ヤシノミ洗剤でエコとか地球にやさしいというのはウソだよね?
自称エコロジストやナチュラリスト達が、こぞって使うヤシノミ洗剤。川や海の汚染の一つの要因として家庭の洗剤が問題視されていた際に、石油原料でなく植物性洗剤で洗浄力もあるパーム油を使った洗剤が80年代から注目されはじめました。
オーガニックやデトックスなどしている環境に意識高い系の主婦達もこぞって、このヤシノミ洗剤を使いはじめます。石油原料のほうがコストが安いが、排水後の汚染の原因物質を残さないという点で今でも使い続けている人が多いでしょう。
1つめの意図的フェイク
まず、この手のヤシノミ洗剤のロゴやラベルに使われるイラスト、だいたいこういうイラストで南国、ハワイなどにある椰子の実(ココナッツ)がついたパームツリーが使われている。もうハワイ感満載です。
おのずとユーザーは、原料となるパーム油は椰子の実やパームツリーを思い浮かべています。
ところが、この原料となるパーム油は主にアブラヤシという椰子の種類から精製されています。
写真を見ると、パームツリーよりもかなりワイルドで実は毒々しいものだとわかります。海沿いのビーチとかではなく熱帯雨林のジャングルに主に生育し、かなり早い速度で実を実らせます。商業化には、効率のいい植物です。
もちろんパームツリーの椰子油からも作る事ができますが、そんなものであれだけ大量の洗剤を作ればハワイからパームツリーがなくなってしまいます。
巨大なプランテーション(大農園)がないと、世界の消費に耐える量のパーム油は作れません。
このイラストは単なるさわやかなイメージだけを想起させるために使われています。はたして、意識高い系の主婦達はこの毒々しい実の写真でもヤシノミ洗剤を買うのでしょうか?
大規模プランテーションにより森林破壊
食品にも使われるパーム油の需要は世界的に増えています。今までジャングルでしかなかった土地で効率のいい換金作物を育てられるなら、途上国の農民はもちろん飛びつきます。
これに伴い、アブラヤシの主な生産地であるマレーシアとインドネシアではジャングルをどんどん焼いて大農園を作ってしまいます。つまり結局のところ、環境破壊を抑えるために使い続けたヤシノミ洗剤でどんどんジャングルが破壊されていきます。
ジャングルを生息地とした、ゾウ、オランウータン、トラなどの減少がはっきりと報告されています。
2019年未曾有のアマゾン森林火災の原因の一つ
このジャングルの大規模プランテーション化は、ブラジルのアマゾンでも行われています。2019年未曾有のアマゾン森林火災は、この焼き畑がひとつの原因となっています。地球の肺と言われているCO2を酸素に変えるアマゾンのジャングルは、大豆やアブラヤシの畑にするために減り続けています。もちろん、そこに住む動植物達も追いやられます。
先進国から非難の声があがっていますが、自分達がとっとと工業化を終え豊になってから、CO2のために森林を途上国に守れというのは、途上国側からは納得のいかない理屈でしょう。
ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領は、経済活動のためにこれを黙認しG7で他国から指摘されても逆ギレしています。
世界の市場で求められているパーム油を求め続けているのも、その先進国の市場なのです。もちろんそれはエコのためにです。
ガーディアン紙が名指しで中国のプロパガンダに使われていると毎日新聞を指摘しているのに、まったく話題に上らない
イギリスのガーディアン紙はロンドンに本拠を置く大手日刊新聞で、1821年創刊。フィナンシャル・タイムズやインデペンデント、デイリー・テレグラフ、タイムズなどと同列に扱われる大手紙だ。
この中国のロビー活動は、暗黙のうちに認知されていたが大手メディアがしっかりと記事にするのは珍しい。
かなりセンセーショナルな内容なのに、日本のメディアでは取り上げられない。
