オムツメーカーのCMが日本と海外の子育てへの考え方を反映する

オムツメーカーのmoonyが子育ての奮闘するママを描いた動画を展開している。

植村花菜が映像にシンクロした歌詞で展開する動画は母であることのよろこびと、子育ての葛藤と孤独感を描いている。

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ただ、これは映像の雰囲気として挿入の歌と映像のシンクロ、歌のアコースティックな雰囲気といい完全に2016年のパンパースの動画を意識(パクリ?)したものだと思う。

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内容で決定的に違うところは、パンパースは葛藤や苦しみがテーマでないのと、子育てに色んな人が関わってくる。街の男性が助けるシーンなども描かれている。

それに対して日本のほうは、ほぼ母ひとりが子供と1対1で向き合う日々が綴られる。

 

 

 

日本の子育てを母だけに背負わせすぎで、もっと社会がサポートしないとダメですよね。

ただ社会が全部問題かというと、両親などとの同居をきらう個人主義なんだから当然大変さも自分で全部向き合う部分も出てくるのも事実です。

余計な干渉がイヤで同居をきらうなら、助けて欲しいときだけ助けて欲しいというのは都合のいい話で、そんなにしんどければ同居もひとつの方法ですよね。

ただ、ベビーカーを押している人への目や泣いている子供への反応はもっと暖かくなって欲しいですね。自分だってギャーギャー泣いてたんだから。

 

このCMの視点で違和感を感じるのは、オヤジの目線です。

メーカーの偉い人、CM制作、代理店の偉い人、広告を作る世界はオヤジのオンパレードで、これで共感を得れるように作ってるけど。

これ見て女性が思うのは「イヤ、だんなちょっと助けろよ!」って思う人が多いらしく。お母さんえらいよね!のメッセージが完全にオヤジ目線な気がするらしんです。

なに1人で頑張るの偉い風にしてるわけ?って思う人も多いらしいんです。

この感性の欠如が2つの動画の違いにすごく現れている気がします。

 

これはおそらく意識なく、自然とそうなったんだと思うので、余計問題が根深い気がするんですよね。

もう植村花菜のセレクトなんて、ある意味ドンピシャだよね。

WELQの問題で多くの批判は視点がずれていないか?

医療系サイト「WELQ(ウェルク)」をはじめDeNA(ディー・エヌ・エー)の第三者委員会の報告書が記載されている。

http://v3.eir-parts.net/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=tdnet&sid=1450400&code=2432&ln=ja&disp=simple

各メディア、個人のブログ、同じくキュレーションサイトやまとめサイト

ここでの論調の中心が転用・盗用の中心とした記事作成・運用方法や画像や記事そのものの著作権を無視した運用体制だ。

TVのインタビューなどでも、記事の中で自分のブログから写真を転用された人が「許しがたい」と憤っていいた。

その記事に使われていた写真は、その人が部屋を掃除している写真だった。

それをダニのアトピー関係の記事に無断で転用されたということです。

 

正直芸能人のtwitterの内容を「こんな事つぶやいてました!」っていう最近の新聞や雑誌が、おおっぴらに疑問を投げているのは違和感を感じますね。

そして何より

批判の論点がずれてませんか?

って事です。

たしかに雑な運用や、著作権を無視したコンテンツで売上だけを目的としたコンテンツをあげるのはモラルに反するし、何より品がない。勝手に画像を使われた方が立腹されるのもわかるが、ただそれはサイトの質や品性に関する話で社会問題にするまでの事かどうか?は私は疑問を感じます。

現状いまだにそういう内容でやってるサイトもたくさんありますよね?

 

今回の私が最も大きな問題と感じるのは

大手のDeNAが運営する医療系サイトと謳うメディアで広く命にかかわる医療の重要な嘘が大量に流布された事

なはずです。

医療系サイトで、治療に関する事や予防に関する事でファクトチェックを一切行わずにいろいろなところから情報を転用し掲載した。

芸能人の恋バナではありません。便利はお片付け術でもありません。

「医」に関する事なんです!

