添加物や農薬はダメなのに大麻は無毒だというナチュラリストの矛盾

大麻ファーム

永山絢斗の逮捕など芸能人が逮捕される大麻所持だが、海外での合法化が引き金になっている事は否めないと思う。

不思議なのは、ナチュラリスト系の人たちが、添加物や農薬は毛嫌いするのに、大麻は無毒だと主張している人が多いことだ。吸えば、脳に直接影響を及ぼすものが体に悪くないなんてよく言い切れるもんだ。

大麻は無毒である」という主張、それは一般的な科学的合意とは異なります。大麻は、その主要な活性成分であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)によって特徴づけられますがTHCは、脳の神経受容体に結合することで心理活性効果を引き起こすことが知られています。

大麻の使用には、一部の人々にとって肯定的な効果があると主張されることもありますが、同時に多くの科学的研究が、大麻の使用には潜在的な健康リスクが存在することを示しています。例えば、大麻の定期的な使用は、認知機能や学習能力の低下、精神疾患の発症リスクの増加、依存症の可能性の増加などの問題を引き起こす可能性があります。

さらに、大麻の無毒性を主張することは、その他の成分や製品の品質に関する懸念を無視してしまうことにもつながります。大麻製品にはTHC以外にも多くの化学成分が含まれており、これらの成分によって健康への影響が及ぶ可能性があります。また、大麻製品の製造過程や貯蔵条件によっても品質が変わることがあります。

科学的な見地から言えば、大麻の使用は無毒ではなく、個々の健康状態や使用パターンによってリスクが異なる可能性があります。そのため、大麻の使用に関する決定をする際には、科学的な情報を基にした客観的な判断を行うことが重要です。

これに関しては、まだわからないというのが今の状態です。違法だったものを継続的に使用した経験値はあるはずないですからね。

また、合法化した国のほとんどがハードドラッグの蔓延を防ぐために大麻を合法化した側面が否めないので、決して良いモノだからではないはずです。

 

 

 

 

大麻は良いモノと主張する貧困ビジネス

おもに医療大麻と普通の大麻を混在して語る人が多いですが、一部の国や地域では、医療大麻の使用が合法化されており、慢性的な疼痛やてんかん、特定の疾患や症状の管理に役立つ可能性があるということです。はっきりと他の薬に比べて役立つと決まったわけではありません。
また高揚感や幻覚作用を引き起こすTHCは、薬として必要ない場合は含有されていないものも多くあります。

大麻に関するミスリードや誤解で一部の人々は、大麻の使用によって健康に良い影響があると主張してきましたが、科学的なエビデンスはありません。医療大麻については、特定の疾患や症状の管理に役立つ可能性があるとされていますが、医療専門家の指導のもとで使用されるべきです。睡眠薬と同じですね、乱用すればおかしな事になるのは当然です。

そして主にアメリカの例を出す場合は多いのですが、まずアメリカの貧困層医療保険がない人が多く、一般的な薬よりも大麻のほうが安いという現実があり、これにカンナビスビジネスをしたい人たちの喧伝が合わさり貧困層からさらにお金をすいあげるビジネスができあがります。

投資対象になってしまった大麻ビジネス

Dr.Dreなどとスーパーボウルのハーフタイムショーに出たSnoop Doggスヌープ・ドッグ)は、2015年にマリファナ産業専門の投資ファンドで47億円を調達し今や屈指の大麻ファームのオーナーです。さすがにハーフタイムショーで吸ってはいませんでしたね、出演がきまった時にやるんじゃないかと裏話題になりましたね。

他にもヒップホップのハノイ、カントリーのレジェンドであるウィリー・ネルソン、ベン・ハーパーなどのミュージシャンがビジネスの投資しています。

これは、芸術でビジネスに結びつけ社会貢献につなげるという大義のもと、ビジネストレンドになってしまったのが原因でしょう。

カナダやアメリカの多くの州で、合法化が増えていっきに市場が大きくなるとわかれば、投資の金があつまるのがアメリカです。

がっつり商売でやってるのに、日本のナチュラリストも「体にいいから」という理由で違法に反対してる人見るとお花畑で頭が痛くなります。

日常で大麻吸う人増えて大丈夫?なわけないよね

もちろん、合法化された多くの国でも酒と合わせて大麻を使用しての運転は禁止だ。でも禁止したら飲酒運転なくなります?

