ロキソニンの副作用に関してニュースをリテラシーのない人が拡散した結果

ロキソニン」重大な副作用に…腸閉塞など
http://www.huffingtonpost.jp/2016/03/23/loxonin-side-effect_n_9537170.html

というYahoonニュースに転載されたニュースに大きな反応があり、現在は影響を考慮して削除されている。
直後のたくさん見られた転載記事の多くもあらかた削除されている。
だが、この流れを見ずに1次情報だけを見かけた人が

衝撃→ロキソニン→やばい!

という内容をブログで拡散する記事をよく見かける。
ひどいものは死亡率50%とか書いてあります。
これは完全にあとで大恥かくデマに踊られるパターン。
ま、そんな事も気にしてないか?アクセスかせぐだけのキャッチーでセンセーショナルなタイトルであればなんでもいいんだもんね。こういう記事の多くは言い切り型のタイトルだね。

 

話の流れはこう


ロキソニンに効果に関して、厚労省からの出向者が多いPMDA(医薬品医療機器総合機構、通称パンダ)が「重大な副作用」を追加。
症例は年間の推定使用患者数(延べ数)は4,500 万人~4,900 万人で3年で6人という事。
確立は1億分の1以下しかも死亡事例はなし。

ただ、ロキソニンと因果関係がある場合、厚労省の専門用語である「重大な副作用」として確立が低くても追記しなければならない。
書かなければ隠匿になってしまう。

この人数や、確立を度外視して
「非常に低い確率だが重大な副作用がでる場合があり、医師や薬剤師の指導のもと処方するように」

ロキソニンは重大な副作用がでる」

ロキソニン、副作用、死ぬ」


 

になっていったわけである。

もう中学生の噂話レベルですね、聞いた事ないですか話をどんどん盛っていくこんな感じ。

あの先輩はケンカで3人相手に勝ったらしい

あの先輩はケンカで5人を10秒で片付けたらしい

あの先輩はケンカで10人を片手で一瞬で片付けたらしい

最近はセンセーショナルタイトルをつけたいために、こんな感じのニュースが医療においても巷にあふれています。

副作用のない薬はないし、そのために医師や薬剤師がいるわけで、現代医学がない江戸時代以前は人はころころ死んでいたわけです。
多くの副作用はコントロールできる範囲であり、そのリスクを考えみても使うメリットがあるわけです。薬は飲み過ぎや、過剰な摂取は良くないけど、それはロキソニンに限りません。
栄養ドリンクでも毎日飲んでれば体に悪い。

また医療否定派の人は

自然→安全
薬→危険

のような論理展開をしますが、自然界にどうしょうもない毒はたくさんあり。ヒ素だって水銀だって自然界に存在するものです。

最近のメディアの報道が、こういう事をきちんと裏付けせずにバズニュースのように
情報を上っ面をなめるものが多いのにはとても閉口します。

その情報を、インチキ自然食品を売りたい人とかが利用するのも目に余ります。
厚労省の陰謀や製薬会社の陰謀も存在するかもしれません、でもネットニュースの個人ブログの情報を丸呑みするのもどうかと思いますよ。

医師のなかにはダメな人もいるかもしれません。

でも看板上げて医師をしている人より、ネットの第三者の情報のほうが信用できると思うなら、あなたはどうかしています。

横暴にふりかざす正義は、とてもあぶないと感じるのです。たばこ1箱の価格を1000円以上に引き上げるよう申し入れたそうだ

官房長官と会い、2020年の東京五輪パラリンピックに向けた受動喫煙防止対策として、たばこ税の増税により、たばこ1箱の価格を1000円以上に引き上げるよう申し入れた。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102500657&g=pol

 

ということだが、愛煙家のまとまりがなく団体などもないし、JTは財務省所管の特殊会社なので、逆らえるわけもなく。

いつものごとく打ち出の小槌のように税金をあげようとしてる。

でも、今回の言い方で

五輪からめるの関係なくね?

その時に町をきれいにするためだそうだ、こんな事言い出したらなんでもできちゃうよね。

実は過去にもそういう例はいくつもあって、大阪で花博といういまひとついけてない万博が開催される時に、町の路上生活者を公園や川縁からいっせいに整理しました。

ある意味町がきれいになったわけですが、普段からやればいいのに大義名分がないとできないのは、なんか違う気がするし、大義名分があると一気に認める民意や行政もへんな気がする。

 

あ、これ東京でもやるかもね、新宿とか..