アトピーに関するニセ記事で、アナフィラキシーショックで亡くなる事もあります。

癌に関する代替治療の記事を信じて、初期で対処できる癌の治療を遅らせてしまうかもしれません。

偏った信仰の記事でワクチンの効能を否定して助かる命が助からないかもしれません。

命・体の話なのです。

はっきり言って、これは既存のメディアや雑誌もファクトチェックをやっているとか言い難く、ここに視点が行かないのか、意図してはずしているとしか思えません。

センセーショナルであれば良く「癌は治療しない」や「アトピーは○○で対峙」みたいな健康食品スポンサーの記事を平気で作ってますからね。

当事者達が、どれほどの思いで治療に関する記事を探しているかイメージできないのでしょうか?

転用だって、意味があればかまわない

ネットに書いた記事は基本公開されているので、それを元に記事を書いてもいいと思う。ちゃんと転載元を掲載し。

例えば

A医師は、こういう処置が家でもできると記載している、しかし別のB医師はこの内容に否定的だ、こちらで数人の医師に確認すると○○医師に賛同する人が多かったが10人中2人はB医師の意見や、A医師の意見に条件を付ける人がいた。

というような記事なら、まとめ記事として全然意味がある。

逆に1つの意見を読み込むよりも俯瞰で見れる記事ができる。

まとめ記事にはまとめ記事にしか、できない事があると思うのです。

そこにきちんと独自の調査や、客観的な論評がまじっているのならコンテンツとして意味があると思うんです。

是非医師達に声をあげてほしい

現在のメディアは広告をベースになりたっているため、自然食品、健康食品の大スポンサーの意向で裏付けのないイメージの健康に関する扇動が日常的に行われている。

水素水はまったくのデタラメだというのも、国民生活センターが発表にしたにもかかわらず大手メディアであまり報じられませんでした。

こういう事に関して、そろそろ医師がまとめて声をあげる仕組みがあってもいいと思います。

水素水の一時期の広まりなどは、目にあまるものがありました。

熟成肉も安直に素人が手を出すと取り返しのつかない食中毒になる可能性もあります。

たしかに医療過誤や医療の間違いもあるでしょう。ただゲノム解析やIPSが医療の次の時代を開けようとしているのは確実です。
それによって違う扉を開けてしまうかもしれない。

健康な人はデトックスでもオーガニックフーズしか食べなくても好きにすればいいんです。ただ、大事な家族が病気になってしまった時に可能性にかけるために現代医療と向き合っている人の邪魔だけはしてほしくない。

僕の場合、家族の治療のサポートをしている事を言ったアカウントには、自然食品や高級なサプリの宣伝が山のように送られて来ました。

ほとんどがただのお金儲けです。とても嫌な気分になりました。

お金を儲けても卑しい事はしたくないと思う、品のある世の中になって欲しいですね。

医師の協力したきちんとした情報検証と開示できるメディアが欲しい。

今回の騒動でいっそう心をいためたであろう夫の闘病をささえた南場会長ならできるはずだと思うんですけどね。

 

 

 

 

小金持ちのジレンマ

中小や零細企業の社長と時々話をする時がある、そういう時にいつも思う事がある。

数人の従業員でワンマンでやっていて、レクサスあたりに乗れてそのあたりの近所の飲み屋ではいい顔ができる。

こういう社長が会社を大きくできない理由はいくつかあるが、いつも話を聞きながら思ってる事を書いてみようと思う。

他人にまかせれないから人が増えない

わりかし、俺は気合いが入ってるタイプに多いが自分が気に入らないとダメなので仕事を人にまかす事ができない。当然だが1人のキャパは限界があるし。アイデアも限界がある。自分+雑務の形式の会社しか成り立たない。

こういう人の口癖は「いい人材がいない」である。

クローン人間じゃあるまいし、人はみな違う、それを受け入れる度量がないだけ。

自分の考えも理解してくれないけど、自分じゃ思いつかない事も思いついてくれるかもしれない、自分じゃ苦手なタイプの人ともコミュニケーションを取ってくれるかもしれない。それをイメージできない。

で、気に入らない事はすぐ切れる。それじゃ従業員はやめちゃうよね。

せまい仲間内で価値観を共有してしまう

もっとビッグになりたいと言ってるわりには、小金持ち同士でつるんで価値観を共有する。なので、外注業者とはなしていても自分の専門外の事になると、知り合いのだれだれから聞いた、だれだれがこう言っていた。という話に右往左往する。

