視聴率をかせぐためにインパクトだけで近藤医師の偏った主張を流布するマスコミは自分の身内に癌が見つかっても治療しないのか?

金スマやいろいろなメディアや、著作で癌は治療しなくていい、癌もどき理論なるもので話題をあつめ日本のあちこちで信じた患者が本当な治る癌を放置し悪化する事例があるそうです。

またこれを元に拡張する意見も多く、困ります。

同業を批判することは、なかなか普通の神経の人は勇気がいりますが、さすがに現役の医師達が避難する意見を表明しています。
ま、礼賛者たちは当該関係者の意見だというのでしょうね。ただの町医者までが、製薬会社と癒着してというのは、どうか?と思います。

http://jyoi-kakeibo.com/tondemo/4638/

http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/042000322/?platform=hootsuite

http://toyokeizai.net/articles/-/117054

http://www.gohongi-beauty.jp/blog/?p=7765

http://medicalinsight.hatenablog.com/entry/2013/06/12/233130

http://blogos.com/article/95922/

http://blog.ishuran.com/post/103610394384/vol32-%E9%87%91%E3%82%B9%E3%83%9Esp%E3%81%AE%E8%BF%91%E8%97%A4%E8%AA%A0%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E7%A4%BC%E8%B3%9B%E3%81%B6%E3%82%8A%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%8A%97%E8%AD%B0%E6%96%87

 

 

 

これには2点おおきな問題があると思います。

1.医師免許を更新性にしなくて良いのか
毎年数万人の医大から卒業して医師免許を取得するなかにはおかしい奴も出てくるでしょう。こういう人に対していつまでも医師としての免許を与えていていいのか?
これは政治家が議員定数削減をなかなか決めないみたいに、医師会が自分たちの首を絞める事になるので実現は難しいでしょうね。

2.プレス、ネットにかぎらずセンセーショナルな言い切り型の釣りタイトルによる極論需要。
メディアの多様化と国語力の低下は、ソーシャルで読み切れるセンセーショナルな言い切り型の短文でないとニュース性がなく、インパクトがないため、極端なハッとさせられる価値観の逆転を提案するような論を求める。
それが正しいかどうかは関係なく。

 

この医師達の反論を見て、番組関係者は自分の身内に癌が発見された時に放置するかどうか教えて欲しい。

現代治療を受けずに、放置するのか?TVで放映することで、どれだけのリテラシーのない人に悪影響があるのか?
だまされる人が悪いというのか、最近単なる町のインタビューの後ろに移る一般人もぼかしで顔がわからないようにしたり、それ放送禁止用語なの?と思うような言葉をなくしたりしてるのに、これを堂々と放映するのは信じられない。

 

こんな医師1人の意見を信じて自分の家族の治療を決めれるものかどうか、健康法や美容法や恋愛法なら好きになんでもやればいい。
でも癌治療などの生死に関わる重要な問題に関しては、エンターテイメントにしていいかどうかをいまいちど考えて欲しい。

是非反対意見の医師も取り上げて全否定やガチ討論欲しいものだ、数字とれればいいんでしょう?取れると思いますよガチ討論。
ま、近藤医師のほうが出てこないんでしょうね。

抗がん剤治療は、命を賭けたギャンブルだ!(NAVERまとめ)を赤ペン添削してみた。

抗がん剤で検索すると、けっこう上位に来るこのまとめ、これを発端に抗がん剤は効かないという情報も連鎖的に検索し特定の方向性に思考が固まる人がいるみたいなので、いちいち突っ込んでみます

またブラックジャックによろしくの内容などに影響をうけたものを多く見られますが最初に連載された2002〜4年とでは癌治療が様変わりしています。イメージだけが引き継がれています。

