今週のお題「私の癒やし」は知らない町の散歩です

今週のお題「私の癒やし」

私が癒されるのは、知らない町を歩く時です。

有名な観光スポットや名所がなくてもいいのです。

ただ降りたことのない駅。

商店街なんかあるといいですね。

小さな神社があってもいい。

駅前の小さな飲み屋街なんかあるのもいい。

美味しいものを探したり、そういうのではない。

なにか、自分の人生の視野が狭くなったときに

まったく知らない町でたくさんの人が日常を過ごしているのを肌で感じると

みんなもいろいろあるけど、生きてるんだな〜と思う。

特別な言葉を本からもらったり、人の格言で心が救われる事はありません。

わりと本は読む方ですが、共鳴したり感動したりしますが

苦しい時は軽い本しか読まないようにしています。

重い文章を読むと一緒に落ちていってしまいます。

そういう時は、時間を気にせずメールもLINEみ見ずにふらふら散歩するのはいいです。

できれば知らない町で。

 

 

 

「あ、こんなとこにコロッケ売ってる」とか「味のある本屋さんだな〜」とか思いながら、ふらふらふらふら。

お昼ご飯は、失敗することがあってもチェーン店じゃない、地元の店がいいです。

思わぬあたりがあったり、激はずしたり

それもまた楽し

仕事で違うところへ行って、打ち合わせの間が3時間くらい空くと再考です。

ふらふらふらふら

歩き疲れると、天気がよければ公園にすわって、いい感じのお店があれば

珈琲でも。

今のところやはり下町のほうが面白いですね。

町というのは混沌としてるほうが面白い。

新しい町で、整理されすぎていると面白くない。

デベロッパーが駅前を全部似たような感じに開発してしまうのなんか、バカじゃなかろうかと思う。とたんに味がなくなる。

自分を知ってる人が、ぜんぜんいない町で知らない人をみながら

歩き長め、ほんの少ししゃべったりするのがとても自分の心が癒されます。

是非みなさんもどうですか?共感されないかな〜

 

シルバーの有権者がシルバーの政治家へ投票して国が変わるわけがないんじゃね?

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また新しいニュースが飛びこんできた、ニュージーランド新首相で37才のジャシンダ・アーダーンが任命され。 女性で30代に首相が誕生した。 オーストリアセバスティアン・クルツが31才で任命されたニュースが飛び込んで来たばかりである。
なにも私は海外がすべてよくて日本がすべてダメなんて言うつもりはない。
まして、たかだか数年海外行ったくらいで「あ〜俺日本俯瞰で見えちゃってるかも〜」なんていう勘違いのブログを上げるつもりもない。

 

ただ、この現実はなかなかキツい
2017年10月時点で

世界は若いリーダーを求めている

日本の現状はどうかと言うと

投票率が高いのは60代、70代で、衆議院議員の平均年齢が55.2才でなんと65才以上が22%もいるんです。

 

 

 


これならシルバーデモクラシーになるのは自明の理だよね。

シルバーの有権者がシルバーの政治家へ投票して国が変わるわけがないよね
政党とかいう問題じゃない。
全体が若返らないと政治が変わらない。

派閥政治は仕組みだけが問題じゃなく、今の企業経営ではほとんどなくなった年功序列が脈々と続いている事である。
とにかく各党に入ったら能力や人気ではなく、党に尽力してポジションを上にあげていってやっと役職につくことができる。自然と自民党のようにたくさん人がいると役員になるには、そこそこの年齢になる。
ましては首相になるには、各党の長にならないとチャンスがない。

国会でいねむりしてる映像もよく見るけど、そりゃ僕らだって昼眠くなるのに65才過ぎてたら、そりゃそうさ。

タフな仕事なんだから、お年寄りばかりなんておかしいのよ元々。

今の自分の生活への影響を考えて、自分に不利な政策に反対する有権者はほんとうに品がないと思う。
今の国債の発行で借金を増やし続ける日本は、いわば自営業者が店を継ぐ息子に借金が残るとわかってて、店の改装や飲み屋のツケをどんどん借金していくようなものだ。
自分の子供をそんな目に合わせてまで、今幸せに暮らしたいのか?