記事の中でグラフとともに紹介されているのは、中国がロビー活動で各国の新聞に中国に有利は発言を働きかけているためにスポンサードしている度合いをグラフで示していいる。
これを見ると日本の毎日新聞が飛び抜けていて、6.6 million で約7億円あたりも広告売り上げを受けている。アメリカ全土の合計よりも予算が割かれているのがわかる。
なにも、共産主義の政党を支援しなくてもお金でスポンサーとして広告を出せばメディアの主調はコントロールできると言うことだ。資本主義なので、だれに遠慮することもない、合法的にお金を出して広告を出しているのだ。
チベットやウイグルの問題が報道されず、BBCなどでしか取り上げられないのはこのためだ。
ドナルド・トランプ大統領のやることは眉をしかめるような事も多いが、この事実をtwiiterでつぶやいている。彼は問題や片寄った発言も多いが、こういう事を空気読まずにいうのは、ある意味逆側には想定外かもしれない。
China is actually placing propaganda ads in the Des Moines Register and other papers, made to look like news. That’s because we are beating them on Trade, opening markets, and the farmers will make a fortune when this is over! pic.twitter.com/ppdvTX7oz1
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) September 26, 2018
毎日新聞は、この指摘に対してまったくスルーで無反応。
そして国内の他のメディアもこれをローカライズして放送することはない。都合のいい時は、「海外では」なんて、よく使うのに。
日本のメディアが信用に値しない事が、どんどん進んでいる。
アメリカでも新聞は買収されている
アメリカでも2018年9月「ニューヨーク・タイムズ」「ワシントン・ポスト」の両有力新聞が同時に尖閣諸島は魚釣島で、元々中国の領土だという広告を掲載した。
このように数と量で世論を形成しようする動きを「China Watch」という、わざと広告では無く取材記事風に見える広告で展開している。
広告の予算でエビデンスを置いて記事を構成するのであれば、完全なプロパガンダ込みの中国共産党の機関紙だ。
政治に関して語る資格があるのか?
このような姿勢での与党批判や、領土問題への意見は素直に聞くことができない。
残念ながら、世界の各紙で同時にこのような論調は流され次第に信憑性を帯びてくる。タイミングをコントロールして出しているから当然だ。
むしろ、批判するメディアが跳ねっ返りに見えてしまう。
残念ながらグローバル資本と独裁は、とても相性がいいようです。お金でメディアをコントロールできるのであれば採算を考えない独裁国家は最強です。
もちろんアメリカも、同じ事をやった経緯はあります。後から見ればベトナム戦争のどこに妥当性を主調したのか不思議です。
ファクトではなくプロパガンダに左右されるメディアなら、左派系の彼らが一番嫌う独裁や人権蹂躙に加担しているという事ではないのか?
日本が軍国主義に走るときに暴走を止めれずに加担した毎日や朝日は、その反動から全共闘世代が入る左派新聞になったが、はたして右か左かの問題だっただろうか?
独裁に力を貸さないのが先ではなかったのか?
人権がまず先に来るんではないのか?
ウイグルやチベットが、あれだけの情報や証言でフェイクニュースだとは考えにくい。
お金をもらって、その事を黙認するなら、負け戦とわかりつつ大本営の嘘を流し続け多くの若者を死にいたらしめたあの頃とどこが違うのだろう?