※赤字が私の挿入コメントです。
http://matome.naver.jp/odai/2137580227606955301

NAVERなくなりました。こちらアーカイブです。

web.archive.org

抗がん剤はリスクが高く、効果で時に完治する率も低い薬です。ですが、有象無象の出典で毒呼ばわりするのは違うと思います。

この記事は私が見る限り、2015年09月27日に更新されています。

続きを読む

薬だけじゃない、自動運転の進化をはばむ日本の縦割り官僚の仕組み

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自動運転の進化

世界の中でもかなり早い時期に自動運転の技術を実用化したのは日本のメーカーです。
今においても自動運転の技術では先端をいっているのですが、メーカーの努力を国交省が阻んでいたところがあるという説があります。
赤信号を認識し自動で止める機能は、かなり早い段階から画像認識により技術的に実現されておりメーカーも実証に取り組みべき申請をしましたが、なぜか国交省が待ったをかけたそうです。最近海外の自動運転の動向を見て、かなり実装も進んでいるようですがgoogleなんかよりスバルのほうがずっと先に進んでいたらしいのです。

 

工事を入れようとする国交省

国交省は車が信号機の映像をデータ解析して判断するのではなく、各信号機に付けた機会から電波を受け取るという方式を積極的に採用するよう働きかけているようです。
世界ではそんな方式は、最初から考えていません。アメリカなんで広すぎてハードウェアで解決しようとしたら天文学的な予算がいるから当然ですね。ヨーロッパやロシアでもしかり。
これは関するデメリットははかりしれません。

  1. メーカーは世界標準でなく、国内向けだけに機能を開発しなければならず、プラットフォームの分割はコストや開発に圧倒的にデメリット。
  2. 各信号に小さいとはいえ、機会を付加する膨大な工事と予算が必要。
  3. 電波を公式に飛ばすには電波法に伴い管理が必要。この『ITS』(高度道路交通システム)と呼ぶ無用の長物のために膨大な管理組織(天下り先)の人材が必要。

 

 

 

このプラットフォームでは携帯でも同じ問題で日本のメーカーは海外との対抗で劣勢に立たされた背景があります。

しかも公道でのテストを認めず、テスト用に国が広大な施設を作るという。
どんだけ公共工事をつくりたいのか?
なにも無人でテストする必要はなく、公道でもドライバーがハンドルに手を近づけた状態でテストすればいいだけだし、なんならトヨタくらいならでっかい私有地でやればいい話。

せっかくの日本のメーカーの先進的努力の足を引っ張ってどうする役人..
むしろ、開発でドカーンと予算を補助するくらいできんかね?

 

いろんなところで、障壁を作る

日本は地デジでも同じ事をやっていて、インフラありきなので放送デジタル化は20年以上前の起案から電波塔ありきで進めたために、実はデジタルにしたら光ファイバーでも衛星から一気に飛ばしても良かったのだが、キー局、地方局の体制をまもるために今の形式になる。
ところが移行期間だけでも10年たつ間に圧縮技術とCPU速度があがりハイビジョンクオリティの映像が回線でぜんぜん遅れるようになってしまった。通産省にも優秀な人はいると思うんだが国家的な決めごとになると、なぜこうなるのか?日本の企業の減速は企業のせいだけではないかもしれないですね。

こんな事では、すぐれた技術者がどんどん海外に行ってしまうよ。
IPSの山中先生はそういう状況をふまえて、あえて日本にとどまっているという。
心が救われます。

バナナが免疫活性にいい事は、代替治療の人たちは儲からないので言わないんです

免疫力を上げるための食材を検索すると、出るわ出るわ数多くのサプリメントや希少なハチミツ、南米でしかとれない野菜、きのこや海藻から抽出したエキス云々、秘伝の漢方、秘密のツボまで、etc...
もちろん確かに若干の免疫力が上がる要素が否定できないものをあるんでしょうが、そんな事より毎日続けていくなら、手に入りやすく・安価で・美味しいものでないと続けていくのは難しいですね。

そこでバナナです。

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1999年に発表された帝京大学薬学部の岩澤 晴代・山崎正利教授(現名誉教授)の研究では、バナナ、ブドウ、パイナップルなどの身近な果物のジュースをマウスの静脈内に注射し、血中のTNF量がどう変化するかが調べられました。TNFはマクロファージから産生されるサイトカインの一種で、腫瘍細胞を壊死させる作用を持つことから、血中TNF値は免疫システム活性化の指標として使われます。
バナナは他の果物と比べてもTNFの生産量を増やす効果が強く、がん治療などで使用される免疫増強剤に匹敵する効果がみられるという研究もあります

バナナを食べるのはシュガースポットが出てから!