 

たばこは癌の原因になるのか?可能性は高いですし、肺がんに関しては確かに一因となる可能性があげられています。否定派もいますが、統計から見て本当でしょう。

ただ都会に住んでいる私たちが排ガスの中で生きているのに、たばこが原因だけとは限りませんね。

都会に住むのも含めて、たばこを吸うのも個人の嗜好品のように思うんです。

社会で追い詰める事はないように思うんですよね。

社会の医療費を削除するなら、老人が電気当てたり、どこそこが痛いというのに病院で保険治療させて大量のビタミン薬を出すのをやめさせたほうが何倍も浮くんでは?

 

ずいぶん前にやめましたら、もう吸いたいとは思いません。

でも仕事でへとへとになった深夜にシングルモルトウイスキーを飲みながら、バーテンでくだらない話をしながら燻らすタバコは絶対的に美味しいのです。

いつの世も不健康で背徳な香りのするものは、健康な時ほど美味しものです。

病気になってから、あれもこれもやめておけば良かったと思いますが、その時その時は自分で選択してやっていたもので、そういう事を考えるのはやめようと思いました。

体にいいかわるいか、量の影響を考えずにつきつめてはいけません。

つまり数ピコグラムの着色料や、保存料、ステビアやニコチンよりも少しのストレスのほうが全然体には悪い事もあるのです。そもそも数ピコグラムの着色料をデトックスできないのならキノコや野菜の毒性でもやられてしまいます。

たばこを老衰まで吸い続けた人もいるのです。しかも、今老人の人は若い頃に吸っていた煙草はフィルターも入っていません。

良いと啓蒙する必要はありませんが、何事も正しいと信じて一方の主張の逃げ場がないくらい追い詰めるのは大人げないと思うんですよね。

いまさら吸おうとは思いませんが、かつては世界中に映画でたばこを喧伝し、たばこ会社のスポンサーとロビー活動で財を成したアメリカ社会がヒステリックに受動喫煙を訴える姿は滑稽です。いったいどれだけの映画にマルボローが出てくることやら。

よくいますよね、舌の根も乾かないうちに人の意見で主張を変えて、それを人に押しつける人。今の自分ができているかどうかわかりませんが、どうも今大人に徳がないように思うのです。

ネットやソーシャルで嗜好をセレクトし、友達をフィルタリングすることで逆に世間がせまくなってしまわないように気をつけないといけませんね。

今のネットの批判を見ても、逃げ場がないくらい追い詰める事をやってしまう。

横暴にふりかざす正義は、とてもあぶないと感じるのです。

視聴率をかせぐためにインパクトだけで近藤医師の偏った主張を流布するマスコミは自分の身内に癌が見つかっても治療しないのか?

金スマやいろいろなメディアや、著作で癌は治療しなくていい、癌もどき理論なるもので話題をあつめ日本のあちこちで信じた患者が本当な治る癌を放置し悪化する事例があるそうです。

またこれを元に拡張する意見も多く、困ります。

同業を批判することは、なかなか普通の神経の人は勇気がいりますが、さすがに現役の医師達が避難する意見を表明しています。
ま、礼賛者たちは当該関係者の意見だというのでしょうね。ただの町医者までが、製薬会社と癒着してというのは、どうか?と思います。

http://jyoi-kakeibo.com/tondemo/4638/

http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/042000322/?platform=hootsuite

http://toyokeizai.net/articles/-/117054

http://www.gohongi-beauty.jp/blog/?p=7765

http://medicalinsight.hatenablog.com/entry/2013/06/12/233130

http://blogos.com/article/95922/

http://blog.ishuran.com/post/103610394384/vol32-%E9%87%91%E3%82%B9%E3%83%9Esp%E3%81%AE%E8%BF%91%E8%97%A4%E8%AA%A0%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E7%A4%BC%E8%B3%9B%E3%81%B6%E3%82%8A%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%8A%97%E8%AD%B0%E6%96%87

 

 