小泉進次郎の揚げ足取りに必至だけど、逆にわかっていない事を露呈するマスコミの皆様
小泉進次郎氏のニューヨークでの共同会見での「気候変動のような大きな規模の問題に取り組むことは、楽しく、クールで、セクシーに違いない」と英語で述べた事について、嘲笑されたとか、バカにされているという切り取り記事が見られ。
特にリベラル系の新聞は、ここぞとばかりに揚げ足取りに必至ですね。
そもそも、このsexy発言は、空気を読めてない発言なんだろうか?まして、リベラルフェミニストなんかは女性がまわりにいるのに下品な表現だとか言っている。
ところが情報を追いかけると少し違う背景が見えてくる。
この発言をした時に、同席していた女性議員の1人が。
彼女の以前の発言が動画に残っている。
Rio+20: Christiana Figueres, UNFCCC Executive Secretary
今こそ、グリーンセクシー(環境セクシー)に取り組む時であり。という表現を意図的にセクシーを入れてスピーチしている。
また2017年のThe Gryphonの記事でもLet’s make sustainability sexyというタイトルに使われるように頻繁に使われている表現だと言える。
つまり、彼女の以前の発言などのリテラシーを取り込む、ウィットにその表現を取り入れた発言だったと言えるでしょう。
ロイターの指摘のように、これからちゃんとやります。って宣言したけど、中身は何もないじゃん!という指摘も当たってるけど。sexyにフォーカスするのは違う気がする。
ま、具体的なのは、この前就任したばかりだから、これから真価が問われるだろうね。
いい加減、言葉尻で追い落とすだけの報道はやめたらどうだろう。
以前にも書いた、情報のトリミングで恥をかかないように、いろいろな情報を英語でいろいろなメディアで取得できるように教育することは、この時代とても大事な事ですね。
マスコミという出島で情報は加工されて出てきたものを世界の評価としていたら、黒船が来るまで取り残されてしまう。
また、これだけ表現豊かな日本語で原文の本意は伝えられないはずはなく、真摯な姿勢のメディアの登場を願うばかりですね。
丸亀製麺だけじゃない、地名をイメージでつけてるブランド
SNSで話題になった丸亀製麺は、うどん県で有名な香川県や丸亀市となんら関係がなく。東京都渋谷区が本社で1号店も兵庫県で単なるネーミングである。
また、名前を使われている上に、香川県の人からするとブランドに使うのに全然讃岐うどんじゃないので、あんなものを讃岐うどんと思われるのは不本意だと言うこと。
街の人は不本意な声をあげているが、実際に丸亀市には丸亀製麺はちゃんと付け届けをして抑えているみたい。
丸亀市のイベントのポスターを店舗に貼ったり。西日本豪雨の時は、社長が個人で1000万寄付したり。チャリティイベントの収益を丸亀市に寄付したり。
街の人がどういおうと、大人の事情で文句は言えないわけです。
え?神戸屋って神戸じゃないの?
そんな事って実は、他にもけっこうあります。東京や関西で見かけるパン屋の神戸屋。
神戸といえば横浜同様古くから洋食や欧州の文化が入りパンも美味しい老舗の店がたくさんあり、神戸ブランドのイメージは絶大です。
ところが、この神戸屋は発祥も大阪で、本社も大阪で由来と言えば創業者が神戸の製パン会社に一時期勤めていただけで、正直神戸のパンではぜんぜんありません。
この創業者、大阪で売り出す時に神戸パンとして売り出すという、今からがんがん炎上必須のやり口です。
その後レストランを西宮などから神戸に展開したので、後追いでイメージを補完していった形です。
串カツ田中は、東京?
「大阪名物伝統の味」と名打つ「串カツ田中」に東京都品川区。
1号店も世田谷区。社長は大阪出身だが、当時のパートナーである田中さんの父から受け継いだソースのレシピで開業とあるが、いろいろな飲食店をして壁にあたっていた人なので、このストーリーも後付けでは?と怪しい。ただ、飲み屋にもかかわらず、全席禁煙にした先見の明はすごいと思う。
串カツ田中は別にして、地名をブランド名にするのはどうでしょうね?
香川のうどんといっても、店によって千差万別ですし、商標として地名を認めるのは早い者勝ちなのもどうかと思います。なんか、新しい名前が出てくるたびに商標をとりまくる品のない人もいますね。
そんな人が、得する世の中はいやな気がします。
ディズニー花嫁カチューシャ100個事件のような転売ビジネスをどうにかしないと
最近話題になったこれ、限定グッズを買い占めてオークションやメルカリで転売するやからの話。
ダフ屋のチケット転売にうるさくなってきたので、アイドルグッズから、コンサートグッズ、はてはディズニーの売り切れ必須のグッズなど、どこにいってもいる。
このボンボ花嫁カチューシャが、あっという間に売り切れた背景はこういう事があったんですね。
なんなら、もうすぐその先でスマホで撮影して売ってるやつもいます。
コンサートグッズでも
私は埼玉スーパーアリーナにブルーノマーズを見に行ったときも、コンサート始まる数時間前から、どー見てもブルーノマーズ聞かねえだろ?って感じの面々がグッズショップに並び
このDのシンプルなデザインのTシャツとキャップを、買い占めていました。元々海外のツアーを先に回っているので、そのオークションでこれが一番高値で取引されている情報を得ているんでしょう。
なので、コンサートをしっかりチケット勝手、堪能し、興奮冷めやらず、さあグッズでもと思ったらめぼしいものは 何もない状態です。とても悲しい思いをしました。
中国でも
中国のユニクロでも、ユニクロ×KAWSのTシャツの争奪戦がすごい事になったのは記憶に新しいですね。
シャッターが開きかえて、下から滑り込み。中に入れば、殴り合い、取り合いで。もう数分後には転売サイトに山のように上がっていたようです。
(中国のユニクロでカウズTシャツが人気すぎる)优衣库kaws联名款T恤遭疯抢!