そして、良く熟したバナナつまり黄色い皮の上に黒い斑点(シュガースポット)が出ているものは買って来たばかりのバナナよりも好中球の数が約8倍になることがわかったそうです。

白血球は増えすぎてもダメなんですが、バナナは単に機械的に白血球を増加させるのではなく、白血球が少ない場合にのみ、大幅に増加させるごとがわかったそうです。

免疫力は白血球の数も重要ですが、質も重要だそうです。
これが人間の場合も質まで向上するかは引き続き研究が必要だそうですが、少なくともかなりポジティブな内容が期待できます。

つまり免疫力の多くを担う血液中の白血球をふやすはたらきがあるのです。
他にも食物繊維とオリゴ糖を含み腸内環境を整える事ができ、カリウムは高血圧の予防やむくみを解消してくれます。
これほど良い食品なのに、自然食品や代替治療の人たちはなぜバナナをすすめないのでしょう?

どうして、月に数万円もするサプリなどを薦めるのでしょう?そして、そういったサプリをなぜ癌患者や重病の患者に勧めるのでしょう?

 

 

 

簡単です。

どこでも売ってますし、価格も安い。
しかも「良く熟したものがいい」という、だれでも結果を出せる食べ方も広く公開されています。
独自のノウハウでサプリ化されてたり、南米から空輸してなくてもいいんです。
特別な農園で作った物だけでなくても、特別な工場でなくてもいいんです。

これでは、癌患者や病人から小銭をせしめる事はできないんです。
だいたいのものは、人間の「値段の高い物ほど良さそう」という心理を突いています。
実はサプリや健康食品は、なんでも、あまり値段を安くすると売れないそうです。

「これほど希少なもので、中国の奥地の人だけが知っていたのですが我が社が独自のルートで仕入れました」みたいなストーリーが必要なそうです。
儲かるからこそ、あれだけ業者が出てくるんでしょうけどね。

ダイエットもほぼ同じ理屈だそうですが、ダイエットは失敗しても笑えますが商売に求めるモラルが癌治療では全然違います。自己統制ができなくて太っている人が痩せるためにダマすのと違い、生死をかけて一縷の望みをかけた相手に真実でない商売をしかけるのは、人間の品位を疑います。

 

ポイントは経口投与、つまり食べて摂取できる効果があるかどうか?

これけっこう重要な要素で巷で売れてるウコンなどは、効果があるのはわかっているが経口投与つまり口から食べたり飲んだりしてもほとんどが吸収されない事がわかっています。

ま、大スポンサーなんでマスコミは言いませんが...ここにも書きました。

jinkosky.hatenablog.jp

しかしバナナの効果は食べて接種しても、十分効果があると言われています。

そもそもこれを無視した話が多く、水素水なども噂の大元になった水素水は不安定な物質で研究室の得意な環境でしか存在できないもので、水素はすぐ抜けて市販のものは単なる水だそうです。ま、だから害はないでしょうが。

つまり成分として有効でも、血液に

  • 直接入れるのか?
  • 点滴でいれるか?
  • 錠剤やカプセルなのか?

で、全然コストと運用が変わります。

通常の消化器官から摂取できてその効果を取得できるのは、とてもすばらしいですね。余計なコストもかかりません。

 

なにより、仮にこの研究の効果が間違っていたとしても体に悪くもないし、無理もしてないし、お財布にも無理がない!

 

少なくとも新聞の広告欄でデカデカと広告が出ているものよりも、こちらほうがアカデミックなところでの論文がきちんと発表されています。論文がすべて正しいわけではありませんが、大筋で反論もないので一般人が信じていいレベルだと思います。
不確かなサプリや代替治療に数万円出すなら、毎日バナナをきちんと管理して食べましょう。

リンゴやキウイも?

ちなみに同じ研究室でリンゴやキウイも研究されていて、抗酸化作用などがあるそうです。でも、キウイは少し価格も高いし私は喉がイガイガっとするので、どうもね〜

リンゴは冬にはいいですね、どしどし食べましょう。
キウイに関する記事も書きました。

jinkosky.hatenablog.jp

品種で買うならスウィーティオバナナ(高地栽培種)!