これには2点おおきな問題があると思います。

1.医師免許を更新性にしなくて良いのか
毎年数万人の医大から卒業して医師免許を取得するなかにはおかしい奴も出てくるでしょう。こういう人に対していつまでも医師としての免許を与えていていいのか?
これは政治家が議員定数削減をなかなか決めないみたいに、医師会が自分たちの首を絞める事になるので実現は難しいでしょうね。

2.プレス、ネットにかぎらずセンセーショナルな言い切り型の釣りタイトルによる極論需要。
メディアの多様化と国語力の低下は、ソーシャルで読み切れるセンセーショナルな言い切り型の短文でないとニュース性がなく、インパクトがないため、極端なハッとさせられる価値観の逆転を提案するような論を求める。
それが正しいかどうかは関係なく。

 

この医師達の反論を見て、番組関係者は自分の身内に癌が発見された時に放置するかどうか教えて欲しい。

現代治療を受けずに、放置するのか?TVで放映することで、どれだけのリテラシーのない人に悪影響があるのか?
だまされる人が悪いというのか、最近単なる町のインタビューの後ろに移る一般人もぼかしで顔がわからないようにしたり、それ放送禁止用語なの?と思うような言葉をなくしたりしてるのに、これを堂々と放映するのは信じられない。

 

こんな医師1人の意見を信じて自分の家族の治療を決めれるものかどうか、健康法や美容法や恋愛法なら好きになんでもやればいい。
でも癌治療などの生死に関わる重要な問題に関しては、エンターテイメントにしていいかどうかをいまいちど考えて欲しい。

是非反対意見の医師も取り上げて全否定やガチ討論欲しいものだ、数字とれればいいんでしょう?取れると思いますよガチ討論。
ま、近藤医師のほうが出てこないんでしょうね。

抗がん剤治療は、命を賭けたギャンブルだ!(NAVERまとめ)に見る情報の悪意のある意図的な固め方

抗がん剤で検索すると、けっこう上位に来るこのまとめ、これを発端に抗がん剤は効かないという情報も連鎖的に検索し特定の方向性に思考が固まる人がいるみたいなので、いちいち突っ込んでみます

※赤字が私の挿入コメントです。
http://matome.naver.jp/odai/2137580227606955301

抗がん剤はリスクが高く、効果で時に完治する率も低い薬です。ですが、有象無象の出典で毒呼ばわりするのは違うと思います。

この記事は私が見る限り、2015年09月27日に更新されています。
現在(の死亡原因)はがんが第1位。日本人の3名に1名ががんでなくなっている。
出典:原因は何? 増加し続ける日本人のがん [癌(がん)] All About

↑出典元の記事が2007年で古すぎます。他の大きな死因が現在医学で克服できているからですね

がんと診断された方のうち、約半分は、5年後には亡くなっておられるというのが現実です。
出典
がん治療の成績は、5年生存率50%!? [癌(がん)] All About

↑出典元の記事が2007年で古すぎます。ステージにより生存率はかわるので、この5年でステージ3までの完治率はあがっています。2015年に引用すべき出典ではありません。

 

現時点では正確な数値の把握は困難であるものの、我が国においては毎年、相当多数のがん患者が抗がん剤を使用していると考えられる。

↑出典元の記事が確認できず、これは検討会の会話の1センテンスなので切り取って使うのはナンセンス

80.5%の人が化学治療を行っている。

↑出典元の記事が確認できず、あながち違うことはないかもしれませんが、問題があるのでしょうか?

抗がん剤での「効いた」は完治を意味するのではなく(もちろん完治が望める場合も多々あります)、「患者の寿命が延びる」あるいは「寿命の延長効果は望めないが、がんが小さくなって苦痛が軽減される」という効果を表現していることが多いのです。

↑これも患者のステージを想定せずに、論議することは無意味。昔ドラマや映画で不治の病のイメージの血液系のがんでは画期的な薬も出ています。出典元古い。

日本における抗がん剤の認可基準は、部分寛解(腫瘍の縮小率が50%以上で、新しい病変の出現が4週間以上ない状態)が、20%の患者さんで認められることとされています。

↑出典元古い。10年と5年で%が変わりますが、それほど抗がん剤の確率が固形癌の進行や転移した状態では確率が低いのはそうですが、だから見放せと?