国会議員に定年を作るべきだと思う。
そして今回の選挙では、団塊の世代に引導を渡すべきだ

とくにどこの党でもかまわない、自分のイデオロギーに合った党にすればいいと思う。

でも若い議員にしてくれ

従来の組織が制度疲労を起こしている

ここ数年、高度成長期に出来た組織の存在意義が薄らいでいる、連合や農協などの本来、労働者や農業従事者のための組織が本来の目的を逸脱し、首をかしげるような行動や決定を行い存続の意義を問われている。

これも唯々諾々と引き継いで来た役員達が、誇大した組織と立場の安寧で存在目的を見失ったしっぺ返しだろう。

もちろん、旧来の仕組みを変えるには痛みを伴うこともあるが、成長が止まっている現在無駄な仕組みを維持する体力は日本にはないはずだ。

社会の運営の仕組みを見直す時期に、議員の平均年齢が高くてできるわけがない。

世界ではそこに対してアクションを起こし始めている。

もちろん若い議員がいろいろな問題を起こしていることもあるだろう。

ただ、はじめていないよりマシではないか?

もし年配の議員の役割があるとすれば、チャレンジする若い議員をサポートしていざとなったら責任を肩代わりするくらいの度量があれば尊敬できるけどね。

植田正治美術館に行きたい -行ってみたい場所-

今週のお題「行ってみたい場所」

 外国などで、なかなか行けないところと違い行こうと思えば行けるのだが、なかなか行けていない場所ってないだろうか?

私にとってそれは植田正治写真美術館です。

鳥取県の端、ほぼ島根寄りにあるこの美術館は写真の世界で「UEDA-Cho(植田調)」の語源ともなった世界的写真家植田正治の個人美術館。

鳥取砂丘で撮影されたモノクロの世界が有名です。

美術館には、その写真を実際に展示に置き換えるような大山がレイアウトされた展示などがインスタ映えすることで近年来場者も増えているようです。

是非頂上付近にまだ雪が残り天気にいい日に行けたらと思います。

 

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植田正治のストーリーがすごいのが、彼がファッションフォトを始めたのが70才を過ぎてからだったということです。

奥様を亡くされて失意の父に、アートディレクターである彼の息子が提案した事がはじまり。80年代から、今の日本のファッション界の巨匠である菊池武男のカタログを手がけた事がはじまりと言われています。

 

 

 

また、その後ブルータスやアンアンの創刊にかかわった、日本のアートディレクターの草分けの堀内誠一との仕事でも鳥取砂丘でのクリエイティブな仕事は業界の度肝を抜きます。この時すでに72才であったと言います。

堀内誠一は、その時代の旬の人を次々の世に送り出します。

篠山紀信加納典明澁澤龍彦横尾忠則などの当時のとびぬけた若い才能を見つけてプロの中に引きずり込みます。

彼の仕事は今見てもぜんぜん色あせる事なく、デジタルがクリエティブを進化させるわけではないと感じさせてくれます。

そのあたりは、日刊イトイ新聞で連載されますので興味のある方はご一読を

堀内さん。- ほぼ日刊イトイ新聞

それにしても72才の植田氏は異色であったでしょう。
前述の数名は、東京で今からもっとやってやろうとギラギラしている年齢の人たちだったと思います。

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80年代、菊池武男のBIGI、川久保玲コム・デ・ギャルソン山本耀司のY'sなどが世界へ行くとともに、ファッションフォトとして世界に浸透していくUEDA cho。

美術館では 70才までアマチュア写真家だと自称していた彼の違った写真もたくさん見れるようです。それも、とても楽しみです。

できれば、平日の空いている天気に良い日に山の中へドライブして半日ほどゆっくりと見て回りたいと思います。

帰りに皆生温泉でひとっぷろ浴びて、刺し身で一杯飲んで一拍してからふらふら帰ってくる、そんな旅をしたいとここ数年思っています。

日常をやっつけて、時間を作り旅をする。

このブログを書いたきっかけに、具体的な計画を立ててみたいと思います。

 