外注業者がいやいや仕事をしたら結局その人のためにならないので、そこは自分が何を目的に注文しているのかがブレては意味がない。

目先の損得にとらわれてしょぼいものしか作れない事が多い。

妙に自分の価値観に自信を持っている

お医者さんに多いのだが、お金持ちなのでいろいろなところで持ち上げられ自分の審美眼やセンスに異様に自信を持っている。

教養もあって金にまかせて海外旅行にもけっこう行ってるのでデザインセンスなんかや色にはうるさいなどと言い出す始末。

だいたい、こういう人の家が金がかかっているわりに中途半端な欧州風でくそださかったりする。豪邸拝見で見る、やたら高い物が揃ってるのになんでこんなごちゃごちゃしてるの?ってやつ。

こういうお客さんは知的なアプローチに弱いので、よくSEO屋やへっぽこ情報サイトの広告屋にだまされて小銭をまきあげられている。
個人としてはお金持ちかもしれないが、そもそも企業とはバジェットが違う。

地元の健全なフリーランスや小さなデザイン事務所と仕事をすればいいのにといつも思う。

 

会社は社会資産だという意識がない

株式会社はなぜ法人という個人とは違う「人」を作るのか。個人事業とは違い、たくさの人を雇いたくさんの税金を払い、たくさんの社会保険を納めているのはそれだけで社会をささえてる価値があるのです。

それだけの人の生活をささえているのですから。

そこの価値を見いださずに、とにかく税金を払わずに、従業員は安く使って。自分は飲みに遊びに車にというような小さな価値観の人が多い。

そんな会社の人が続くわけがない。でことあるごとに「仕事覚えたと思ったら、すぐやめるんだよ、ったく最近の若いもんは...」というセリフ。

「ほんとよね〜」なんて言ってくれるのは、あなたが常連の飲み屋のおねえさんだけですよ。

若い子もバカじゃないので、何年か働いたらその会社の伸びしろくらい見えますよね。

それと、そんな事言ってても若い子が変わるわけじゃないので、対象が変わればその適切な対処方を講じるのも経営者の才覚でしょ。時代が変わったならやり方も変えないと。若い子の考え方のほうが合理的で社会全体が右肩上がりでないのなら、伸びしろのない会社で我慢している時間はロスと考えるのは、とても正しいです。

妙に張り合ってしまう

とにかく過小評価がだいきらいなので、やたらと張り合う。同じ業種の少し大きな会社と「うちはほぼ同じだ」と言うのである。

そのたび「ほぼ」って何だよwって思って聞いています。

あきらかに規模も違うし、コンシューマーの認識も違う。同じ土俵に立って話できるものでもないのに、最初にそんな風に言っちゃって引っ込みつかなくなるから途中からなんでも話がおかしくなる。

だって結局は予算が半分だったりするわけだから。

予算が半分だからいいものができないわけでは決してない!

最初のアプローチを間違っていけないのである、予算がなければないでアイデアの出し方があって、責め方が違うのである。

一番間違っているのでは倍の予算と似たようなものを半分の予算で作ろうとする事。

これが、たぶん一番残念な結果になる。

よくあるでしょ?お店の内装なんかで「あ〜あういう風にしたかったんだろうけど予算が足りなかったんだろうな〜」の残念感。

それなら最初から打ち出しのコンクリに中古のテーブルでもシャレた感じにする方法はあるよね?でも最初のアプローチを間違って俺がヨーロッパ行った時の店風にとか言うとそういう事になるんですよね。

そこは俺のこだわりだ!って言っちゃったりしてね。

逆に関心した人

まあ、くさしてばっかりでもあれなんで、すごい人だな〜という人も。

特に大きくする気のない人もいる。業種的もそれ以上の規模は適正でないような会社でである。

そういうところでキチっとした経営をされている社長さんは、すごく腰が低い。

だがある意味恐い。

建築関係の元ヤンの巻き舌の社長よりも全然恐い。

すごく誉めるのがうまい。仕事にきちんと感謝してくれる。

だからと言って、こちらが気になっているところはちゃんと突いてくるし、こうして欲しいというところはきちんと言ってくる。

タフネゴシエーターである。

あと支払いもきちんとしている。ただそれなりの事は求められる。

支払いを人質にようにして仕事を進める社長は、だいたい伸びない。

そして知らないと言いながら、きちんと勘所はおさえている。勉強しているのではない、自分の知らない事を勉強するのではなく、どこがこの仕事の大事なポイントかがわかっていて、自分がどこに関わるべきかがわかっている。