何らかの対策を講じないとダメなのか?
こういった動きにジャニーズなどは、QRコードを使ったり、買い方を複雑にしていったり、身分証明書を提示したりと色々な方法が考えられてるが、ニンテンドースイッチの在庫が無い時にように、業者にプータローを使って並ばれると、なにせ暇な奴には勝てない。
これを解決するには、電子マネーオンリーにするしかないんじゃないか?
少なくとも、電子マネーにすればよほどイリーガルな方法でないかぎり偽名で作ることはできない。また、業者が使うプータロー達は持っていない場合も多い。
先のいろいろな方法よりも、通常のスムーズな決済の流れで重複をチェックできる。
また、最終的に転売サイトなどへの口座などへのつながりもキャッシュでやるより、はるかに痕跡を追跡しやすい。
ログが残れば、コンサートグッズばかり月に数十万円も購入してれば違和感がある。
ということで、まずは電子マネーオンリーにしてみてはどうだろうか?
とんでも研究結果をもちあげて、番組を色づけするマスコミ、南清貴の電子レンジは使わない、とんでも論が広がるバカさ
ずいんぶん前の記事なので、インスタやらtwitterで信じているやつがいるので、驚いている。
とんでもフードプロデューサーの南清貴さんは「数年前から絶対に電子レンジを使わないようにしている。マイクロ波で食材を加熱すると、たんぱく質が凝固(変性)してしまうからだ。」そうだ。
https://dot.asahi.com/wa/2018020900049.html?page=4
ん?
しかも栄養素も破壊してしまうそうだ!食品の研究者にはメーカーから金銭が渡り、真実を隠蔽しているそうだ・・・
そもそもこの理論のベース(理論かw)は、電磁波悪説から来ているようだ。その方面の方には、まず電磁波悪論があるので、ものすごく短絡的に間違った結びつきがはまりやすいわけです。
たんぱく質が凝固(変性)するのは熱を加えるからで、湯がこうが、焼こうが、全部起こります。それが調理ですから。ゆで卵食えねえよって話じゃん。たんぱく質の変性の最たるものです。
こういう人の矛盾が、やはり備長炭がいい!人が育んできた昔から英知が・・・的な事をいいますが、赤外線も遠赤外線も電磁波の一つです。マイクロ波と周波数が違うだけです。
電磁波よる調理がダメなら、備長炭で焼く焼き鳥なんて、もってのほかになります。しかもたんぱく質が変容して、焼けて固くなってしまっています。
表面なんかぱりぱりです。あー書いてたら食べたくなってきた。
しかも栄養の減少は熱によって壊れるビタミンがあるためですが、それなら炒めても煮てもまったく同じです。
で、食品研究科って何よ?
そもそも、どういう人なのかプロフィールを見たら、これが超絶怪しい。
「舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、からだと食の関係の重要さに気付き、栄養学を徹底的に学ぶ。」とあるが、どこでどのくらい栄養学を学んだかが全然書いていない。舞台演出の分野でも名前は一切出てこない。
1952年生まれで95年からレストラン「キヨズキッチン」を経営とあるが、というと始めた時点ですでに43歳、それまで何やってたか学歴も出身地も何もわからない
一般社団法人日本オーガニックレストラン協会の理事って、それって何よ?