特に血液系のがんなどは、放射線療法や手術療法では治療しにくいのですが、最近では、抗がん剤を使った化学療法で白血病の治癒率が50%になるまで進歩しているとのこと。白血病悪性リンパ腫の他にも、胃がん、大腸がん、子宮がん、前立腺がん、膀胱がんなどは、抗がん剤が効きやすく、延命効果が期待できるといわれています。

↑なぜ2007年前後の出典ばかりなのか50%で助かるかもしれないなら、やるでしょ。

 

薬効の非常に強い医薬品の場合,如何に慎重かつ適切に使用しても,一定の割合で不可避的に重篤な副作用が生じ得る可能性があることは,一般に認識されているところである。
出典
平成25年4月12日 第三小法廷判決  イレッサ裁判において
裁判所では一般に認識されていると結論されていますが、本当に理解している人は多いのでしょうか。

↑腫瘍内科でちゃんと説明されますし、一緒に渡される抗がん剤のパンフにもがんがん書かれています。イレッサのおいての反省は今は生かされていると思います。

国内のある医療法人院長・A氏は、「抗がん剤は寿命を縮めます」と述べた。
出典
医療タブー!なぜ“寿命を縮める”抗がん剤は使われるのか?(ビジネスジャーナル) – 経済 – livedoor ニュース

↑出典の中ではそんなことは言っていないし、このまとめのキモとなる言葉が匿名?

抗がん剤による副作用は、なかなかコントロールが難しく、医師も、「副作用はあるけれども、効果が期待できるのでがんばりましょう」というスタンスで治療に臨むことがほとんどだと思います。
出典
全く新しい抗がん剤の副作用対策とは [癌(がん)] All About
体への負担が少ない新規抗がん剤の開発や、投与方法の工夫も、この数年で飛躍的に進んできているみたいですが、副作用のコントロールが難しいのも現状です。

↑であるなら新しい出典を用意すべし

苦しい副作用に耐えても、たった20%の人にしか効果がなく、しかもがん細胞の消滅ではなく、縮小するだけ
出典
医療タブー!なぜ“寿命を縮める”抗がん剤は使われるのか?(ビジネスジャーナル) – 経済 – livedoor ニュース
がんの種類や抗がん剤の種類によっては、そういう場合もあるということです。

↑たしかに患者のステージや種類により、そのような確率になる場合もあるでしょう?ではあなたの愛する人がそうなった時に何もしないという選択肢を選べるのか?という話です。

抗がん剤による治療関連死は初回治療時で1−2%程度という見解があり、抗がん剤の種類によっては、より高頻度となることもある。また、一般に、全身状態の悪い患者ではより高頻度に治療関連死が発生する。
出典
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002hew1-att/2r9852000002hezw.pdf
抗がん剤の副作用による健康被害の救済制度について とりまとめ」平成24年8月10日 抗がん剤等による健康被害の救済に関する検討会 厚生労働省のホームページを参照

抗がん剤の使用の初回の投与だけでも、副作用で1−2%の人が死ぬという報告例があるということ

↑そんな資料ありません。それは抗がん剤という話でなく医療事故の確率です。

抗がん剤の)イレッサによる副作用としての間質性肺炎の発症率及び死亡率は,最も高いもので5.81%及び2.26%とされている。
出典
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20130412154718.pdf
ただし、その発症機序は,現在の知見でも明らかにされていない。

イレッサにおいて告知義務がなかったのかどうか薬害かどうかは、争われていますが導入に問題はあったのかもしれません。そもそも抗がん剤がノンリスクだとは現在において、どこの医者も言わないはずです。

毎年約2000人が、抗がん剤の副作用によって死亡している。
出典
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001h1mn-att/2r9852000001h1pg.pdf
抗がん剤の副作用の状況等について- 厚生労働省
はっきりとわかっているだけでも、これだけあります。

↑あいまあいまに入るショッキングなフレーズに限って出典がぼかされています。急いで削除した的なニュアンスを出したいのでしょうか?