コロラド州では、大麻の大幅な規制緩和後、大麻関連の交通事故が増加したとの研究結果があります。このあたりは、これから数年で結果に注視するところですが、飲酒運転しかり推して知るべしだと思います。自分たちが横断歩道を渡ろうとしてる時に、運転手がとろーんとした表情をしてる事を考えてみてください。恐ろしいですね。

このあたりの法整備の話もしないで、大麻を解禁を唱えてる人たちは移住すればいいでしょう。正直解禁している国は、まだハードドラッグの蔓延は日本の比じゃないのでゲートウェイドラッグにならないと豪語している方でのめり込んで帰れなくなる人やつかまる人になると思いますよ。売り手はビジネスなので単価はあげたいわけですから。

つかまったDJの人の話では、ある日パーティーにいったら大麻の新しい吸い方でアメリカで流行ってるからと言われすでに酩酊していたので、判断力もなくスピードをやってしまい、戻れなくなってしまうなどというのがパターンですね。そこにいる全員がやっていると、大丈夫な気になってしまう弱さが人生を滅ぼします。

大麻は大丈夫なんじゃないよ、大丈夫かどうかはわからない状態

なにしろ違法なものだったので、永続的に臨床研究もしていないし、これから結果は出てくる状態なんで、否定的な結果が出ていないので健康に害がないっていってるのが間違い。

抗がん剤やワクチン否定派にも多いが、リスクや害の具体的な数字を出して「ほら、こんなにヤバイ」と言いますが、それすら出ていなくて、まだよくわからないけど、脳に直接影響を及ぼす成分を健康にいいと言い切る事に恐さを感じないのが恐ろしいです。

これは、電子タバコにも言えますね。フレーバーって言ってますけど、化学薬品ですからね。

なにかをリスクを言わずに「良い」と言い切る事の恐さ、そして本人達が信じてしまう事の恐さ。アメリカではね〜、と言ってる人がおまえずって日本にしかいねえじゃねえかという人が自動翻訳で駆逐される日も近いですかね?

 

 

先進国はほとんどが死刑廃止しているというチェリーピッキングな論調


日本の左向きの方や法曹界の一部の人たちが死刑廃止を訴えている。
その主張の中でしばしば用いられるのが、世界の多くが死刑を廃止もしくは事実上執行していないという主張である。
ざっと死刑廃止している国をあげると、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、ポルトガルと、ヨーロッパはほぼ廃止である。
アジアやアフリカは残っているところも多い。南米、北米もアメリカ以外は事実上ほとんど実行されていない。
これをもとに、G7で残っているのは日本だけで信じられないという主張である。
つまり西側の先進国としては、かくも野蛮なシステムを残しているという主張である。
ただ、この主張にはきれいにトリミングされた情報をもとに主張されていて、都合の悪い情報をどっさり棚上げしている。

いや、まず逮捕の現場で射殺してるよね?

大きなトリミングは、まずはこの情報。日本の警察は現場で射殺することはほとんどない。いったん捕まえてから、時間をかけて慎重に調べたり裁判したあと決定するわけです。
では先の先進国?はどうでしょう。もちろん相手も銃を持っている前提がありますが
発表されて調べられるものだけですが

2020年 アメリカ 946人
2017年 カナダ 36人
2018年 フランス 26人
2018年ドイツ 11人
2019人 イギリス 3人

つまり死刑はないが凶悪犯や抵抗した場合、現場の判断でそこで射殺をしているわけです。
これは死刑廃止なんでしょうか?summary execution(簡易処刑)は良くて死刑はダメなんでしょうか?
というか、日本の現場で射殺しろって事?
日本で射殺されたのは、ここ10年でたった1人である。
アメリカに至っては月に80人ほど射殺しているので、いちいち全国版のニュースにもなりません。

 

 

 

国法の話してるけど、軍法あるよね?

まず、国家が人を殺すことを悪としているが、このほとんどの国は軍を持ち軍法がある。
非常時はベーシックルールに軍法を優先し、いろんな事がOKになるんです。軍に従事して守ったり攻めたりした時に行った事は殺人ではなくなります。
もちろん軍法会議での審判もあり殺人になる場合もあります。
日本はうわべだけで軍を持たないので、当然軍法をもっていません。
この話をすると当然左向きの人は戦争反対、軍はいらない人が多いのでより拒否反応を示します。
でも、軍を持つ国の軍の人がよその国のスパイが軍備を調べているのを見つければ場合により射殺します。
それは殺人でも死刑でもないのです。軍法の範囲なんです。