緊張感があるが、こういう人とたくさん仕事をしたいと思わせてくれる。

例外なく、こういう会社にいくと社員さんもきちんとしている。

 

最後に

まあ、半分愚痴のようなものもあるが

私は小金持ちくらいが一番幸せにそうに見えるので、それはそれで正直にやればいいのにな〜と思うんですよ。

出入りの業者さんに「うちは小さいからあそこみたいな予算がだせないけど、ゲリラ的な面白いアイデアない?」てな事聞くといいと思いますよ。

 

まっすぐな人が自分から胸を開いての俺も昔悪かった話は同世代から見ても違うと思うぞ

西ノ宮市長の事が少し話題になった、この批判に対するまっすぐな返し、まっすぐすぎて全然わかってないのが、余計痛々しい。

http://xdl.jp/diary/?date=20161219

いい人や熱いスピリッツをくさすつもりはないよ。
本人体育会系の人間だったので、十分理解できます。

この市長は、そのあたりのへっぽこ議員よりは十分期待しています。いい人そうだし。

いい人大事!

ただ、そのまっすぐなオレオレな思いは、今の子供のおかれている状況を単純に自分の時代に照らし合わそうとすると間違いなく見誤ると思います。
もちろん昔となんら変わらない部分もあります。

子供だけが変わったのではなく、大人と社会が変わったのではないでしょうか?

スピードアップと効率化やデフレとソーシャルが生む未来への閉塞感を私たちは幸いにも呑気に知らずにゆったりとした時代を(今から思えば)過ごしてきました。
ただでさえ多感な思春期にそれに対峙するストレスを私たちは、もう大人なので理解できません。 せまい世界で大人は楽しいものだと思えました。
事実その頃の大人は楽しそうでした、早く大人になりたいと思いました。

でも今の大人はどうでしょう?

公園で危ないのでボール遊びをしてはいけないと決めてるのも大人です。
運動会で平等にするため順番を付けないような事を決めてるのも大人です。
電車や町中でマナーが悪いのは大人のほうが多いのです。
タバコで言えば、町中でタバコ吸ってポイ捨てしてるのは圧倒的にオッサン。
後の事考えずに年金行政破綻させてるのも大人です。

現実としてバカな大人に対峙している子供たちに「俺も昔はバカやったぜ」というシンプルな思春期のこじらせ方で共感をイメージするのは、僕の中では違うんです。 こういういい人って、だいたいそういう複雑な背景への配慮が足らないんですよね。

なんだろう熱く真っ直ぐに間違っている人って、悪いと思ってウソついている人よりやっかいですよね。オーガニックフーズ好きとか..

どんどん情報のスピードが上がっていって、時間がなくなり。
ソーシャルやネットに自分の過去が残され、半ば監視社会になっている
そんな世の中にしたのは大人です。

受験も就職もどんどん前倒しで、充実した生活が良いと、すき間のない生活が良い。

やり甲斐や生きがいをもってない人生はくそだ!という雰囲気にしたのも大人。
そうして生活の余裕をどんどんなくして消費のスピードをあげておいて、俺も昔はバカやったぜ!おまえらも若いんだから少しは回り道したったっていいんだぜ!という人は、はっきり言って無神経だと思うんだよね。

 

同世代ながら、こういう人が多いことを今の若い子に謝りたい気分だ。

もちろん地方により差があり、まだそういうところもあるかもしれません。

ただ、この市長がいる住宅地のようなところでは、おっさんが昔のバカ自慢とかしてるのを寒いと感じてる子が多いはずです。

アンケートの事を書いてますが。

そういう残るところでは面と向かって言わないんですよね。そんな事すると、バカなヤツってソーシャルでさらされるからね。だからサブアカが必要なんです。

たぶんこの女子の意見とほぼ同じ。

 

今の方が昔より建前と村社会が進んでいるんです

個性や個人の資質を伸ばすという教育を目指して皮肉な話です。
たとえば今の小学校はジェンダー差別をなくすために、名前でなく名字で呼びましょうというところが多くあります。ただ、幼稚園の頃から名前で呼んだのに今更へんですよね?当人達がそんな差別意識してないのに。
なので、先生の前で名字で呼び、放課後は名前で呼ぶと言う使い分けを子供達は勝手に覚えます。