 熟度と合わせて品種の比較を実験され。白血球数増加作用、好中球集積作用が熟度とともに品種でも違う事が傾向として示されました。

主にキャベンディッシュよりもスウィー ティオの方が強く、これから様々の品種を調べていくと思いますが、とにかくスウィー ティオのシュガースポットが出た物を食べようと覚えていくといいですね。

 

バナナーのバターキャラメリーゼ

バナナはあたためて食べたほうが良い!ということらしいので
ここでオススメレシピを1つ。
レシピってほどのもんでもないけど。

<原料>
・バター
・てんさい糖
シュガースポットでたバナナ

※なければグラニュー糖でもいいですが、てんさい糖は甘さもやわらかく何より免疫力をあげるためには腸内環境を良くしないとダメなんですが、てんさい糖はビフィズス菌の栄養源となるオリゴ糖が含まれていてとてもいいのです。価格も少し割高なくらいで十分毎日使えます。

バナナの中にもフラクオリゴ糖という消化されにくく腸に届く、同じく腸内環境を整える助けをしてくれる働きをするので、ダブルで効果を見込めます。

私はアイスティーや、普通の料理にも使います。上白糖よりも少し甘さが控え目なので薄味にもなって一石二鳥です。

 

 

 

バナナは皮をむいて、一口大に切ります。
熱したフライパンにバターをたっぷり、チロルチョコくらいいれましょう。
バターが溶けてきたら、てんさい糖を大さじ2杯くらい入れます。
ラニュー糖なら1杯半くらい。
を入れてドロッとするまでかきまわします。

あとは、バナナを入れて焦げないとうに回し、暖まったところで
出しましょう。好きな人は少しシナモンパウダーなどを振ってもおいしいです。
是非お試しを。

 

温めて食べると腸内活性にも一役

あたためて食べる事で、含まれている糖質のひとつ「フラクオリゴ糖」が急増。それをエサにしている善玉腸内細菌「ビフィズス菌」が増え、腸内環境がよくなります。
腸内環境を良くすることが免疫にもつながるであろうという事が言われていますので、やってそんなないでしょう。 

ただ、そんなバナナにも危機が!

バナナの不治の病パナマ病がまた流行ってるらしいのです。
http://www.iza.ne.jp/topics/economy/economy-9435-m.html

昔日本に輸入されていた台湾バナナはこれで絶滅したとか、しかもパナマ病に強い種で対抗したのに変異して新しい新パナマ病として流行っているとか。

困った...

数年でなんとかなるようなものではないですが、農業研究のえらい先生なんとかして欲しいです。

がんの自然治癒を謳う印象操作による販売手法『がんが自然に治る生き方 』ケリー・ターナーは医師ではないって知ってた?

新聞の広告や、ガンに関する書籍を検索すると最近よく出てくる書籍に『がんが自然に治る生き方 』(ケリー・ターナー著, 長田美穂訳; 2014年 プレジデント社) があります。

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この書籍では、この手の販促手法として用いられる典型的な印象操作の手法がとられています。

この本には化学治療に否定的な意見を臭わせ食事療法やハーブやサプリで寛解した人がいるようなストーリーを描いています。

このケリー氏のプロフィールには「腫瘍内科学」を研究するハーバード大学のケリー博士となっています。こう書いてあると、普通の人はハーバード大学の医学博士で腫瘍内科の先生なのだなと、よほどひねくれた人でない限り理解するでしょう。

ところが帯や宣伝のこの文句を見て、このケリー・ターナーが医師ではない事を理解して手にとるひとが何人いるでしょうか?

この意見を、医師でない人の意見としたらこの文章から受ける印象はどうでしょう?

もちろん意図して情報を整形しているのですね。
この人は医学に関する学問をまったく修めていません。
「腫瘍社会福祉学」つまりがん患者さんへのカウンセリングやケアを主とした学問ですカリフォルニア大学バークレー校博士ともありますが、これも医師としてではありません。
博士号の学位を取ったのはカウンセリングの分野で医療とは別です。
この英語を「腫瘍内科学」と誤訳しているのは完全に意図的です。
つまりここに書いてある話では「私は患者さんからこんな話をいくつか聞いた」という前置きが付きます。そして民間療法での癒しをレポートする人です。