死刑を廃止していない国は野蛮だという主張は、この2点をきれにトリミングして主張することでまったく説得力を持ちません。
また、アメリカのように禁固200年のような、死ぬまで刑務所確定もありません。
かなりの犯罪をおかした犯人でも最終的に出所される事もあります。

この主張が本当の意味での終身刑と、海外での現場射殺の件をいつも置いておいて野蛮だの遅れていると主張するのはどうなのかと思います。
自分の主張をするときに、チェリーピッキングしては相手を納得させるのは難しいですね。

この矛盾に答えを出さないと死刑廃止論は弱いと思います。戦争反対と同じで、軍を持つべきだと言っている人も戦争はしたくないと思っているのに、戦争をしたい人だと一方的な主張で対立構造にしか持って行けない議論の浅さが今のリベラルの弱さなんだと思う。

孤独のグルメの久住先生が、報酬・校正なしのインタビューは断る賛否は認識のずれを感じる


久住昌之先生のツイッターに賛否が集まっているわけだが、ことの経緯は新聞者が先生へのインタビューを「今回は無償で」「報酬と著者校正はございません」という、テンプレで申し込みがあったものを断った事をtwitterでつぶやいた事がバズった。 

news.yahoo.co.jp

これに記者側の意見で、もともと記者側の立場の書き込みが

  • 取材相手の迎合を生む恐れ
  • 編集権を担保するため、取材相手に見せない
  • 金銭の介在により、真実性が歪みかねないので取材は無報酬が原則

などの理由なのだ、と意見を述べた。 宣伝してやるから、という記者はいないと思うという補足などを書き込み記者もいる。

他の方も多くは、金銭の介在で公正さに疑義が生じるという点を指摘している方が多い。 先生は特に金銭より編集権のほうが気になっているようにその後の意見で感じられます。

ん?事件記事と話題記事で同じルール?

上記の金銭の介在で公正さに疑義などは、事件記事や政治記事ならよくわかる。金銭の発生で特定の対象に不利に発言したり、金銭目的で事実をまげてまで話題性を作ろうとする事があるかもしれない。 取材対象の問題をあげたり、事件を真実を突き詰める記事などでは確かにこのルールは適用されるべきなのはよく理解できる。 ましてや記事により、対象に不利な内容を糾弾するようなものはその疑義を金銭で左右されてはいけない。

ただ、今回のような文化記事や芸能記事も同じルールなの? 

 

 

 

そもそも宣伝ツールがマスコミだけだった時代とスタンス立場違うくね?

これは新聞者などが昔の大マスコミの幻影を持ち続けてる証拠なのだろう。特に役員の団塊の世代の人たち。そもそも文化記事や芸能記事も昔は「宣伝してやる」前提で、お互いのメリットでなりたっていたのだと思う。世間に広く認知や告知をするメソッドが大マスコミが圧倒的に独占市場だったからだ。

ただ現在告知のツールはSNSYoutubeを含めて多様にある、新聞というメディアが役割として大きな位置ではなくったのに、当の記者や新聞者達は私たちはこういう崇高な理由のルールなので従ってもらわないと困る。という上からの態度なのがずれているのである。 単純に「あ、それならいいです」と言われているだけの話。

公正性も編集権も真実のためにと言われてもね。

twitterでもウェブでもYoutubeでもなんでも「孤独のグルメ」の周知は広めれるし、すでにかなり周知されている。そういう所への取材はむしろ新聞者が自分のところのコンテンツを充実させるために取材すると言っても過言ではない。この自分たちの立ち位置を客観的に見れていないのが、問題だと思う。 すべての業界に言える事かもしれない。 

特に日本語は「てにおは」で文章の意味や、感じ方が変わる久住先生は原作の人なので、言葉を大切にしているので編集権限は気にするだろう。新聞は自分のイデオロギーのために事実を恣意を含むニュアンスで変えてきたことがあったと私は思う。 おそらく、それは文化や芸能の記事にもあったんだろう。それが、今まではパワーバランスで我慢することが前提だったのが、力が落ちたので不満が顕在化しただけなんだと思う。

なにがヤバイかというと、このルールの善悪について語っていて、新聞者がマイナーメディアになっている事を問題として認識しているように思えない。 そもそもマイナーなメディアや媒体は、ずっと前からこういう取材の断りは受けていたんだと思う。