抗がん剤は、実は増癌剤だった」という報告例があった。(米国癌学会による報告)
1988年、アメリカ国立がん研究所は「がんの病因学」というレポートを発表し、「抗がん剤は強力な発がん物質で新たながんを発生させる」という事実を発表しています。
そして1990年、アメリカ議会がん問題調査委員会OTAレポートで「自然療法の方が通常の抗癌剤放射線療法、手術よりも治療効果が高い」と報告しています。
出典
高知市 うしおえ太陽クリニック > 特殊診療 > がん > がん治療方針 > 日米のがん死亡率の変化

↑この出典は、単なる高額非保険治療へ導きための釣りで、どこかから都合のいい記事を探してきて(しかも30年以上前)るだけです。30年前って、パソコンのモニター単色ですよ。
アメリカ議会がん問題調査委員会OTAレポートの出典先がなぜないか?まだネットがないからです。

「抗ガン剤・多剤投与グループほど”命に関わる副作用”は7~10倍」
「腫瘍が縮んでも5~8ヶ月で再増殖」
「多剤投与グループは腫瘍は縮んでも生存期間が短い」
「腫瘍を治療しないほうが長生きする」
出典
抗癌剤マスタードガスから作られた発癌性物質であることは説明書にも書いてある常識だった。 | デイリー ルーツファインダー – 楽天ブログ
1988年のNCIリポート『ガンの病因学』で15万人の抗ガン剤治療を受けた患者を調べた結果の結論

↑だから、なんで28年前の話を出すんだって、んでまたこのまとめの重要なキーになるショッキングな話の出典は医者でもない個人のブログ?

米国における最も頻度の高い4つの癌(肺癌、大腸癌、乳癌、前立腺癌)を含む、ほとんどの癌において死亡率は減少した。
出典
2013/01/08号◆特別リポート「米国の癌死亡率は長期的な減少が継続」 | 海外癌医療情報リファレンス
それでも約4分の1が、がんが原因で死亡しているが、議会で議論された1990年以降にがんの死亡率は減ってきている。これは、抗がん剤の積極利用をおさえているためという見解があります。

↑この出典のどこに、そんな事が書いてあるの?
しかも、ものすごく大事なことが抜けていて「死亡率のデータは、CDCの全米保健医療統計センターから得た。」というふうになっている。アメリカで保険の加入率が日本と同じイメージで考えていないですか?
どれだけ保険に未加入の人が多いかマイケル・ムーアのシッコを見ればわかります。
抗がん剤を「受けない」のではなく「受けれない」人がほとんどです。
今回は1ページ目でめげた、また後日2ページ目に突っ込んでみることにする

薬だけじゃない、自動運転の進化をはばむ日本の仕組み

世界の中でもかなり早い時期に自動運転の技術を実用化したのは日本のメーカーだそうです。
今においても自動運転の技術では先端をいっているのですが、メーカーの努力を国交省が阻んでいたところがあるという説があります。
赤信号を認識し自動で止める機能は、かなり早い段階から技術的に実現されておりメーカーも実証に取り組みべき申請をしましたが、なぜか国交省が待ったをかけたそうです。最近海外の自動運転の動向を見て、いくつか実装も進んでいるようですがgoogleなんかよりスバルのほうがずっと先に進んでいたらしいのです。

国交省は車が信号機の映像をデータ解析して判断するのではなく、各信号機に付けた機会から電波を受け取るという方式を積極的に採用するよう働きかけているようです。
世界ではそんな方式は、はなから考えていません。アメリカなんで広すぎてハードウェアで解決しようとしたら天文学的な予算がいるから当然ですね。ヨーロッパやロシアでもしかり。
これは関するデメリットははかりしれません。

  1. メーカーは世界標準でなく、国内向けだけに機能を開発しなければならず、プラットフォームの分割はコストや開発に圧倒的にデメリット。
  2. 各信号に小さいとはいえ、機会を付加する膨大な工事と予算が必要。
  3. 電波を公式に飛ばすには電波法に伴い管理が必要。この『ITS』(高度道路交通システム)と呼ぶ無用の長物のために膨大な管理組織(天下り先)の人材が必要。

 

このプラットフォームでは携帯でも同じ問題で日本のメーカーは海外との対抗で劣勢に立たされた背景があります。

しかも公道でのテストを認めず、テスト用に国が広大な施設を作るという。
どんだけ公共工事をつくりたいのか?
なにも無人でテストする必要はなく、公道でもドライバーがハンドルに手を近づけた状態でテストすればいいだけだし、なんならトヨタくらいならでっかい私有地でやればいい話。

せっかくの日本のメーカーの先進的努力の足を引っ張ってどうする役人..
むしろ、開発でドカーンと予算を補助するくらいできんかね?

