しなければならず、プラットフォームの分割はコストや開発に圧倒的にデメリット。
  2. 各信号に小さいとはいえ、機会を付加する膨大な工事と予算が必要。
  3. 電波を公式に飛ばすには電波法に伴い管理が必要。この『ITS』(高度道路交通システム)と呼ぶ無用の長物のために膨大な管理組織(天下り先)の人材が必要。

 

このプラットフォームでは携帯でも同じ問題で日本のメーカーは海外との対抗で劣勢に立たされた背景があります。

しかも公道でのテストを認めず、テスト用に国が広大な施設を作るという。
どんだけ公共工事をつくりたいのか?
なにも無人でテストする必要はなく、公道でもドライバーがハンドルに手を近づけた状態でテストすればいいだけだし、なんならトヨタくらいならでっかい私有地でやればいい話。

せっかくの日本のメーカーの先進的努力の足を引っ張ってどうする役人..
むしろ、開発でドカーンと予算を補助するくらいできんかね?

日本は地デジでも同じ事をやっていて、インフラありきなので放送デジタル化は20年以上前の起案から電波塔ありきで進めたために、実はデジタルにしたら光ファイバーでも衛星から一気に飛ばしても良かったのだが、キー局、地方局の体制をまもるために今の形式になる。
ところが移行期間だけでも10年たつ間に圧縮技術とCPU速度があがりハイビジョンクオリティの映像が回線でぜんぜん遅れるようになってしまった。通産省にも優秀な人はいると思うんだが国家的な決めごとになると、なぜこうなるのか?日本の企業の減速は企業のせいだけではないかもしれないですね。

こんな事では、すぐれた技術者がどんどん海外に行ってしまうよ。
IPSの山中先生はそういう状況をふまえて、あえて日本にとどまっているという。
心が救われます。