当の新聞者が申し込む人が、自分の立ち位置とスケール感をわかっていないだけで、それがとても恐い。

今回の事は「大新聞を取材を断るなんて」という奢りが見える気がしてしょうがない。

経皮毒?経皮吸収?雰囲気科学が広まる日本

まず経皮毒、経皮吸収というのは、シャンプーや石鹸から化学成分が体内に入るという噂です。見慣れない漢字を使うので化学のように思うかもしれませんが、まったく科学的に証明されていません。
都市伝説のように広まった話では、妊婦さんが出産した際に『羊水からシャンプーの匂いがした』という話が学校の怪談のように広まっています。ですが、大元はどこの?だれが?はもちろん特定できません。
はては免疫疾患にまで影響するなどと言う始末。
いままでのものを否定するには、なにか新しい目論見があると思ってもいいかもしれません。

界面活性剤否定説

これは、ある薬学博士が発表した書籍で界面活性剤に入っている化学物質、ロピレングリコールやラウリル硫酸ナトリウムなどは皮膚から体内に侵入しアトピーやアレルギーの原因になるかもしれないと説をとなえているのが、論拠の1つとされています。
ここで1つ引っかかる事があります、なぜ書籍なのでしょう?学説をとなえるのは、とんでもも含めて様々な論が唱えられます。その中で同じ医師や薬学の分野で広く共感を得てエビデンスを得たものが私たちの標準医療に反映されます。この論が医学業界で旋風を起こしたなら、もっとコクランなどで評価され取り上げられているはずです。
こう言うのは、しばしばとんでも医師が業界で相手されないエッジの効いた説を出版社が引きが強そうなショッキングな内容をユニークとして出版に引っ張り出す事です。もう確信犯でやっている出版社も多いと思います。
まず、とんでも化学のパターンとして微妙に成分を言い換えると量を無視するです。
まず、よく語られるラウリル硫酸ナトリウムがあります。これは炎症を引き起こす原因で、たしかに多くの量を皮膚に直接塗布したりすれば良くないものです。まず、成分は今は使われておらずラウレス硫酸ナトリウムという皮膚刺激性の低いものに変更されています。しかも、シャンプーの98%は水分です。
そしてみなさんはシャンプーを2時間とかしますかね?せいぜい長い人で数分ですね。それであれば問題ないはずです。
でも少しでも体に悪いものは入ってないほうが?と思うかもしれません。大抵のとんでも説はこの心理を突いています。
なんのために入れるのか?界面活性剤は、「親水性」「親油性」を持つこれが最大のメリットです。「浸透作用」「乳化作用」という作用で、油になじみ落とす事が可能になります。洗剤の場合は繊維の中に入りやすくなります。
その他の防腐剤として入っているものも、みなさんはシャンプーを冷蔵庫に入れていますか?浴室に常温で置いてますよね?臭ってきますか?まったく無添加のシャンプーを夏場の浴室においておいたら、それは臭ってくるかもしれません。
それのほうがよほど毒だと思うんですけどね。

 

 

 

内臓にまで行く?

羊水からシャンプーは、冷静に考えればむちゃくちゃな話です。まず、頭に数分付着したものが内臓にまでかなりの濃度で達するのであれば、内臓より真っ先に脳がやられるはずです。
頭蓋骨は密閉されているわけではありません。割れ目があります。界面活性剤は、油に馴染みますので頭皮から入るのであれば、油脂の一種である細胞膜を乳化してどんどん脳を破壊していってしまいます。
浸透だけでなく、しまいには発がん性まで言い出す始末。
多くの疑似科学が、発がん性を言い出す時の矛盾が「何の癌なのか?」はぼかすところです。癌は様々な癌で原因も治療方もまったく違います。同じ癌というくくりにするのが疑問なくらいに違います。怖さを演出するキラーコンテンツとして、いつも登場しますが、まるで原因がわかっているかのようです。
発生のメカニズムが全部解明されていなからこそ、まだ根治治療が全ての癌で当てはまらないのです。
よどみない説明には嘘があるのです。その証拠にそこへの言及はおそらくあっさりと過ぎて次の話へ移るはずです。
オーガニックや自然体験でかまどの灰などから、石鹸を作る体験や、昔ながらの石鹸でナチュラルで売っているような石鹸をありがたがって買う人もいますが、灰汁の炭酸カリウムと油脂で化学反応して出来た界面活性剤です。不純物が多いので、色が均一でないだけで体に良さそうと言ってのは単なるイメージです。白くない砂糖が体にいいみたいな。