日本は地デジでも同じ事をやっていて、インフラありきなので放送デジタル化は20年以上前の起案から電波塔ありきで進めたために、実はデジタルにしたら光ファイバーでも衛星から一気に飛ばしても良かったのだが、キー局、地方局の体制をまもるために今の形式になる。
ところが移行期間だけでも10年たつ間に圧縮技術とCPU速度があがりハイビジョンクオリティの映像が回線でぜんぜん遅れるようになってしまった。通産省にも優秀な人はいると思うんだが国家的な決めごとになると、なぜこうなるのか?日本の企業の減速は企業のせいだけではないかもしれないですね。

こんな事では、すぐれた技術者がどんどん海外に行ってしまうよ。
IPSの山中先生はそういう状況をふまえて、あえて日本にとどまっているという。
心が救われます。

バナナが免疫活性にいい事は、代替治療の人たちは儲からないので言わないんです

免疫力を上げるために免疫力を高める食材などを検索すると、出るわ出るわサプリや希少なハチミツ、南米でしかとれない野菜、きのこや海藻から抽出した云々、秘伝の漢方、etc...
もちろん確かに免疫力が上がる要素が否定できないものをあるんでしょうが、そんな事より毎日続けていくなら安価で美味しいものでないと難しいですね。

そこでバナナです。

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1999年に発表された帝京大学薬学部の山崎正利教授の研究では、バナナ、ブドウ、パイナップルなどの身近な果物のジュースをマウスの静脈内に注射し、血中のTNF量がどう変化するかが調べられました。TNFはマクロファージから産生されるサイトカインの一種で、腫瘍細胞を壊死させる作用を持つことから、血中TNF値は免疫システム活性化の指標として使われます。
バナナは他の果物に比べてTNFの生産量を増やす効果が強く、がん治療などで使用される免疫増強剤に匹敵する効果がみられることが解明されました

そして、良く熟したバナナつまり黄色い皮の上に黒い斑点(シュガースポット)が出ているものは買って来たばかりのバナナよりも好中球の数が約8倍になることがわかったそうです。

白血球は増えすぎてもダメなんですが、バナナは単に機械的に白血球を増加させるのではなく、白血球が少ない場合にのみ、大幅に増加させるごとがわかったそうです。

免疫力は白血球の数も重要ですが、質も重要だそうです。
これが人間の場合も質まで向上するかは引き続き研究が必要だそうですが、少なくともかなりポジティブな内容が期待できます。

つまり免疫力の多くを担う血液中の白血球をふやすはたらきがあるのです。
これほどいいのに、自然食品や代替治療の人たちはなぜバナナをすすめないのでしょう?

簡単です。

それは儲からないのです。

どこでも売ってますし、安い。
しかも「良く熟したものがいい」という、だれでも結果を出せる食べ方も公開されています。
独自のノウハウでサプリ化されてたり、南米から空輸してなくてもいいんです。
特別な農園で作った物だけでなくてもいいんです。

これでは、癌患者や病人から小銭をせしめる事はできないのです。
だいたいのものは、人間の高い物ほど良さそうという心理を突いています。
なんでも、あまり安くすると売れないそうです。

これほど希少なもので、中国の奥地の人だけが知っていたのですが我が社が独自のルートで仕入れたみたいなストーリーが必要なそうです。
儲かるからこそ、あれだけ業者が出てくるんでしょうけどね。

しかもバナナはあたためて食べたほうが良い!ということらしいので
ここでオススメレシピを1つ。
レシピってほどのもんでもないけど。

バナナーのバターキャラメリーゼ

<原料>
・バター
・てんさい糖
シュガースポットでたバナナ

※なければグラニュー糖でもいいですが、てんさい糖は甘さもやわらかく何より免疫力をあげるためには腸内環境を良くしないとダメなんですが、てんさい糖はビフィズス菌の栄養源となるオリゴ糖が含まれていてとてもいいのです。価格も少し割高なくらいで十分毎日使えます。

 

 

バナナは皮をむいて、一口大に切ります。
熱したフライパンにバターをたっぷり、チロルチョコくらいいれましょう。
バターが溶けてきたら、てんさい糖を大さじ2杯くらい入れます。
ラニュー糖なら1杯半くらい。
を入れてドロッとするまでかきまわします。

あとは、バナナを入れて焦げないとうに回し、暖まったところで
出しましょう。好きな人は少しシナモンパウダーなどを振ってもおいしいです。
是非お試しを。

ただ、そんなバナナにも危機が!