子供達はネットで匿名で言ってますよね、子供におまえら!って言う前に、おっさん達の同世代のヤツなんとかしろよ!ってね。

尾崎豊の世界をつぶしたのは、他ならぬ大人なんですよね。

ま、俺は昔から尾崎豊は理解できんかったけどね。

なぜか校舎の窓ガラスなんて割ったことないような教室で一番前に座っていたようなヤツが「うぉー尾崎わかるぜー」ってジージャン着て言ってるのが気持ち悪いので。

尾崎さんのミュージシャンとして才能は認めますよ。

なので、たまたまこれを呼んでおっさんの同世代がいたなら、呼びかけたい。
今の若いもんは!なんて言わないで、今時の同世代のオッサンをどうにかするようにまず心がけましょうぞ!

高額がん免疫治療薬「オプジーボ」、50%の緊急値下げを中医協了承

最近は、そのへんの兄ちゃんが書いたキュレーションのニュースサイトが多い。バズプラスニュースも、その一つだがこんな記事が掲載された。
すごく拡散されて、数字だけが一人歩きしている。
まるで癌患者が日本の保険制度を疲弊させているような批判だ

【衝撃】ガン治療の革命的な特効薬ニボルマブ / 高額すぎて年間3500万円の医療費 → 総額の95%以上を国民が負担
http://buzz-plus.com/article/2016/03/16/nivolumab/

無知を煽って、誇張を越しセンセーショナルにバズる事だけを狙った、このような記事は許し難い。
つっこむところが多すぎて、キリがないが、まず「ニボルマブ」(オプジーボ)について、まず免疫チェックポイント阻害剤は、ガン治療の特効薬などではありません。

小学生か!

上記の内容を見ればわかりますし、アメリカの臨床の結果でも

・14.5%の人が3ヶ月以内に腫瘍が縮小した
・26%の人が症状が進行せず安定した

という程度です。画期的だという事は変わりませんが。

5%以下の自己負担ってのは、どこから出てきたんだ?
高額であるのは本当だが、一般的に保険適用されても3割負担程度のはず
金額も盛りすぎ、体重が60kgの人の場合、1回で必要な量は「180mg」で「約120万円」くらいが概算でも妥当な数字。
それが保険適用で36万くらいになる。
月一回として、確かに1000万くらいが保険負担になるかもしれない。

ただし自己負担を年間500万近く負担できる人に限られ、現在は保険は「難治性非小細胞肺がんの人」に限られるため、どうやったら年間10万人も適用されるようになるのか疑問だ。

この記事に記名もなければ、記事に出ている日本赤十字社医療センター化学療法科部長の國頭英夫のオフィシャルな記事もない。
ほんとうにこんな事を言ったのだろうか?
もしそうなら残念きわまりない。

まるで癌患者が日本の保険制度を疲弊させているような批判だ。
そこを批判するのではなく、先進国のバイベンチャー金融商品に組み込んでファンド化し、開発された時点で高額の回収が前提となる仕組みを批判すべきでは?
しかもアメリカなどは、多くの豪腕の弁護士を多額で雇い、そのパテントを伸ばすロビー活動を全世界で展開している。

TPPで、米や農作物なんかより、こちらのほうが全然深刻な問題だが、全然報道しないマスコミはスポンサーのがらみか?

もちろん、医療従事者や薬品開発に無償を求めるわけではない。
だがリーマンを引き起こしたクレジットデフォルトスワップやらバイオやゲノムを金融商品にするだけは、やめてもらえないだろうか?
それこそが天に唾はく行為だと思う。

それに医療費を削減するなら、そもそも薬出しても意味のない普通の風邪薬や抗生剤の保険適用をやめれば、いったい年間どれだけの医療費が削減できるだろう。
判断するのはインフルエンザかどうかだけでいい。余計な薬をたくさん出す必要はない。あと、生活保護者への無償医療もね。無償はダメだよね、金を生む錬金術になっちゃうから。

 

 

そもそも保険というのは互助システムなんだから、最近はその基本的な概念もわかってない人が多い。今一度近大社会の基本の保険制度の意味を見直して欲しい。

 