まったく評価されていない論文

彼女の論文は、公的な論文のデータベースを検索しても見つかる事はありません。その論文が掲載されたのは『International Journal of Transpersonal Studies』という信仰やスピリチュアル、ヒーリングのような 'オカルト' をテーマにしている雑誌です。

もちろんこの雑誌は、学術界にはまったく相手にされずいわゆる「とんでも」雑誌として扱われています。

それは、この雑誌の論文が公的評価の引用回数の統計値の異様な低さでも証明されています。

つまり代替治療や民間療法を中心にインタビューを集めて統計を取ってる人です。

ここで5つの星を付けている関係者らしき人たちがたくさんいますが、毒でないものを小銭儲けで飲ませたいなら好きにすればいいですが
ゲノム解析からスーパーコンピューター、IPS細胞の時代にこういう書籍を信じて治療をやめる人に良心の呵責を感じないとしたら正直“人(ひと)”としての品位を疑います。

アメリカでこういう本がベストセラーになやすいのは、国民皆保険がないため普通の収入では化学治療などはできないので、こういう本に頼る人がおおいようです。

日本ではそれでも高価な抗がん剤が1/4から1/8で使えますが、被保険だと月に100万とか200万でとても普通の収入では使う事はできません。

オバマケアも頓挫したので、ますますこの傾向は強まるでしょう。 

 

 

 

つまりアメリカでは、抗がん剤治療を「しない」ではなく「できない」なのです。

また、この本の巧妙なところはアメリカならではの訴訟をさけるために、それぞれの話で自分の意見としての言いきりをうまく避けています。

どう考えても食事法やサプリで寛解に至ったようなストーリーのイメージを描いたうえで仮説と言っています。もちろん、それでまったく効果が出なかった人の事は書きませんし多くの人のサンプルから出した統計があるわけではありません。
うまくいった例だけど、まるで私が聞いた話で直る人には共通項があったような事が書いてあります。

私はあくまで、こういう事をして寛解した患者さんの例をレポートしてますよというスタンスを貫いています。しかも文章に中にたくみに数字を入れてくるのに、結果は数字で無くストーリーで展開したりと、かなり意図的に代替治療のビジネスへ結びつけています。

こういう本をとりあげて、サプリなどを売っている人たちが抗がん剤の諸悪説に結びつけるのはとても見てて不愉快です。5つ星を付けてる人の意見も気持ち悪いです。

もし信じている人がいたら、こう考えて欲しい。

抗がん剤寛解率は確かに画期的な数字ではありません。

ただ、それを否定するサプリや民間療法やスムージーを推奨する人は寛解率や治癒率やエビデンスのモニターの数字を出しているのだろうか?
数字で否定したものを、それに対抗する数字をなぜ出さないのだろう?

よく考えて欲しい。

そしてプレジデントなどの一応の出版者がこのような内容の書籍を喧伝するのは、大変遺憾に思います。

医師も認めた「がんが自然に治る9つの習慣」 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

医師も認めたと書いてるのに、どこの医師か?医師会?全米癌学会?なのか書いていません。そして紹介文が「腫瘍内科学領域の研究者。学士号を取得したハーバード大学時代に統合医療に関心を持ち、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号取得。」って

これ医師免許もってないって思いますかね?普通。

癌治療になんか一度もかかわった事ないんですよ、この人。

フラットに知識があった上で言ってる事ではないこと大前提に信じるかどうか決めて欲しい。本当ならば、なぜこんな経歴を勘違いさせるような仕掛けを施す必要があるのか?

どうして日本は水素水なんてインチキ化学がはびこるんだろう

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最近いろいろなところで、きな臭い業者で販売されている水素水、病気にもいいし、なんだったら美容にもいいと謳っている。有名芸能人の結婚式の引き出物にも出されたそうだ。水飲んでるだけで、そんなバカな..
あ、伊藤園も出してる..

この話でややこしいのは、活性水素水の研究をしている研究室はたしかにあり、論文も出ている。ただ問題は売っている水素水と研究室で使ってる水素水はまったく異なる物である事です。

まったく別物?