これも勝手に作って、教室やったり教材売るビジネスだな。
しかも、栄養学の先生や研究者も一切名前をつのらない。単なる「ぼくたちこう思いまーす」の集まりにすぎない。
しかし、ここまで個人のプロフィールを出さないのも珍しい。仮にも栄養学を学んだんなら、どこで学んだかは書くべきじゃないの?
電磁波は体に悪い?
携帯や電子レンジなどの、電磁波は体に悪い。と信じている人たちがいます。
まず電子レンジの電磁波は、扉でほぼ完全に遮蔽されています。最近の機種ならほとんど漏れません。
あと、今ほとんどの会社で使っているwi-fiもそうだし、さきほどの備長炭と同じで紫外線も赤外線も電磁波です。もちろんGPSもTVもラジオも電磁波です。
電磁波が体に悪いなら江戸時代に戻れば人はたくさん助かるのでしょうか?
いえ、これはアメリカでアーミッシュという近代文明を否定した人たちが特に病気にかからないわけでもなく、癌にならないわけでもない事でわかります。
一時期、ナチュラリスト寄りの科学者達がアーミッシュは癌の罹患率が低いという論文を出しますが、これはまったく評価されていません。早寝早起きの健康的な生活習慣が主な理由だろうというのが、冷静な評価です。
ところでマスコミってどうよ?
この人の事を少し調べても、かなりの胡散臭さがわかるのだが、なぜアエラやビジネスジャーナルなどの左派系マスコミは、こういうとんでもナチュラリトに飛びつくのか?
なんか政治的にリベラルだと、とんでもナチュラルでないとダメなのかw
よく、オーケーしたな?と思うくらいの、怪しい経歴で栄養学も化学も、物理学も何も学んだ形跡がないのにである。
もちろん独学で研究される理論もあるが、ここまでそれぞれの専門家に総スカンされるほどの「とんでも」もめずらしい。
問題は、それを仮にも日本で大手どころのメディアが執筆を依頼して書かせてそれを編集でチェックを通りメディアで出している事だ。
話題になれば、なんでもいいならバカッターやアホなユーチューバーとそれほど大差は無い。
渡辺雄二の「買ってはいけないシリーズ」を買ってはいけない!
この世にこじらせナチュラリストをたくさん生み出す、増幅器の役割を果たす「買ってはいけない」シリーズ。Amazonで渡辺雄二の名前で検索してみてください。
添加物から、砂糖、加工食品までとにかく、雑誌でうけたから、このネタで“しがむしがむ”。もう、味無くなったガムみたいになってます。
この本を読んでこじらせちゃった奥さんなんかが牧場で暴れるビーガンみたいに、給食で使う素材に文句を言ったり、知り合いの料理にその調味料は癌になるとか言い出す。いろいろなところで「そんなもの食べるなんて信じられない」などと、ナチュラルハラスメントをかましまくる後ろ盾になっています。
で、どんな人なの?渡辺雄二って。
ネットで出てくる、資料を元にどんな経歴か調べてみましょう。
栃木県宇都宮市出身。宇都宮市立中央小学校卒業、宇都宮市立旭中学校卒業、栃木県立宇都宮東高等学校卒業、国立千葉大学工学部合成化学科卒業。
最終的には国公立の理系の工学部に行ったということで、お勉強はそこそこ出来たようですね。
その後、コンピュータソフト会社に勤めたと、塾自営、消費生活問題紙で食品添加物、合成洗剤、バイオテクノロジー、原発などの諸問題を取材し、記事を執筆する。1982年に退社し、フリーの科学ジャーナリストとして活動を開始。主に大企業=悪をベースとして考えた添加物や加工品をターゲットにあることないことチェリーピッキングでエッジの立った論をあげマスコミにとりあげられベストセラーとなる。
というか、え!?この人、栄養学でも化学でもアカデミックな研究は一切やっていないわけなのね?
取材だけがダメだとは思わんが、あきらかに論理を組み立てに恣意的なものを感じると思うが、どうだろう?