非日常の空想の世界で遊んで見ませんか?1度は読んで欲しいSF作品、カズオ・イシグロ

ぶらぶらブログを見てると、このような記事がありSFがいくつか紹介されていました。

秋の夜長は、現実の世界を忘れる本を読みたくなる。 - 学校司書@非常勤

入門編だと思いますが、SFにも秀作はたくさんあるので、これを読んで私も紹介したくなりましたので、いくつか紹介します。

SFというと荒唐無稽な話が多く、今一つという方も特に普段文学を読んでる方には多いように思います。
ですが、今回ノーベル賞を取った

カズオ・イシグロなどもSFの部類に入りますが、その作品の世界は深く特にわたしを離さないでを読んだ時の感動は鮮明に覚えていきます。

日本でもドラマになりましたが、少し残念でした。どこが残念かというと、やはり番組で視聴率をキックスタートさせるために何か不穏な事がある雰囲気がすでに番宣や予告の映像に出ています。この作品を読んだとき評判だけで入っていったのは私には大正解でした。

はじまりから途中まで、とても静かな淡々とした、しかし完成度の高い青春物語として小説が進行していきます。その小説のファサードで表情が抑えられ、しかも静かで完成していればいるほど、また同様に淡々と述べられる事実の異様さが後半浮かび上がってきます。

この対比の表現は秀逸で、なかなか他に体験したことのない読後感でした。

先にこの何かありそうな事を言ってしまうのは、この作品の意図した表現や周到に綿密に配置されたプロットを台無しにしてしまうものです。

今の数回視聴率が悪いと打ち切りになる業界には向かないものだと思います。

 

次に紹介するのは小松左京氏のゴルディアスの結び目です。

先ごとトランプ大統領のメキシコとの国境の壁を予言したと言われるアメリカの壁でも有名になりましたが、評論家の東浩紀宮崎哲弥さんもいろいろなところで言われていますが、小松左京くらい世間の評価が相応でない作家はいないように思います。

SFといえばアーサーCクラークやアイザック・アシモフフィリップ・K・ディックなどがあげられますが、小松左京は世界にほこる彼らと肩を並べての遜色のない作家だと思います。日本沈没や映画になった復活の日が有名ですが、是非ゴルディアスの結び目果てしなく流れの果てになどの重厚な作品を読んでみて欲しい。

読んでいなかった方は小松左京を過小評価していた事に気付くと思います。

 

 

 

次にお勧めするのはジェイムズ・P・ホーガンの星を継ぐものです。アニメが好きな方は「機動戦士Ζガンダム A New Translation 星を継ぐ者」のサブタイトルでオマージュされた事で有名です。そのルーツを知ってから読んだ人も多いようです。

 中盤からのストーリーの圧巻の展開と想像力は一読に値するものです。クリエティブな想像力を堪能してください。この後これはシリーズ化され、その後のシリーズも楽しめますが、ダイハードしかりはじめの1冊がやはり圧巻です。
荒唐無稽な解をいかに論理立ててリアリズムを持たせるか、作者の油の乗りきった時期の一冊でしょう。

 

これも有名なんですがジョージ・オーウェル1984年です。映画、舞台など様々にオマージュされ、村上春樹が「1Q84」でタイトルをオマージュしたものだが、内容は特に明示的な関連はない。深いところでつながるところがあるようです。
近未来として書かれてる時代を、もうすでに超えてしまっているのは皮肉なものだが。
またこの本は新庄哲夫訳、高橋和久訳という新旧の翻訳で意見がわかれるところもあり、原書を読んで三冊よみくらべる人もいるほどだ。

 

ぐっとエンターテイメントにふってフランク・シェッツィングの深海のYrrです。ドイツ出身で、広告代理店と音楽プロダクションを経営する仕事のかたわらで小説を書き始めた変わった経歴。黒のトイフェルで95年に成功して2004年のこれを書いた。翻訳で少しリズム感が悪いところが気になりますが、途中からの「次どうなる?」感は半端ないです。長いですが、ざくざく読める本で、福井晴敏などが好きな人は合うと思います。

 

そして村上龍五分後の世界です。

SFかどうかは異論があるかもしれませんが、現在と違う未来を想像するのはSFだと個人的に思っています。そして、この本は「最後の数行の言葉で震える」ために読みます。

この本を映画化しない、できない、日本の映画界はまったくイケてないと思います。

緻密の設計された世界観で想像される、今と違う現在を頭の中でVRで見ているように視野が展開していきます。

良い本というのは、まるでoculusで体験しながら、好きなときにドローンで空撮で見ているように頭の中のビジョンが映し出されます。
村上龍トーク番組でしゃべっている、ちょい偉そうなもっちゃりしたオジサンを見て本を敬遠されているとしたらもったいないので、是非読んでみてください。

コインロッカーベイビーズで社会に衝撃を与えた彼が、後の第1期、第2期とわけるとしたら第2期の代表作だと思います。

また続編であるヒュウガ・ウイルス―五分後の世界 2も単なる続きでなく期待を裏切りません。

ですが、まずは1冊読んで最後の数行で是非震えてください。

 

これだけネガティブな情報があるのに、まだアガリクスとかフコダインとか買うの?