日本医科大学の太田成男研究室のページではっきりと記載されています。
http://www.nms.ac.jp/ig/biocell/generalnews/general.html#3

「ペットボトルいり「水素水」「活性水素水」とは無関係です。」
水素(H2)は基本的にペットボトルから抜け出てしまいます。
実際、今まで「水素水」や「活性水素水」と称するペットボトル入の商品の水素濃度を測定してきましたが、どれも有意な水素濃度を示した商品はありません。

しかも本当に水素が高濃度なら火が付くと爆発するので極めて危険ですw

もともと水素水の効果もエビデンスが確率されているわけではなく学説で真偽が戦わせている途中であり。そう説を唱える研究者がいるというレベルです。
このように「水素水」「活性水素水」にポジティブな研究をしている人でさえペットボトルで売っている商品はインチキだと言っています。

インチキ科学

このような業者は、真偽をおりまぜで商品を売ろうとします。
そして、発言小町やいろんなサイトで質問をして、身内がポジティブなコメントします。
これでただの水を高い値段で売って、ぼろ儲けです。

最近は、数時間入れるだけで水素水のなるとか、タブレット入れるだけで水素水のなるとか、本当ならノーベル賞級の商品が数百円とか数千円で売られています。
いつのまに、そんな中小企業に技術革命があったのか論文も出ていないし特許も取ってないのに不思議な話です。
タブレットとかよくわからないものが溶けたものよく口に入れるな〜、チャレンジャーだな〜

ま〜ただの水なら、毒ではないだろうからタブレットとか、変なもの業者が作ったもの口に入れるのは水道水より恐いと思うけどね。

こういう水のかかわるエセ科学ビジネスに関して科学的な見地で警鐘をならしているのが
山形大学天羽優子准教授が運営する「水商売ウォッチング」。
http://www.cml-office.org/wwatch

別にキャバクラのねえちゃんや、どこのクラブのママが美人だという情報のサイトではありません。

 

 

 

いろいろな水にかかわるエセ科学ビジネスを具体的に商品名や企業名をあげて検証しています。
すくなくともこの検証を読んで買うかどうか決めてもいいんではw
文章もユニークで笑えます。
もちろん水素水についてもしかりで、まとまっている。

大人の事情・・・

伊藤園の話は、ああ日本の企業の独特のしがらみなんだなと思います。内容がわかってる研究員の方などは、思うところがあるでしょうね。
http://www.cml-office.org/wwatch/alkalli

明治大・石川幹人教授
「現在の活性水素水言説(電解還元水言説の一部)には行き過ぎたものもあり、商業的な側面の強すぎるものとなってしまっている。具体的な疾患への効果などは『まだよくわからない』とするのが妥当」

大阪大の菊池誠教授
「水素水について、メーカーや研究者が消費者に「健康によさそう」という印象を与えようとしているけど、今の時点での位置づけは「ただの水」です。どんな印象を受けようと、あれはただの水。水道水でも一緒。あとはただの水にいくら払いたいかという問題ですね。払いたい人が払うのは自由なので」

といろいろな科学者が指摘していますが、なぜかポジティブな意見しかマスコミは取り上げないんですよね。おそらくこれは通販などを最近やってるところが多く、自分のところスポンサーや商売の否定につながるからでしょうね。

これを読んで、まだ言い続けたらほぼ宗教ですね。

そして国民生活センターもいよいよ異例のレポートを掲載しました。

容器入り及び生成器で作る、飲む「水素水」−「水素水」には公的な定義等はなく、溶存水素濃度は様々です−(発表情報)_国民生活センター

ほとんどは意味はなく、しかも読んでて一番うけたのが事業者へのアンケート調査で

水素水の飲用により期待できる効果は、「水分補給」が最も多い回答でした。

あ、なるほど水分補給できるよね〜って確かに

って、なんだよそれw

そりゃそうだろ。

ほんとに、芸能人がいくらもらってるか知らんけど、後で大恥かくことになると思うけどね

役者が芸者で遊んで不倫とは..野暮な世の中になったもんだ

なんだか歌舞伎役者と芸者が不倫だとやかましい。

そもそも、それは不倫なのか?と言いたくなる。

歌舞伎役者が、芸者との色恋沙汰でおとがめをうけるとは花街をなくすつもりかな?

クールジャパンやなにやらで、伝統だなんだと都合のいい時だけ取り上げるに・・・。

そもそも最近不倫や人の色恋沙汰にうるすしぎないですかね?