大企業=悪のイメージ

こういった主張の多くが明言をさけているが大企業は悪いのがわかっているが利益のために、厚生労働省も巻き込み消費者をだましているというものです。
こういう事を言う人の多くが、最終的には自分のところで売っている高級シャンプーにはそういうものはないと言い出します。
利益のために本当の事を隠しているのはどっちなんでしょう?
一般的には大企業の商品は、より多くの監視の目が注がれています。逆に新しい成分などは取り入れるのは遅れるでしょう。化粧品材料として認可を受けたモノしか使えません。安全性を再検討する法整備を含めたシステムが機能しています。
頭皮が荒れた時にも、そういった人がシャンプーを薦める人がいますが値段やノンシリコンが問題でなくタイプも問題の場合がほとんです。もともと油が多いのか、少ないのか?油はとりすぎても良くないので、洗浄力の少ないものに変えるなど頭皮や髪の毛の質も全部違うのにだれでもこれで良くなるほうが信憑性がありません。

 

もう少しみなさんが、日頃助けて頂いている医師免許を持っている人の意見に素直に耳を傾けてみてはどうだろう。

DX(デジタルトランスフォーメーション)にのぞむ企業のしくじりポイント


昨今世の中で声高に叫ばれるDX、コロナでリモート化も強いられ世の中がだいぶ進んだ感はあるが、こと日本の企業にいたってはまだまだ進んでいない所も多く。
団塊の世代の役員でそろそろみんな出社できるなと肩をぐるんぐるん回しているおじさんが多く、どよーんとなっている方も多いことだろう。

世の中に言葉あふれると、自称敏感な経営者達は飲み屋でゴルフ場でビジネス交流会で聞きつけた言葉に興味を持ち始める。
こういうところで情報収集している時点で、もうどうかと思うが・・・。おおかた知ってるふりして切り抜けた後は、会社で翌日自分の会社のIT担当や外注を呼びつけて「あれっとどうなの?」的な質問をぶつけてくる。
あ、ヒアリングとか現状把握とかいろいろ言うけど。
そんなところに呼び出されて話を聞いていると、まず最初の考え方が間違ってると思う事が多いのだが、代理店など入ってるとなかなかズバズバと言えない事もあり、だれが見るわけではないおだが思いつきで書いてみる。
これはたまたまDXだけど、他にも当てはまるよね。

今のこじらせた仕組みをDX化しようとする

DXは、デジタル化ではなく業務改革であり、業務効率化だ。そのツールとしてAIやクラウドなどの今までなかったツールを使う事でやりましょう。と言うことなのに、お客様は神様スタイルが染みついてとにかくこちらの仕組みはこうだからと言う。
外部に話を聞いてもらうのは長年やりつづけてこんがらがった糸をほどいてもらうためだ。ざっと説明すると、説明していている本人もおかしいと気付く人がいる。「あれ、これってこうしたらいいんじゃね?」にコンサルにたくさん予算をつけるわけである。
変えましょうと言うと、なかなか部署間の調節が大変とか、他の部署の部長がだれがそんな事言ってるんだとか、言い出して進まない。それはDXの問題じゃなくてワークフローの問題ですと何度もいいそうになった。
正直その若手社員もわかっていて、恥ずかしそうにしている姿も何度も経験している。
業務のワークフローを見直す気も無いのにトヨタの「カイゼン」を朝礼で話しても意味ないですよ、変わらなきゃいけないのは役員で社員じゃない。

 

 

 

会社の事は俺が一番よくわかっていると思っている

ワンマン社長や役員と下の風邪通しがない会社に多いが、ヒアリングしていると上と下のいうことが全然違うことがある。
ところが、現場の意見をくみ上げて提案を組み立てても「そんなものは必要ない」とか、「無駄だ」「それよりも重要なのはこちら」と一蹴される事がある。
これは、すでに現場を退いている役員や社長がまだ会社ことは俺が一番わかっていると慢心している。時代もそして取引先の時代も変わっているのにである。
自分の子供くらいの世代が社員も取引先もやりとりしているのに、なぜ何も変わっていないと思うのか不思議でしょうがない。
飲み屋のお姉さんにいくら聞いても世代が離れた感覚はわからないですよ、お金払っているからあなたに合わせてくれてるんですよ。