癌治療の事を調べていると、頻繁に目にする名前のひとつにアガリクスというきのこがあります。日本名がヒメマツタケといい、1970年代にブラジルの長寿が多い村で食されていたことから、研究されたといいます。

アメリカのレーガン大統領が癌になった時に服用して有名になったものです。今でも、この話を引用している宣伝文句も多く見られます。

また国立癌センターが抗癌作用を持つキノコを研究していたのも事実で、それもいろいろなサプリが宣伝文句に都合のいいところを切り取って使っていますが、実際は認可する薬として効果を証明するに至らなかったため、研究をやめたのが正しい内容で。

医学雑誌などで結果が報告されています。

これに目をつけた代替治療、サプリ、薬品メーカーが様々な錠剤や漢方のほうな製品を出しています。いずれも、保険適用されないのでけっこうな高額です。

まず1970年代から知られていて、この世界中の薬品メーカーが癌に有効な成分を探して当てれば会社が10年拡張できるのに調べていないはずがありません。

つまり、昔からあって現在も承認されていないもののほとんどは調べても効果がなかったわけです。○○酵素とか、陰謀説にすぐつなげる人もいてますが、同じような薬品があるなら可能性もありますが、単なる言い訳とみるほうがストレートです。

 

 

 

 

アガリクスに関しては悪名高い史輝出版が、健康食品会社とライターでねつ造記事で薬事法違反で逮捕される事件まで起きています。

ただ、その後も薬事法にひっかからない表記で同じような本を出版しているので完全な確信犯ですね。しかも、たくさんの名前を使っています。

 

史輝出版(=ライブ出版==青山書籍=応微研)にかかわる逮捕&起訴歴

http://cancer.jpn.org/index.cgi/%BB%CB%B5%B1%BD%D0%C8%C7?platform=hootsuite

 

アガリクスの一部の商品が、増癌剤になってしまったことを異例の報告が厚生労働省より公開されています。

ここで問題にされなかったものも、増癌剤にならなかっただけでもちろん抗癌作用があったと言ってるわけではありません。

厚生労働省:アガリクス(カワリハラタケ)を含む製品に関するQ&A

 

アガリクス茸の効能を言う人の多くがβーグルカンの含有率が多く、免疫力が改善されると言う主張でする。

まず確認すべき事は、このβーグルカンが免疫力をあげるというのも、そもそも現段階では仮説であると言うことです。

しかも、この主張の中心となった静岡大学の教授のサンプリング数がすくなく現在では他の菌類の比べてβーグルカンが圧倒的に多いということないらしいと言うことがわかっています。

しかも、消化器官からβーグルカンを吸収できるかどうかはまだエビデンスが確立されていないらしい。

そもそもβグルカンのような糖鎖による免疫刺激については、その機構が解明されていないため。口から入ったβグルカンが免疫系とどのように関わるのか、それとも関わらないかを証明する手段がないのが現状だそうです。

つまり新聞の広告欄なんかの宣伝文句のように、それで免疫力が上がることが証明されたのであれば、学会が騒然となる発見だそうです。

 

ところが、そういう食品を売っている会社がすごい発見をしたというニュースはどこにも出ていません。

 

そして、なによりβグルカンは、麹菌などからも腸内で発生するため味噌を常食としている日本人はもともと、腸内がβグルカンだらけらしいのです。

 

お金をもうけるために、相変わらず様々な広告が出てきますが。

こういうネガティブな情報も合わせてみて、お金をかけるかどうかを判断してください。

 

 

抗がん剤治療は、命を賭けたギャンブルだ!(NAVERまとめ)赤ペン添削してみた。(2)

抗がん剤治療は、命を賭けたギャンブルだ!(NAVERまとめ)に見る情報の悪意のある意図的な固め方2

抗がん剤で検索すると、けっこう上位に来るこのまとめに突っ込んでみるページの第2弾です。
第1弾はこちら、

http://jinkosky.hatenablog.jp/entry/2016/10/17/135353

※赤字が私の挿入コメントです。

元記事がこちら(NAVERまとめが終了すたので、魚拓をリンクします。)