政治家にしても、別の愛人の2〜3人いたって豪腕であれば全然かまわんと個人的には思うよ。

それぞれの奥さんが文句を言うのはわかるが、他人がどうこう言う話ではないように思う。

そういや昔日本のTV局がミッテラン大統領に隠し子が見つかってパリの町中でインタービューをした時、日本のインタビューワーが

ミッテラン大統領に隠し子がいたとの事ですがどう思われますか?」

と明らかに避難口調で質問していた。

何人かのおじさんやビジネスマンにもインタビューをしていたが、だいたいは家庭の問題だから職務に関係なければいいんじゃない?という受け答えだった。

まさにそう思う、不倫を容認しろなどど言うつもりはない。

一夫多妻制にしろと言うつもりもない。

仕事ちゃんとしてれば別にいいじゃん?家族じゃないんだし。

彼も女にうつつをぬかしすぎて芸事がおろそかになってたなら話は別ですよ。

花街も芸事もすべてなく、全部まっすぐな世の中なんて窮屈すぎやしませんかね?

女性の権利を言う人が一夫一婦制を念頭に一夫多妻制を批判するけれど、一夫多妻制もアラブのほうで戦争による未亡人を救済する目的や、子孫繁栄を民族ぐるみで考えるというけっこう崇高な考えが元なんだよね。

例えばだんなさんが突然なくなったら、じゃあ俺のとこは余裕があるからうちへ来いみたいな、とっても互助の精神にあふれたものなんです。

もちろん曲解して違うように使う奴もいるだろうけど、一概にハーレムを想像するのは少し視野がせますぎるように思います。

 

 

 

同じように最低賃金をあげる事は、一見人権的に見えるけど、昔のように貧乏でバカでも部屋住みで飯食わしてもらって奉公するという選択肢があるのは救済の意味もあって、今の最低賃金だと働いてもらわないと、いてもらったら困るんですよね。

金なんか払えない段階の仕事できない奴いっぱいいるよ。でも最低賃金労働基準法が実はそういう半人前のやつが社会に入っていくのを阻止している。

それって人権的にどうなの?人権派の人たちはエリートなんで、そこのところはわからないんだよね。そこは企業が負担するべきだとかね、ほんとに使えない奴がどれくらい使えないかがわからないんだよね。

そういう奴でも丁稚からつみあげていけば仕事できるよになるかもしれないのに。

例えば従業員が5人の店で、まったく役にたたない奴を1人面倒見るのがどれだけ大変かわかる?

農家の人出が足りなくて、仕事ができないひとは失業して生活保護をもらう。

この使えない人たちは今は能力がないので、飯と寝るところだけ用意してとりあえず生活だけ保証して農業を手伝わすのでは労働基準法的にアウト。

なので国費で補てんして外人を研修生で雇う。

ん?なんだか違うような気がする。

まあ話はそれたけど、役者の色気や女優にしても恋をするとグッと表情が変わったりします。まあ、奥さんが嫉妬したり怒ったりするのはしょうがないけど、外野が一般常識を持ち出してどうこう言うのはおかしいでしょう?

スポーツ選手や役者は一般人じゃないんだから。私たちはその自分たちの人生をかけてみがいた芸で楽しませてもらえるわけだからね。

こういう事を言ってると昔は「野暮な事いうんじゃねえよ!唐変木」なんて、しかる大人がいたんだけどね。マスコミもみんな小市民だから、芸能界を面白くなくしたら自分たちの首を絞めるだけだと思うけどね。

今は映画や番組のプロモで役者もバライティに出て、いい人感を出さないといけない。素の自分というやつですか・・・

そこで不倫したりすると「あんな、いい人そうだったのに裏切られた」となる。全部やっかみから来てるんだよね、昔が全部いいなんて全然思わないけど人様の事をやっかむのは下品だと言ったもんです。

そういう事を教育は教えないで、唐変木な平等意識を上っ面で教え込んでいる。
どう考えても生まれた環境に差はあるし、見た目だった差はあるのに、平等だよって言う。差があることを認めて、違う人生なんだから比較することがナンセンスなんだと教えないとダメなのに。

コメンテーターの人たちも、ああスッキリしたと思えるくらい粋なコメントをして欲しいもんだね。