代理店やコンサルの話をありがたく聞くのに社員の話は聞かない

これもよくありますね。こちらの提案や、代理店の提案に得心して「いやー、素晴らしい、さすが」みたいな事を言ってもらった後に細かい詰めで社員さんと話をしているとついつい「何年も前から稟議あげてたんですけどねー」という愚痴が。
たまたまこれは1つ聞きましたが、この会社こういう事は指折り数えて済まないくらいあるんだろうなーと簡単に想像できます。
そういう場合、こちらも一歩構えたり見積もりの少し余分なバッファーを設けたりします。
十中八九こういう人は、言う事がころころ変わるんです。
よくある事例は、たまたま他の交流会で大手IT会社の役員と懇意になり、いろいろ勉強になる話を聞かせてもらったなんて話をしだしたら黄色信号点滅です。
この前の提案された、あの部分の事を相談したらそれは一考すべきだと言われた。あれを提案した根拠を教えて欲しい。なんて言われたら「なるほど、そうだったんですね」なんていいながら、心は折れかけます。
説明してもわからんだろうし、そもそも君の会社の現場からあがってきた要望だよと言いたくなる。しかもパーティーの立ち話で無責任は言いっぱなしと社員と一生懸命練った内容をなぜ同列に考える?しかもなんで相談する?
また相談相手も肩書きはすごいが、もうすっかり現役を退いてそもそも現役だったのはクラウドすらなかった時代の人だったりする。
そういう人に限って無責任な事を言う。

まあ、単なる愚痴になってるが

 

このやり方を変えると負担が大きい

ええもちろんそうです。
やり方を変えるのは負担がかかります。もちろん楽なのは今まで通りやる事です。違う事をするわけですから、変えた当初は戸惑いやトラブル、思っていた通りに行かない事はたくさんあります。
「そういう事をなるべくなくしたいと」いう、とんちみたいな事を言われます。
代理店さんは、のらりくらりと説明しますが、本当はそんな事できるわけないです。
「つまり負担のない改革はあり得ません」
だからトップからやらないとダメなんです。中間管理職が口挟んでぐだぐだになるカイゼンをたくさん見て来ました。
ネットがなかった時が想像できないように、その前はファックスがなかった事が想像できないように、変えるときには新しい事を覚えないとダメなんです。ワークフローを変えて、慣れないとダメなんです。今までのほうがいいという判断に、曇りメガネはかかっていませんか?
マックのDTPが出始めた頃、やはりアナログ入稿に限ると言っていた人たちを沢山見ました。今アナログ入稿は、テクニックとして残っていますがあくまで趣味趣向の世界です。カメラも同じく。
もちろん、全てのカイゼンが正解ではありません。ただ、日々カイゼンする姿勢があるところとないところで数年後は、もうどうしようもないくらい差が付くんです。

 


まずは社長や役員の方々、自分の会社の社員とシステムを見直してみては?
そして平成生まれのデジタルネイティブの意見をじっくり先入観なしに聞いて見てはどうでしょう?

「奈良県立図書情報館」の石原慎太郎氏の追悼図書展示に抜けている大切な事

奈良県立図書情報館が、石原慎太郎の追悼企画として彼の著書と共に、様々な問題発言で物議をおこした話題の関する書籍をともに紹介する展示だ。BuzzFeedの記事で取り上げられている。
水俣病、LGBTQ、障害者、人種、女性などがテーマの書籍が20冊以上、展示されている。
企画担当者は、「(石原氏の)発言で浮き彫りになった論点を考えるため」と説明されている。

 


ただ、個人的にこの企画は石原氏の発言に関して俯瞰で見て様々な角度からとらえた風に見せているが、もともと嫌悪感の部分を出した企画としか思えない。
彼が歯に衣着せぬ発言で物議を醸したのは間違いないし、彼の発言が全て正しいとは全然思わない。
ただ、彼の政治家としての発言は、発信したものがすべて、障害者や女性、外国人などに対する問題発言にまとめられるのは恣意的が過ぎるのではないかと思う。
もしも「知ること、考えることのきっかけになる場として」という、この企画者としての言葉が本当なら、彼の政治家としての発言の中で功績のほうも取り上げるべきだ。

まず匿名でいいのか?

この企画は、著作を並べるだけでなくメッセージを持っている、つまり意見をしているわけだ。ここでの説得力の話をするなら、石原氏は問題発言も含めてすべて、ご自身で本人として発言し表明してきた。
それに対し左の雑誌や新聞も含めて、この企画も施設や新聞者名で個人名は見えて来ない。
攻撃するのはいいけど、されるのはいやなわけだ。
彼は攻撃されても(正しいかどうかは別にして)、自信の発言とみとめ、反論してきた。時に謝罪してきた。
はたして思っている事を自分の発言として言えるのかどうか?まずここに、意見の潔さを感じない。館長が企画を認めたなら、企画者か館長の名前を表記してはどうだろう?