記事1ページ目

記事2ページ目






米国の全がん死亡率
1993年頃から、なだらかに減っているのが見て取れる。
男性と女性別
出典 www.cancerit.jp(出展先なし)


日本のガン死亡率
アメリカに比べて、日本のガン死亡率は上昇し続けている。
アメリカではがんでなくなる人は減少に転じてきていますが、それはがん患者さんに対して統合医療(食事療法・メンタル療法・自然療法など)を行っているからではないかという意見があります。
ただし、日本の場合には急激な高齢化が原因となっているということも言われています。
出典 plaza.rakuten.co.jp(出展先なし)

うん、日本の高齢化による癌患者の増加とアメリカで無保険で医者に行けない人が多い事での数字ですね。高齢をのぞいた数字はまた違います。さらっとまぜてるけど「統合医療(食事療法・メンタル療法・自然療法など)を行っているからではないか」の資料はどこよ?

 

私の答えは、「抗がん剤は、抗がん剤である一方で、増がん剤になることもある」というのが結論です。
出典 抗がん剤治療の基礎知識|現役医師による!抗がん剤治療相談室

加藤隆佑医師は抗がん剤を実際に処方している医師です。文節の一部を都合良く切り取った典型ですね


アメリカでは、教育のある人ほど代替医療を行っている。
教育のある人ほど、収入のある人ほど、代替医療に行っています。これらのデータは米国民が代替医療を選んだことを意味しています。このアイゼンバーグレポートは全米に衝撃を与えました。
出典 斉藤英治・講演東京・健康能率研究所

なんだ、この超絶怪しい出展先は?このおっさんと医者とどっちを信用するんだ?


アメリカでは前述のHIH-CAMという国家研究機関を中心に、今、代替医療について、徹底的に科学的研究を進めています。たとえば、ハーバード大学スタンフォード大学テキサス大学カルフォルニア大学等の主要大学で、代替医療の研究を進めており、次々と良い結果を出しています。
出典 斉藤英治・講演東京・健康能率研究所

またこのおっさんか?こういう時にすごく気をつけて欲しい事。実は医師免許をもってなくても博士号はとれるんです。こいつは医師免許を持っていません。
しかも日本綜合医学会っつうのは勝手に作ってNPOで、全然医師がかかわってるものじゃないので!


なぜ“寿命を縮める場合でも、日本では”抗がん剤は使われるのか?
日本の医師は、ガイドラインに決められた通りに行うしかない
ほとんどのがんは、各専門学会が治療ガイドラインを作成しており、例えば「ステージ2でリンパ節転移がなければ、抗がん剤治療。使う薬剤は○○」と定められています。ガイドラインから大きく外れた治療は公的保険が利かなかったり、何か問題が起きたときは、医師個人の責任が問われかねません。
出典
医療タブー!なぜ“寿命を縮める”抗がん剤は使われるのか?(2/3) | ビジネスジャーナル

なんか策謀みたいな書き方してるけど、ガイドラインなかったら恐いでしょ。んで、この記事は匿名のA氏の証明できない治療法で治したとかいう見えない実績をもとに書かれていて、ここの書かれているビタミンC治療は効果がないとエビデンスがはっきり出ています。

英語の原文もあるので、この先生の記事を見てください。

http://cancer2ndopinion.blog.fc2.com/blog-entry-4.html

 

 

 


厚生労働省や医局、製薬会社はお金が儲かる
一番喜ぶのは製薬会社です。会社の利益のために、高価な抗がん剤をどんどん使ってほしい。また、厚労省天下り先として製薬会社が潤っていないと困りますから、抗がん剤を公的保険で認める。
出典
医療タブー!なぜ“寿命を縮める”抗がん剤は使われるのか?(ビジネスジャーナル) - 経済 - livedoor ニュース
現在日本の医療費の40兆円のうち、10兆円が抗がん剤の売上でなり立っているそうです。