その後いろいろ調べていると、そもそもの概算が間違いであると言っている記事をいろいろみかけたのでまとめてみる。

現在オプシーボが月額290万円とされる効果な理由は、患者数が少ない症例の「悪性黒色腫」の治療薬として承認されたものだからだそうだ。

薬価は原価を計算する際に作る工程が複雑であれば高くなるが、さらに適用される患者が少ないと当然1つあたりの単価が高くなってしまう。

これが「悪性黒色腫」に「肺がん」が加わった事で、対象者が年間500人程度からいっきに10倍の5万人に一気に増えたのである。
しかしこの薬価は年間500人程度の時に出された薬価であって、想定患者数が増えた場合、薬価はみなおされるそうである。

だとすると、そもそもの概算に意味が無い。

有識者の予想では最大50%以上の値下げが予想され、また単純に量産されれば安くできることもあるので、さらに価格がさがる可能性もあるらしい。

ただこれでも書いたように、老人の治癒の見込みのない延命の治療に体に負担の大きい抗がん剤を使うのは私は否定的です。

もちろん、それでも保険の多額の費用を使う事にはかわりないが、もともと保険とは互助システムなので、それが安心できる国の仕組みとしてあたりまえだと思う。

それよりも、風邪に無意味は薬を出したり、お年寄りに腰に電気を当てるような疑似医療行為に保険を使うことをやめればいったい年間いくらの保険費用が浮くだろう。

ほんとうに考えて欲しい。

 

そして、2016/11/16日付けの記事で、予想通り

オプシーボの50%の値下げが発表された。

さらに適用がすすめば、さらなる値下げも検討されるだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161116-00050011-yomidr-sctch

情報は、出展を確認してから読まないといけない時代ですね。

ロキソニンの副作用に関してニュースをリテラシーのない人が拡散した結果

ロキソニン」重大な副作用に…腸閉塞など
http://www.huffingtonpost.jp/2016/03/23/loxonin-side-effect_n_9537170.html

というYahoonニュースに転載されたニュースに大きな反応があり、現在は影響を考慮して削除されている。
直後のたくさん見られた転載記事の多くもあらかた削除されている。
だが、この流れを見ずに1次情報だけを見かけた人が

衝撃→ロキソニン→やばい!

という内容をブログで拡散する記事をよく見かける。
ひどいものは死亡率50%とか書いてあります。
これは完全にあとで大恥かくデマに踊られるパターン。
ま、そんな事も気にしてないか?アクセスかせぐだけのキャッチーでセンセーショナルなタイトルであればなんでもいいんだもんね。こういう記事の多くは言い切り型のタイトルだね。

 

話の流れはこう


ロキソニンに効果に関して、厚労省からの出向者が多いPMDA(医薬品医療機器総合機構、通称パンダ)が「重大な副作用」を追加。
症例は年間の推定使用患者数(延べ数)は4,500 万人~4,900 万人で3年で6人という事。
確立は1億分の1以下しかも死亡事例はなし。

ただ、ロキソニンと因果関係がある場合、厚労省の専門用語である「重大な副作用」として確立が低くても追記しなければならない。
書かなければ隠匿になってしまう。

この人数や、確立を度外視して
「非常に低い確率だが重大な副作用がでる場合があり、医師や薬剤師の指導のもと処方するように」

ロキソニンは重大な副作用がでる」

ロキソニン、副作用、死ぬ」


 

になっていったわけである。

もう中学生の噂話レベルですね、聞いた事ないですか話をどんどん盛っていくこんな感じ。

あの先輩はケンカで3人相手に勝ったらしい

あの先輩はケンカで5人を10秒で片付けたらしい

あの先輩はケンカで10人を片手で一瞬で片付けたらしい

最近はセンセーショナルタイトルをつけたいために、こんな感じのニュースが医療においても巷にあふれています。

副作用のない薬はないし、そのために医師や薬剤師がいるわけで、現代医学がない江戸時代以前は人はころころ死んでいたわけです。
多くの副作用はコントロールできる範囲であり、そのリスクを考えみても使うメリットがあるわけです。薬は飲み過ぎや、過剰な摂取は良くないけど、それはロキソニンに限りません。
栄養ドリンクでも毎日飲んでれば体に悪い。