彼の政治家として功績は全然ないの?

この企画の展示を見ると、まるで作家として才能はあったけど、本人はとんだレイシズム容認者だったような印象しか受けない。
かれは、政治家としては権力を掌握し傲慢な差別主義者で君臨していただけだろうか?
彼の発言の中で、とりあげるほどの功績、または社会への問題定義はなかったのだろうか?

 

 

 

1999年日本の首都東京の都知事は記者会見でぶちあげたディーゼル車排ガス規制は、日本の自動車業界を動かした。体に悪影響がある事を国が見過ごしていたものを、都知事が無理矢理動かしてものだ。
ディーゼル車NO作戦」は、当初物流業界に反論も多かったが意に介さなかった。いろいろ業界や規制でがんじがらめで動かない事は、力技で豪腕でなければ動かせないだろう。
その後2003年から周辺3県も同調。最終的に環境省日本自動車工業会も動き、ディーゼル排ガス規制が強化されることが決まった。この動きで石油業界は数千億円の追加投資を行って、軽油の残留硫黄分を欧米よりも低下させた。
この功績で、いったい何人の喘息の子供をなくしただろう。日本の都市に青い空が戻ってきた。
彼の著作にもあるが、是非客観的な他社の評価やディーセルとPM、喘息、公害病の書籍も展示してはどうか?

すべてをあげるわけではないが、東京マラソンもその一つだろう。ボストンやニューヨークのような世界的なイベントを東京でも行うようになり、これだけでインバウンドや世界的なニュースになるイベントも石原氏が2007年に初開催した。
調整型の政治家では、大都市東京の交通を止めるため警察や政治家への説得は彼の豪腕がなければ無理だったのではないか?
おおきな市民マラソンが、都市への影響などへの書籍はどうだろう?

尖閣諸島購入の問題は、彼の対応が正しかったかどうかはわからない。ただ、個人所有のままで個人から中国が買い上げどんどん所有者の中国人が住み始めたらどうなっていただろう?尖閣諸島という言葉を危機感を共有し日本人全員が知るようになったのは、私は意味があると思う。当時の野田内閣が国有にしたほうが、問題をこじらせたと思う。

問題発言とは?どんなもの

「業病のALS」発言に関しては、私も問題だと思うし、彼も後に業病という言葉の使い方を誤った謝罪している。2020年の発言ということは、すでに政治家を引退し87歳の発言である。だから許されるというものではないが、1つの言葉をフォーカスして間違いを正すには、少し違和感を思える。私自身80歳をすぎて、すべて言葉を間違いなく発言できるかどうかはわからない。
「武士道の切腹の際の苦しみを救うための介錯の美徳」に関しては、個人の考え方で今の時代には合わないが彼の生きてきた時代でいうと、そのような意見は正しいかどうかは別にして戦争を体験した87歳のおじいちゃんの意見である。

女性活動家らが「ババア発言事件」として問題にしているのも、左翼メディアがまるで都知事である彼が言ったように喧伝している。
ただ全文を伝えるものはほとんどない。雑誌の対談の話の中で

「これは僕がいってるんじゃなくて、松井孝典がいってるんだけど、“文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものは「ババア」”なんだそうだ。“女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪です”って。男は80、90歳でも生殖能力があるけれど、女は閉経してしまったら子供を生む能力はない。そんな人間が、きんさん・ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害だって…。なるほどとは思うけど、政治家としてはいえないわね(笑い)。まあ、半分は正鵠を射て、半分はブラックユーモアみたいなものだけど、そういう文明ってのは、惑星をあっという間に消滅させてしまうんだよね。」

これをもって、この全文を見ると話の中できわどい会話で遊んでいるだけのように思う。配慮もかけるかもしれないが、本人が悪しき有害なものは「ババア」と言っているのとは随分印象が違う。

その他の戦争、靖国への発言があり、これも左翼メディアが再三とりあげた。
ただ、生きてきた時代を考える必要がある。実際に子供の頃戦後直後を体験し、顔を見知った義理の父や親類などが靖国に埋葬されている人が参拝するのと、戦争の現実感を持たない今のメディアが単に鷹派として発言を切り取り報じるのは背景なしに説明するのは正しいだろうか?。

そもそも靖国のようなナーバスな問題は避けているように思うし、もしいろんな視点というなら靖国のいろんな視点でとらえた書籍を展示することもできたはず。

こういうリベラルにとってタブーな話題は意図的に避けたのか?