先にあげたようにビタミンC治療をあげている時点で、この記事は被保険治療への誘導です。記事に一切の信憑性がありません。


選ぶのは、がん患者となった人
選ぶのは、患者自身
選ぶのは、患者自身
お医者様には、副作用のリスクや直る確率も含めた選択肢を患者さんに話して頂きたいです。そして、抗がん剤を使うことを最終的に決めるのは、がん患者となる人たちではないでしょうか。
現時点でのデータをもとにまとめてありますが、医療の進歩によってここに書かれていることは、今後変わる可能性があります。誤解されないように書いておきますが、命をのばす可能性があるのならば、抗がん剤の開発は活発に行われるべきです。医療の進歩を止めるべきではありません。また、飲まずに死ぬことを待つだけならば飲んで治ることを期待することも一つの選択肢だと思います。

すごくきちんと説明してくれますよ、残酷ですが確立も説明してくれます。選択もさせてくれます。身近の癌患者の治療に立ち会った事ないでしょ?


ただ、抗がん剤の副作用によって死に近づく場合もあるということを認識した上で飲むべきではないでしょうか。がん患者の皆様、ご家族の方々は主治医の先生とよく相談の上、抗がん剤の使用を考えてください。場合によっては、抗がん剤の使用を含めた積極治療をしないという道が見えてくる場合があると思います。
有用性がある新規開発の医薬品に伴う副作用のリスクを,製薬業界,医療界,ないし社会的により広く分担し,その中で被害者保護,被害者救済を図ることも考えられてよいと思われる。
出典

http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20130412154718.pdf


平成25年4月12日 第三小法廷判決  イレッサ裁判から引用

より多くの人に、抗がん剤の現状を知っていただきたく、このまとめを作成させていただきました。もう一度書きますが、決して抗がん剤を否定するものではありません。また、必要なときに必要な量を処方されるべきだし、効果が大きく使った方がよい抗がん剤もたくさんあります。

イレッサに関して残念な事があったのは事実ですね。この反省は生かされていると思いますし、事実最後の言葉で効果が大きく使った方がよい抗がん剤もたくさんありますと言っておられます。とくにDNA解析がはじまってからの薬は数年前のものとぜんぜん違います。


がん治療に関するおすすめリンク

以下は、ちょいちょいまともなリンクをまぜてますね。

最後の伝家の宝刀、近藤誠のがん放置治療をすすめています。

私はこの金スマに出た近藤誠ととりあげたTVのほうが、イレッサよりも罪が深いと感じています。

先日やっとNHKで「がん医療 あふれる情報にどう向き合う」が放送されましたね。彼に対する現役医師の警笛がやっとメディアにとりあげられました。
http://blogos.com/article/107902/

これに対し金スマを放送したTBSは命にかかわる事を話題性だけで取り上げた事を猛省して頂いたいです。

夢の癌治療法、光免疫療法は進むのか?!

アメリ国立衛生研究所(NIH)の主任研究員である小林久隆先生が現在の癌治療の方法とは根本的にアプローチに違う「光免疫療法」を開発したというニュースが今年はじめに駆け巡りました。

これは「近赤外線」というTVのリモコンや赤外線通信などに用いられている無害な光線ががん細胞だけを極めて『選択的』に攻撃し、破壊する治療法で理論的には副作用もなく8〜9割の癌に適用でき、夢のような治療法です。
アメリカのベンチャー企業「アスピリアン・セラピューテクス Aspyrian Therapeutics,Inc.」が実用化を図り、楽天三木谷浩史社長が筆頭株主で取締役会長に
就任しています。そして3月には日本支社を設立。
順調にいけば、来年には日本でも治験がはじまるかもしれないと言われています。

 

 

 

しかも、この治療法入院も必要なく

転移や再発の癌にも有効で、今までステージ4の生存率は5%〜20%と言われていましたが、寛解の可能性が出てくるという夢のような話です。

またまた、日本の医師がアメリカで、というジレンマがありますがとにかく治験が始まったということは治療法が眉唾でない事なので期待が持てます。

 

しかも、この近赤外線治療は既存のレーザー技術を応用するのでハードウェアのコストも安く、薬剤なども使わないため維持費も安いため今までの癌治療に比べて安価に運用できるだろうという話です。

日本で承認されれば、国民皆保険や高額療養制度もあるので一回数万円にできて癌治療が飛躍的にコストダウンできるかもしれません。

 

こうしたゲノム解析や新技術の開発がここ数年はすさまじく、うちは間に合わなかったのが悔やまれます。

 