ヤマザキパン vs 買ってはいけない
2019/3/26山崎製パンが、今年3月26日、自社のウェブサイト上に〈「イーストフード、乳化剤不使用」等の強調表示についてというページを掲載した。
山崎製パン | イーストフード、乳化剤不使用」等の強調表示について
この添加物批判の中でシンボリックに取り上げられる一つが、「イーストフード」「乳化剤」で、安保問題のオスプレイのような扱いになっている。
この科学的根拠とか別に塩化アンモニウムなどを大量に摂取した場合の危険性などをミスリーディングさせ、危険をことさらに煽っている。
それだけ大量に摂取すれば塩でも醤油でも危険になる。すべての危険を量を鑑みずに考える事は意味がない。自然=安全は嘘でオーガニックなものにも毒性は含まれる。
トリカブトだってオーガニックである。
さらに、焼いてしまえば残存しません。元々ナチュラリストの多くが国産信仰があるが小麦は輸入をほうがパンに向いていて、国産の小麦はふくらまないため、添加物を入れていた。パンの小麦としてはオーストラリア産などのほうが数段ランクが上です。
しかも小麦の品質が改善したため、今は使っていない。
そして、カビない写真を掲載してミスリーディングする。カビないのは工場の衛生管理の問題で、自宅で作ったパンは作られた次点ですでにいろいろな雑菌が入っているためカビるだけです。
発がん性を言うなら、見えない次点ですでにカビが内包されているパンより、何ミクロンかの臭素酸が残っているほうが安全です。
この事は以前にも書きました。
経口補水液も買ってはいけない?医者よりも正しいって?んなバカな
熱中症対策として売り出される経口補水液もまったく意味がなく、買ってはいけないと仰ってる。塩水でいいんですとか、言ってます。
もう化学も医学も置いてけぼりです。熱中症対策でスポーツドリンクなどより経口補水液が別に作られている理由は、ブドウ糖です。
食塩はブドウ糖と合わせて接種することで、水の吸収が促進されるんです。そういう基本的な医学の知識をないがしろにとんでも理論を展開されています。
シングルイシューに上げられてしまったトランス脂肪酸
マーガリンに代表されるトランス脂肪酸は、自然界に存在せずケミカルなもので体に悪いという、食品のなかのオスプレイにように扱われています。
もうナチュラリストにしたら、そんなの当然で今さら何を言ってるの?レベルです。ところが、このエビデンスは怪しいものです。
ます一つのおおきな嘘はトランス脂肪酸は動物性脂肪にも結構な量が含まれていることが最近明らかになっています。自然界に存在しないものではありません。
また象徴的に使われるこの写真。
蟻もマーガリンは食べない。プラスチックみたいなもの、というサブキャッチがついたものがあります。
これは、家で簡単に実験できますので、是非試してみてください。
そもそも、この話を広めたフレッド・ローはアメリカの自然派運動家で自分で自然食品の店もやっていた単なる商売です。
蟻、マーガリンがんがん食べますw
この写真のからくりは簡単、蟻は最初に食べ物を見つけた蟻がフェロモン出し、他のありはそこから集中的に攻めます。なので、たまたま最初に見つけたものがバターだっただけで、場合とり逆に写真も撮れるわけです。すごく、わかりやすい情報のトリミングですね。
アメリカの追跡の調査でも、心臓病や動脈硬化の原因がすべてトランス脂肪酸にあるかというとそもそも肥満の多いアメリカで、そっちが原因じゃね?というもっともな意見も出ていますし、EUの大規模研究では、「トランス脂肪酸が心疾患の原因とは言いがたい」という意見も出ています。
なので、体には良くないもしれないので、規制してもいいかもしれないけど。
フードファディズムに気をつけて
なにごとにもバランスは必要です。
あまりに食べ物の噂を信じて、いろいろなものを否定する人たちをフードファディズムと言います。「食べ物や栄養が健康や病気に与える影響を誇大に信奉すること」です。
主に大企業悪説や、製薬会社悪説に安直に結びつけて語られます。ワクチン否定論者にも重なる事が多いようです。
中には鍋で煮るよりも、電子レンジで調理すると栄養素が落ちるという人もいます。中学生の理科や化学から勉強し直して欲しいです。
マイクロ波も、熱を加えられた熱も結局は振動で波だという事がわかっていません。
僕らが教科書で習った事は、以外と正しいんですよ?
いちど読み直してみたら、どうでしょう?