全体的な印象は昭和な昔の男である。
ただ、最初から作家+問題発言としてまとめるのは、はたして見識が深いのだろうか?
それはバイアスではないのか?

恣意たっぷりのまとめた展示をなぜかこういう方々は「公平に」とか「いろんな視点で」とか言うのである。

私は図書館は好きである、図書館は街の財産だと思う。
だから、自分がきらいな人にも、きちんと目をむけて欲しいと思う。

zoom飲み会に出なくなった個人的理由

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この年末年始、いつもなら忘年会や新年会にお呼ばれし、ほどよく鯨飲し何回かは事件をやらかす時期である。
コロナで生活が変わりだしてから飲み会もすっかりなくなり、以前から参加していたコミュニティなどは回数を減らしつつもzoom飲み会などのオンラインの飲み会を開催している。この年末もzoomでの忘年会に何回かお呼ばれしている。
もちろん最初のうちは、日々だれかと話をしないと息がつまってくるので軽い気持ちで参加しました。
人というのは生活の中で雑談が大事なんだなーと改めて再認識しました。
仕事でzoomで打ち合わせはしているのだが、もちろん必要な事以外はしゃべらない。
これは実際に合って打ち合わせしてる時は相手も自分も時間を強制されているわけだから、それを不便だと感じる人もいるかもしれないが、実は時間を強制されないのは仕事でもマイナスだと思う。
実際に合ってわざわざ来てもらったから、あんまりあっさり終わるとダメかな?と思うところもある。そこから「最近どうですか?」みたいな話になる。
そこで仕事のヒントをもらう事もよくあるし、なにより実は営業になったりする。
いろいろな話をしているついでに、今は他にもこんな仕事をしていてね、みたいな話になり、
よくそこから「え?だったらこういう事もお願いしていいですか?」という感じで仕事になることも多い、広告出したり営業の電話をかけるよりも雑談はとても効果的な営業だと思う。
もちろん意識しないとダメですけどね。
それ以外のコミュニティは、まったくの雑談である。年齢も性別もバラバラの人とする雑談てなんだか楽しい。何回かzoomでも、飲んで家に帰る手間がないのでいいかも!なんて思った事もあった。
でもなんだが不思議と徐々に参加しなくなった。
その理由を考えて見ると

 

 

 

苦手な奴の話を強制的に聞かないとダメ

最初に断るが、私はそれほど人の好き嫌いはない(個人の感想です)。価値観の違う人でもそういう席ではわりかし楽しく話ができる人だと思う。だが、どうも根本的に好きになれない人がたまにいる。
しゃれにならない嘘をつく人とか、悪意で他人の嘘をゼロから作りそれをしゃべる人など。
なのに、当人に会うと「ひさしぶりー、見たみたすごいじゃーん」などとしゃべれる。
いや、恐っ!って思う。
そういう人は反目になるとまた恐いので、私はそぉーと避けている。

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あの人がキライと公表するわけでもなく、コミュニティではなるべく話しかけない。話しかけられてもそぉーと避ける。その人がいる話の輪に入らない。というふうにしている。
これがリアルなコミュニティだとわりかし簡単にできる。
この写真にように、ゆるーい2次会や、コミュニティオフなんかでは、いくつかの輪ができてそれぞれに話をしてる。その人がいる輪に入らなければいいし、そいつが自分の輪に来ればドリンクや食事を取りに行くふりをして違う輪にスゥーと移籍すればいいんである。

いやっ!zoomとか、大きなひとつの輪じゃん

ところがzoomだと20人いても一つの輪なんである。ゲロゲロ!
みんな同時にしゃべると聞こえないわけで、必然的に2〜3人がしゃべる内容をその他の人が聞く事になる。
なので、必ずその苦手な奴と同じ輪に入る事になる。
そいつのしゃべる事も聞きたくないし、おれにしゃべる事に反応されるのも面倒だ。
わざわざプライベートな時間を割いて、きらいな奴と対峙したくない。
これが、ダメな理由なんだと思う。
一度こういうのを経験して、あーちょっと次も参加するのしんどいなーと思ってしい、そのコミュニティから遠ざかってしまった。また、俺に苦手な奴がまたよくしゃべるんだ・・・
なんか「zoomでひさしぶりですねー」なんて言われて、そこですかざず退出とかさすがにできないじゃんw
一応大人だしw

早くコロナがあけて欲しいと切に願う年末だった。