ただ免疫が抗原に関しては、まだまだ人の陣地が及ばない分野です。

そこでこういった課題も突きつけられているようです。

光免疫療法への疑問1 万能ながん抗原はあるのか?

http://gansider.info/2017/04/05/%E5%85%89%E5%85%8D%E7%96%AB%E7%99%82%E6%B3%95%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%96%91%E5%95%8F1%E3%80%80%E4%B8%87%E8%83%BD%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%93%E6%8A%97%E5%8E%9F%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B/

 

光免疫療法への疑問2 T細胞の働きはがん免疫の一

http://gansider.info/2017/04/06/%E5%85%89%E5%85%8D%E7%96%AB%E7%99%82%E6%B3%95%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%96%91%E5%95%8F2%E3%80%80t%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%81%AE%E5%83%8D%E3%81%8D%E3%81%AF%E3%81%8C%E3%82%93%E5%85%8D%E7%96%AB%E3%81%AE%E4%B8%80/

 

光免疫療法への疑問3 効き過ぎるとかえって危険

http://gansider.info/2017/04/21/%E5%85%89%E5%85%8D%E7%96%AB%E7%99%82%E6%B3%95%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%96%91%E5%95%8F3%E3%80%80%E5%8A%B9%E3%81%8D%E9%81%8E%E3%81%8E%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%8B%E3%81%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%8D%B1%E9%99%BA/

 

それを踏まえても、未来が期待できる話です。

一人でも癌治療で悩める人たちが寛解しますように。

そういった治療が確立されるように祈ります。

日本人医師がアメリカで研究をしなければいけないジレンマ

アメリカでは医療におけるファンド、投資が確立され少しでも見通しのある研究だとかなりのスピード感で投資があつまるようです。

エンジェルと言われる投資家がIT分野からゲノム分野に主戦場を変えるのは当然のように思います。あのYahooですら10年もたなかったのに、新薬を開発すれば国際的に20年近く権利と売上げが確約されるわけです。

研究で成果をあげそうな医師は世界中からアメリカに集まります。そこに、投資があつまり研究にアクセルを踏みます。もちろん研究者は自分の研究を潤沢な予算ですすめたいので、それに呼応します。

たとえばC型肝炎が投薬だけで3ヶ月で95〜100%完治する画期的新薬「ソバルディ」と「ハーボニー」がたった1錠で4万〜5万するのは、そういう理由です。

アメリカで新薬が進むのは、こういった側面も否めません。
別にアメリカ人が優秀というわけでなく、世界中の研究者を集める場所と金が集まるのです。

特筆すべきは、IPS細胞の山中先生はアメリカにいけば、ものすごい額の投資があつまるのに、あえて日本に残り研究する選択肢を選んでいるということです。
アメリカにも一部席を置いてるところもあるようですが、ベースは京都のIPS細胞研究所に置かれています。

山中先生がIPS細胞研究の寄付集めに、いろいろなパーティーに時間を取られていることは日本の国益の損失だというのに。

日本の寄付をする団体や企業は、寄付をするのだから、かの有名な山中先生にうちのパーティーで一言頂きたいなどど了見の狭い事で地球の宝である頭脳の時間を奪うのです。

これに憂いを感じる方は是非、少額でもIPS細胞研究基金にご寄付ください。

ご支援のお願い | iPS細胞研究基金 | 京都大学iPS細胞研究所 CiRA(サイラ)

私の微力ながら協力しています。

是非みなさんも、力添えしてください。
ゲノム解析が始まったこの数年で、前の50年の数倍の速度で医療は進化しています。もちろん、進めばいろいろな問題が出てくる事もあるでしょう。悪徳医師もたまにはいるかもしれません。

ですが、ナチュラルハラスメントするような人は忘れているのかもしれませんが、ほんの100年前まで子供はかなりの確立で生きれなかったし、寿命は60才くらいだったのです。1918年からですから、100年近く前にスペイン風邪で世界で2000万人以上が亡くなったと言われています。

これは今で言えばインフルエンザです。今では会社休まないと〜、まずいな〜くらいの感じですね。

そういう恩恵を当然のように受けておいて、やれ薬がダメだ、厚生労働省の陰謀だと言うのは考えものですよね。現代医療をおおむね、注意を怠らずに信用しましょうよ。

 

続報:ようやく治験が日本ではじまるようですね。

jinkosky.hatenablog.jp