バナナの不治の病パナマ病がまた流行ってるらしいのです。
http://www.iza.ne.jp/topics/economy/economy-9435-m.html

昔日本に輸入されていた台湾バナナはこれで絶滅したとか、しかもパナマ病に強い種で対抗したのに変異して新しい新パナマ病として流行っているとか。

困った...

数年でなんとかなるようなものではないですが、農業研究のえらい先生なんとかして欲しいです。

がんの自然治癒を謳う書籍の印象操作による販売手法『がんが自然に治る生き方 』ケリー・ターナー

新聞の広告や、ガンに関する書籍を検索すると最近よく出てくる書籍に『がんが自然に治る生き方 』(ケリー・ターナー著, 長田美穂訳; 2014年 プレジデント社) があります。

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この書籍では、この手の販促手法として用いられる典型的な印象操作の手法がとられています。

この本には化学治療に否定的な意見を臭わせ食事療法やハーブやサプリで寛解した人がいるようなストーリーを描いています。

このケリー氏のプロフィールには「腫瘍内科学」を研究するハーバード大学のケリー博士となっています。こう書いてあると、普通の人はハーバード大学の医学博士で腫瘍内科の先生なのだなと、よほどひねくれた人でない限り理解するでしょう。

ところが帯や宣伝のこの文句を見て、このケリー・ターナーが医師ではない事を理解して手にとるひとが何人いるでしょうか?

この意見を、医師でない人の意見としたらこの文章から受ける印象はどうでしょう?

もちろん意図して情報を整形しているのですね。
この人は医学に関する学問をまったく修めていません。
「腫瘍社会福祉学」つまりがん患者さんへのカウンセリングやケアを主とした学問です。
博士号の学位を取ったのはカウンセリングの分野で医療とは別です。
この英語を「腫瘍内科学」と誤訳しているのは完全に意図的です。
つまりここに書いてある話では「私は患者さんからこんな話をいくつか聞いた」という前置きが付きます。そして民間療法での癒しをレポートする人です。
ここで5つの星を付けている関係者らしき人たちがたくさんいますが、毒でないものを小銭儲けで飲ませたいなら好きにすればいいですが
ゲノム解析からスーパーコンピューター、IPS細胞の時代にこういう書籍を信じて治療をやめる人に良心の呵責を感じないとしたら正直“人(ひと)”としての品位を疑います。

アメリカでこういう本がベストセラーになやすいのは、国民皆保険がないため普通の収入では化学治療などはできないので、こういう本に頼る人がおおいようです。

つまり抗がん剤治療を「しない」ではなく「できない」なのです。

また、この本の巧妙なところはアメリカならではの訴訟をさけるために、それぞれの話で自分の意見としての言いきりをうまく避けています。

どう考えても食事法やサプリで寛解に至ったようなストーリーのイメージを描いたうえで仮説と言っています。もちろん、それでまったく効果が出なかった人の事は書きませんし多くの人のサンプルから出した統計があるわけではありません。

私はあくまで、こういう事をして寛解した患者さんの例をレポートしてますよというスタンスを貫いています。しかも文章に中にたくみに数字を入れてくるのに、結果は数字で無くストーリーで展開したりと、かなり意図的に代替治療のビジネスへ結びつける意図が顕著です。

こういう本をとりあげて、サプリなどを売っている人たちが抗がん剤の諸悪説に結びつけるのはとても見てて不愉快です。5つ星を付けてる人の意見も気持ち悪いです。

もし信じている人がいたら、こう考えて欲しい。

抗がん剤寛解率は確かに画期的な数字ではありません。

ただ、それを否定するサプリや民間療法やスムージーを推奨する人は寛解率や治癒率やエビデンスのモニターの数字を出しているのだろうか?
数字で否定したものを、それに対抗する数字をなぜ出さないのだろう?

よく考えて欲しい。