また医療否定派の人は

自然→安全
薬→危険

のような論理展開をしますが、自然界にどうしょうもない毒はたくさんあり。ヒ素だって水銀だって自然界に存在するものです。

最近のメディアの報道が、こういう事をきちんと裏付けせずにバズニュースのように
情報を上っ面をなめるものが多いのにはとても閉口します。

その情報を、インチキ自然食品を売りたい人とかが利用するのも目に余ります。
厚労省の陰謀や製薬会社の陰謀も存在するかもしれません、でもネットニュースの個人ブログの情報を丸呑みするのもどうかと思いますよ。

医師のなかにはダメな人もいるかもしれません。

でも看板上げて医師をしている人より、ネットの第三者の情報のほうが信用できると思うなら、あなたはどうかしています。

横暴にふりかざす正義は、とてもあぶないと感じるのです。たばこ1箱の価格を1000円以上に引き上げるよう申し入れたそうだ

官房長官と会い、2020年の東京五輪パラリンピックに向けた受動喫煙防止対策として、たばこ税の増税により、たばこ1箱の価格を1000円以上に引き上げるよう申し入れた。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102500657&g=pol

 

ということだが、愛煙家のまとまりがなく団体などもないし、JTは財務省所管の特殊会社なので、逆らえるわけもなく。

いつものごとく打ち出の小槌のように税金をあげようとしてる。

でも、今回の言い方で

五輪からめるの関係なくね?

その時に町をきれいにするためだそうだ、こんな事言い出したらなんでもできちゃうよね。

実は過去にもそういう例はいくつもあって、大阪で花博といういまひとついけてない万博が開催される時に、町の路上生活者を公園や川縁からいっせいに整理しました。

ある意味町がきれいになったわけですが、普段からやればいいのに大義名分がないとできないのは、なんか違う気がするし、大義名分があると一気に認める民意や行政もへんな気がする。

 

あ、これ東京でもやるかもね、新宿とか..

 

たばこは癌の原因になるのか?可能性は高いですし、肺がんに関しては確かに一因となる可能性があげられています。否定派もいますが、統計から見て本当でしょう。

ただ都会に住んでいる私たちが排ガスの中で生きているのに、たばこが原因だけとは限りませんね。

都会に住むのも含めて、たばこを吸うのも個人の嗜好品のように思うんです。

社会で追い詰める事はないように思うんですよね。

社会の医療費を削除するなら、老人が電気当てたり、どこそこが痛いというのに病院で保険治療させて大量のビタミン薬を出すのをやめさせたほうが何倍も浮くんでは?

 

ずいぶん前にやめましたら、もう吸いたいとは思いません。

でも仕事でへとへとになった深夜にシングルモルトウイスキーを飲みながら、バーテンでくだらない話をしながら燻らすタバコは絶対的に美味しいのです。

いつの世も不健康で背徳な香りのするものは、健康な時ほど美味しものです。

病気になってから、あれもこれもやめておけば良かったと思いますが、その時その時は自分で選択してやっていたもので、そういう事を考えるのはやめようと思いました。

体にいいかわるいか、量の影響を考えずにつきつめてはいけません。

つまり数ピコグラムの着色料や、保存料、ステビアやニコチンよりも少しのストレスのほうが全然体には悪い事もあるのです。そもそも数ピコグラムの着色料をデトックスできないのならキノコや野菜の毒性でもやられてしまいます。

たばこを老衰まで吸い続けた人もいるのです。しかも、今老人の人は若い頃に吸っていた煙草はフィルターも入っていません。

良いと啓蒙する必要はありませんが、何事も正しいと信じて一方の主張の逃げ場がないくらい追い詰めるのは大人げないと思うんですよね。

いまさら吸おうとは思いませんが、かつては世界中に映画でたばこを喧伝し、たばこ会社のスポンサーとロビー活動で財を成したアメリカ社会がヒステリックに受動喫煙を訴える姿は滑稽です。いったいどれだけの映画にマルボローが出てくることやら。

よくいますよね、舌の根も乾かないうちに人の意見で主張を変えて、それを人に押しつける人。今の自分ができているかどうかわかりませんが、どうも今大人に徳がないように思うのです。

ネットやソーシャルで嗜好をセレクトし、友達をフィルタリングすることで逆に世間がせまくなってしまわないように気をつけないといけませんね。

今のネットの批判を見ても、逃げ場がないくらい追い詰める事をやってしまう。

横暴にふりかざす正義は、とてもあぶないと感じるのです。